国内においては前モデルが安すぎたのか高価格化して批判されているGoogle Pixel 8 Proですが以前よりターゲット層が分かりやすく、さらにGoogleの拘りも明確になっています。
詳細は「使ってみて分かった。Pixel 8とPixel 8 Pro。どちらを買うべきか」をご参照下さい。また先日には12月のFeature Dropが配信を開始しており、これでようやくPixel 8 Proがスタートラインに立てたという感じです。
詳細は「まさに神アプデ。Pixel 8 Proが12月のアプデでゲームにカメラを強化」をご参照下さい。さて今回海外サイトがGoogle Pixel 6シリーズから採用されたと言われているティックトック戦略について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
ティックトック戦略を採用。
GoogleはPixel 6以降2年周期でメジャーアップデートを繰り返すティックトック戦略を採用。以前のiPhoneが分かりやすく例えばiPhone 5でメジャーアップデートしてiPhone 5sではマイナーアップデートだけど完成度を高くしてiPhone 6ではまだメジャーアップデート。
今のiPhoneは以前のように名称にSが採用されておらずメジャーアップデートは3年周期との話。そして3年周期の起点となったのがiPhone 12と言われておりiPhone 15でメジャーアップデート。
次はiPhone 18でメジャーアップデートになると予測されていますが実際にどうなるか不明。一方でGoogleに関しては2年周期とされていますが今回海外サイトが否定的なコメント。ざっくり言ってしまえばメジャーアップデートのモデルの完成度があまりにも低いとしています。
Pixel Watchは偶数のターンがいいかも。
ただこれはスマホか周辺アクセサリーでも評価が変わってくる部分で同サイトが痛烈に批判しているのはPixel Watchです。初代の大きな欠点としては電池持ちがかなり悪かったこと。
一方でPixel Watch 2に関してはSoCの刷新により電池持ちも大幅に改善しています。初代からすればPixel Watch 2はしっかりと進化したと見ることも出来ますが同サイトによると初代は製品版というよりはプロトタイプに近いものをそのまま製品化したと痛烈に批判。
Pixel Watch 2ではQualcommの最新のSoCを採用していますが初代に関しては初代Galaxy Watchと同じSoCと逆に古すぎるSoCを採用したことが大きな原因になっているかも。
コストカットの面もあったと思いますが初代の完成度が低過ぎただけでPixel Watch 2が本来は初代として発表されるべきであったと厳し目のコメントをしていることが判明。
スマホ以外でどうなるのか不明ですがPixel Watch 2ではデザインをほぼ変えず電池持ちや処理性能などユーザビリティの改善が中心と言ってしまえばマイナーアップデートなのかも。
そうなるとPixel Watch 3ではメジャーアップデートでPixel Watch 4ではマイナーとPixel Watch 3次第の面もありますがティックトック戦略を採用している可能性もあります。
個人的には大型モデルの追加などに期待していますが基本マイナーアップデートのターンでは考えにくくPixel Watch 3がメジャーアップデートのターンであるなら可能性があるという感じ。
ちなみにPixel Watch 3ではより物理ボタンを減らす方向性であることが特許からも判明。ただもちろん特許に申請されていた技術がすぐに実装されるとは限りませんが可能性もあります。
初代ユーザーからするとPixel Watch 2への買い換えはあまり魅力的な選択肢ではない。ただPixel Watch 2から購入する人にとってはそれなりに魅力的な選択肢になるのかも。
こう考えるとPixel Watch 2はやはりマイナーアップデートでPixel Watch 3で刷新なのかも。
Pixel Foldは偶数のターンが良いかも。
またPixel Watchと同様にPixel Foldもプロトタイプに近い完成度だと痛烈な評価です。GoogleがPixel Foldのデザインに拘った部分として明らかにしているのは開閉とサイズ感です。
少なくとも開発者によるとパスポートを意識したとしており最初のコードネームもパスポートです。そして本体を出来るだけ薄くするために他社の折畳式機種はディスプレイ下にヒンジのコンポーネントを設置する中でPixel Foldは上下部分に設置することで薄型化に成功。
実際に言及していないため何ともですがヒンジのコンポーネントがある部分はおそらくベゼルに。結局ディスプレイがコンポーネント部分に被ってしまうと上下だろうと薄く出来ない可能性がある。
また流体摩擦を採用したヒンジのため本体が180度と完全に開かないのもデメリットです。開かないことに加え他社と比較するとヒンジはかなり硬いと感じる一方で耐久性は低いです。
現時点で2世代目でどうなるのか不明ですが延期を繰り返した機種と考えると完成度はイマイチと評価されても仕方なく別の海外サイトはブラックフライデーの時に$400引きで$1399であれば正当な価格だったとハードの品質を含めると$1799はかなり高いと評価されているのかも。
ヒンジ構造を一から見直してきてベゼル部分や開閉のしやすさを改善してくるのかも現時点で不明。
また折畳式機種は現時点でアプリ側の最適化が不十分ですが最適化前提のハードの設計。Samsungのようにカスタマイズ性を今後もたせてくるのか不明ですがハードにソフトと厳し目の評価をされても仕方ないという感じで2世代目で大きく改善してくるのかもしれません。
ただ先ほどのPixel Watch 2と同じくティックトック戦略を採用しているのであればPixel Fold 2ではデザインの刷新などには期待できず電池持ちの改善や耐久性の改善など。
ユーザビリティの改善が中心でマイナーアップデートに留まる可能性が高いようにも感じます。
Pixelは奇数のターンが良いかも。
そしてメジャーアップデートと捉えるべきなのかマイナーアップデートと捉えるべきなのか難しいところなのがPixel 8シリーズです。先ほどの話とも重複しますがPixel WatchとPixel Foldに関しては偶数のナンバリングを採用している機種を購入した方がいいという感じに。
一方でPixel 6シリーズでメジャーアップデートと考えるとPixel 7シリーズはマイナーでPixel 8シリーズはメジャーアップデートのターンになりますが分かりやすい進化があまりない。
デザインはブラッシュアップされたとはいえ大きな変更はなく強いていうならPixel 8の小型化。そしてPixel 8 Proではマット仕上げにフラットディスプレイの採用という感じでしょうか。
またPixelの大きな特徴といえばカメラですがメインカメラセンサーは従来のGN1が生産終了。そのため消極的な理由からGNVを採用したと言われており超広角はシリーズで刷新した感じですが従来Proモデルでしかマクロ撮影が使えなかったのをシリーズで揃えただけと捉えることもできる。
SoCに関してはパフォーマンスが底上げされたとはいえ劇的という感じではなく発熱は確かに抑制。ただ電池持ちは悪化傾向と微妙なところで分かりやすいメジャーアップデートなのか不明です。
一方でGoogle Tensorで見るとGoogle TensorとGoogle Tensor G2はコードネームからもマイナーアップデートでGoogle Tensor G3とGoogle Tensor G4もコードネームで見ると非常に似ておりコードネームだけで判断するとGoogle Tensorは奇数のタイミングでメジャーアップデートしていることになりそうなると本体のナンバリングが偶数のタイミング。
つまり奇数であるGoogle Tensor G3を搭載して偶数であるPixel 8シリーズはメジャーのタイミングということになりPixel 9シリーズはマイナーアップデートのタイミングに。
そして同サイトによるとスマホも奇数のタイミングで購入した方がいいとコメントしています。特にSoCがメジャーアップデートのタイミングだと安定しておらず発熱や電池持ちが安定せず。
一部情報によるとPixel 10シリーズが搭載するGoogle Tensor G5はTSMC製に切り替え。SoCの品質はSamsung製と比較すれば改善すると思いますがチューニングは別の話になるかも。
となるとPixel 10シリーズは当たりだったらラッキーくらいで本命はPixel 11なのかも。
買い時は分かりやすくなる。
少し前のデータだったと思いますがアメリカ市場でみると人気があるブランドのユーザーこそ端末の買い換えサイクルが早い感じでアメリカで最も買い換えが早いのはiPhoneです。
Googleもここを意識して2年周期のティックトック戦略を採用している可能性があります。また短期間の使用でユーザーが買い換えてくれるのは新製品にそれだけ魅力があると捉えることも。
少なくともGoogleの下取り状況を見るとPixel 7シリーズの時はiPhoneからの買い換え促進。そして発売から3年経過したPixel 4シリーズの買い換え促進という感じでしたがPixel 8でみるとiPhoneユーザーの買い換え促進はもちろんPixel 7シリーズユーザーの買い換え促進。
そのためいかに短期で既存のPixelユーザーの買い換えを促進できるかになってきた印象です。
ただ一方でPixel 8シリーズからはアップデートサポート期間が7年に拡張されたのでユーザーも今まで以上に長く使うことも可能でユーザーとして機種変更のタイミングの見極めが重要。
あとはユーザー次第ですが新機能の追加やデザインが変更されやすいメジャーアップデートのタイミングがいいのか完成度の高さが優先されるマイナーアップデートのタイミングがいいのか。
Googleが国内で下取りも強化してきたのはここ数年の話なので様子見をしつつもユーザー自身で刷新が優先なのか完成度が優先なのか改めて見極めておくのはいいのかもしれない。
まとめ。
今回は海外サイトがティックトック戦略について言及していたので簡単にまとめてみました。スマホは奇数のタイミングでPixel WatchやPixel FoldにPixel Tabletなどは偶数の方が洗練されている可能性が高い可能性があるので機種変更の目安にするのはありだと思います。
何よりPixel FoldやPixel Tabletは今後どの程度の頻度でアップデートされるのか気になる。
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