Pixel 8 Pro。温度計はすでに忘れられた存在で最も実用性がない新機能

Google

今年のフラッグシップモデルとなるGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 8 & 8 Pro 開封レビュー。この機種の魅力はまだまだ語りきれない」をご参照下さい。

一方で先日にはAndroid14にアップデートした一部Pixelに深刻なストレージ問題が発生していましたが、Googleはテスト用とはいえ改善用のアップデートの配信を開始しています。

詳細は「Pixelの超深刻な不具合。改善用テストアップデート配信開始」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleによるとPixel 8 Proの温度センサーについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

そもそも印象的ではない。

Pixel 8 Proの新機能として温度センサーが追加されましたが、新機能としてはかなり消極的で公式ホームページにおいてもアピールしている感じではなく最低限言及しているだけです。

発表会の時にミルクの温度を計測できるなどアピールはしていた通り数センチ以内の物体の表面温度を検出できますが、それ以上でもそれ以下でもないという感じです。

ただAndroid Centralのニックサトリッチ氏がGoogle Pixel 8 Proの温度センサーをテスト。

古典的な温度計に対する一連のテストでPixel 8 Proの温度センサーを絞り機に通し、その結果は特に印象的ではありませんでした。ピクセルは一般的にすべてのテストでまともなマージンで外れていましたが、これは本当にそれが有用な機能ではないことを補強しているだけです。

Googleは人体の体温を計測できるようにFDAの承認を待っていますが現時点での精度を考慮すると体温計測にも役にたたない可能性があることを指摘。Googleが上手く使い用途をアピール出来ていないのも大きな要因だと思いましたが、それ以上に精度が悪いのであれば使うユーザーも限定的になりそうです。

現時点でGoogleは何のために搭載したのか明確な目的が見えてこないので今後どのように進化させていくのか。それとも1世代で廃止になるのか非常に気になるところです。

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