先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。
一方で米Amazonでは既存のPixelの大幅値引きが行われておりPixel 7に関しても信じらないような魅力的な価格で販売されています。詳細は「米Amazon。Pixel 7を信じられないほどの魅力的な価格で販売中」をご参照下さい。
さて今回2024年のスマホ市場はどんな感じになるのか主観的にまとめたいと思います。
チタンを採用。
もちろん業界にいる人からすればどのような方向に進んでいくのか分かると思います。ただ自分は業界の情報に精通しているわけでもないのであくまでも一般人の予測なのでご了承下さい。
そしてフラッグシップが中心の話になりますが一つ目として筐体にチタンを採用する流れ。AppleがiPhoneで新たに採用した何かは中華メーカーを中心に採用されることが多いです。
そしてiPhoneが採用したことによってその技術などがトレンドになることも地味にあるという感じ。AppleがiPhone 15 Proシリーズでチタンを採用したことで今後Androidにも波及するかも。
また一部AndroidメーカーはiPhone関係なく採用を計画していた可能性がありXiaomi 14 Proはチタンを採用した限定版があることに加え来年登場するGalaxy S24 Ultraも採用との噂。
チタンを採用するメリットとしては耐久性の改善に加え本体の軽量化が分かりやすい例です。現にiPhone 15 Proシリーズは大幅に軽量化しておりGalaxy S24 Ultraも現行モデルよりも大型化すると予測されている一方で本体の重さは現行モデルとほとんど一緒になると予測されています。
ただ機種による部分もありXiaomi 14 Proは通常版より僅かに重くなっている感じです。一方で気になる部分としてはコストの問題でアルミなどと比較すると一般的に高いとの話です。
そのためかiPhone 15 Proはサイドフレーム部分全てでチタンを採用しているわけではなくシャーシ部分はアルミで表面1mm程度をチタンでコーティングしているという感じみたいです。
なのでコストとのバランスをどうとるかはメーカーの考え方によって変わってくると思います。あるリーカーの話になると今年から来年に登場する機種で最低でも3機種は採用しているとの話。
その一つがXiaomi 14 Proの限定版であることが判明したのであと2機種が何になるのか気になる。今後iPhoneを意識してチタンを採用する機種は中華メーカーを中心に増える可能性があり2024年に登場する機種を見れば今後どのメーカーが採用するのかある程度固まるのかもしれません。
バッテリー容量の増加。
次に2つ目としてはバッテリー容量の増加で5000mAh以上に機種が増える可能性あります。海外の有名なリーカーによるとSnapdragon 8 Gen 3搭載かつ大型バッテリー搭載機種に言及。
今後5400mAh/5500mAh/6000mAh/6500mAhなど大型バッテリーを搭載した機種が登場に。おそらくですが5400mAhはvivo X100 Proのことで6500mAhはRedMagic 9 Proのことかも。
Vivo X100 Proで見ると筐体サイズがvivo X90 Pro+とほぼ同じでありながらも700mAhの増加。さらに薄型化しており本体の重量が一緒であることからもバッテリー自体の大きさはほぼ変わらず。
バッテリーのセル密度が強化されることでバッテリーサイズは一緒でもバッテリー容量が改善。そのため以前より大容量のバッテリーを搭載した機種が増える可能性があり電池持ちの改善に。
ここ近年ゲーミングスマホを除いてフラッグシップだと5000mAhをほぼ超えない感じでした。ただ2024年に登場する機種はより大容量のバッテリーを搭載していてもおかしくない可能性。
ちなみにリークに過ぎませんがSamsungもバッテリー密度を改善したバッテリーを開発中との話。大体1割程度改善すると言われているので従来5000mAhのバッテリーのサイズと同じで新しい技術を採用することで容量は5500mAhに改善すると言われておりXiaomiはだいぶ前に発表。
Snapdragon 8 Gen 3やDimensity9300の電力効率がどの程度なのか不明ですがSoCだけだと限界がありバッテリー容量が増えれば電池持ちに関してはさらに安定する可能性があります。
来年で一気に変わるとは考えにくいですが5000mAh以上のバッテリーを搭載した機種が増えれば2025年頃には5000mAhでも大容量バッテリーを搭載している機種とは言えない感じになるのかも。
あとは2026年にEUではユーザーがスマホのバッテリーを容易に交換できるようにする必要。この規則に従ってスマホのバッテリーをどう変えていくのか非常に気になるところでもあります。
LYTシリーズの採用。
そして3つ目としては2層トランジスタ技術を採用したカメラセンサーがトレンドになる可能性。今年の5月に正式発表されたXperia 1Ⅴで世界初の2層トランジスタ技術を採用したIMX888を搭載。
センサーサイズが一緒でも従来より多くの光量が取り込めるようになり描写力が改善しています。またXperia 5Ⅴでも同様に採用されましたがOppo系列でも今後採用することが明らかに。
数年前まではいかに高画素のカメラセンサーを搭載できるかで競っていた感じでしたが2021年から2022年は1インチと大型センサーを搭載することで競ってきた感じで高画素よりセンサーサイズの方が重視される流れから今度はLYTシリーズを搭載するかで変わってくるかも。
センサーサイズが大きくなれば撮れる写真が改善するのはもちろんですがカメラに必要なスペースが多くなる上でカメラバンプもひどくなるとデザインのデメリットもありましたが今後変わるかも。
SonyがXperiaでアピールしたように一定の条件下では1インチ相当の表現が可能になるとアピール。つまりセンサーサイズが上げずとも表現力や描写力を改善できると今までと大きく異なる流れ。
また内部スペースが制限される折畳式機種と相性が良く折畳式機種のカメラも一気に改善するかも。さらに直近の情報では2層トランジスタを採用した1インチセンサーであるLYT900を搭載した機種が来年にかけて発表されると予測されておりセンサーサイズでもゴリ押ししてくる機種も存在する。
直近の情報でLYT900を搭載していると予測されているのはvivo X100 Pro+にXiaomi 14 Ultra。そしてOppo Find X7 Proと来年の1月以降上半期には正式発表される可能性が高いとの予測。
Samsungだけは高画素化に拘っているみたいですが中華メーカー含めた他のメーカーはLYTシリーズを採用する流れが加速する可能性がありiPhoneも採用するとの予測もあるくらいです。
なので2024年のスマホのカメラは今まで以上に使ってみないと分からないという流れになるかも。少なくとも画素数やセンサーサイズなどスペックだけでは判断出来ない時代になる可能性がある。
中国のサプライヤーが台頭に。
次に4つ目として中華メーカーを中心に中国のサプライヤーをより広く採用する可能性。Huaweiは2019年にエンティティリストに追加されたことで取引できるサプライヤーも限定的に。
一時期日本メーカーのコンポーネントを4割以上使っていたとも言われていますが直近でみれば9割近くのコンポーネントが中国サプライヤーのものを採用しておりほぼ中国のみで作れることに。
政治的リスクを回避するという意味でも中華メーカーを中心にサプライヤーを切り替える可能性。また中国のサプライヤーの技術力が一気に成長しており世界トップクラスに匹敵するレベルに。
例えばスマホ向けのディスプレイと言えばSamsung製が世界トップシェアで高い技術力を誇る。
ただ近年BOEが急成長しておりゴタゴタは否定出来ませんがAppleも採用しているくらいです。逆に言えばAppleが採用するということはそれだけ高い品質のディスプレイを製造できることに。
一方で先日にはフレキシブルディスプレイであるX1を発表しており今後中華メーカーを中心に採用されるかも。またvivo X100 Proなどピーク輝度とはいえ最大3000nitsと明るいディスプレイ採用。
これはSamsungではなくBOEの技術によって助けられており中華メーカーを中心に採用かも。また折畳式機種のディスプレイもいずれはBOE製に切り替わっていく可能性が十分にありえます。
今まで大手サプライヤーの立ち位置はある程度固まっていましたが2024年には大きく変わる可能性も。なので1年で一気に変わるとは思えませんがSamsung製のディスプレイが時代遅れになる可能性も。
衛星通信対応機種の増加。
そして最後に5つ目として今に始まったことではありませんが衛星通信がより強化される可能性も。直近で見ればvivo X100シリーズも衛星通信に対応するなど対応機種が徐々に増加している印象。
さらに国内でみるとKDDIは Space Xと業務提携をしたことで今後StarlinkとKDDIの通信網を活用することで従来では圏外のエリアでも空が見えれば衛星通信が可能とアピール。
開始時期は2024年としておりサービス開始当初はSMSなどのメッセージの送受信に限定。ただ今後音声通話やデータ通信も可能になるとしており衛星を使った通信がより身近になる可能性。
衛星通信を使うことで通信速度が劇的に変わるとか体感できる大きな違いはほぼないと思います。ただauの通信網でカバーしきれなかった部分でもいつも通りに使えるようになる可能性があること。
大手キャリアが衛星通信を始めることでもちろん対応機種もしっかり揃えてくる可能性があること。ちなみにGalaxy S24シリーズも一部情報において衛星通信に対応していると予測されています。
なので今後登場するフラッグシップは衛星通信が当たり前という流れになってくる可能性があります。またauが動けば他のキャリアも動いてくる可能性があり圏外になりにくい通信環境が構築されるかも。
まとめ
今回は2024年にスマホ市場でトレンドになる可能性があるスペックなどをまとめてみました。リークで軽く触れられていることはほぼ実現するのではないかと思っており今から非常に楽しみ。
また今回は機種ごとの話ではなく全体の流れですが個別でどのような機種が登場するのか。
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