先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。
一方で今年のフラッグシップモデルとなるGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 8 & 8 Pro 開封レビュー。この機種の魅力はまだまだ語りきれない」をご参照下さい。
さて今回GSM Arenaによると一部Pixel 8シリーズは開封時点でブートローダのロックが解除されていると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
ブートローダが勝手に解除。
今回ReddiなどにおいてPixel 8シリーズを購入した一部のユーザーが開封の時点でブートローダのロックが解除されていることが判明したとしています。
ブートローダが何であるか、なぜロックを解除できるのかわからない場合、ブートローダはデバイスの初期起動を処理し、OS自体をロードする小さなソフトウェアです(この場合はAndroid)。OSレベルで携帯電話をいじり、パッチやモッズなどをインストールしたり、新しいROMを完全にフラッシュしたりしたい場合は、ロック解除されたブートローダが必要です。
深刻なセキュリティ問題があるわけではありませんが、例えば一部の金融アプリなどはセキュリティの問題からもブートローダのロックが解除されているとログインができなかった、Androidの非接触決済が制限されたりします。
何より開封の時点でブートローダのロックが解除されていてもほとんどのユーザーは気づかないと思いますが、ロックが解除されていると以下のような警告が表示されるとしています。
ブートローダはロック解除されており、ソフトウェアの整合性は保証できません。デバイスに保存されているデータは、攻撃者が利用できる可能性があります。デバイスに機密データを保存しないでください
逆に言えばこの警告が表示されるからこそ、ユーザーが勝手にロック解除されていることに気がついたとも言えます。なぜこのような現象が発生しているのか不明ですが、一部ユーザーはGoogleに問い合わせをしたところ本体を交換してくれたとの話。
ちょっと奇妙な話で今後のGoogleの対応が気になるところです。
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