先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。さて今回iPhone 15 Pro Maxの開封レビューをしつつXperia 1Ⅴとの比較レビューをしてみたいと思います。
開封。
まず開封をしていくと化粧箱はいつも通り白を基調としており個人的にはちょっと物足りない。
そして付属品を確認するとSIMピンに説明書。
そして新しくUSB-C対応の充電ケーブルが同梱。充電速度は大して変わっていないことからも利点としてはケーブルの統一化だと思います。AppleユーザーでもiPadやMacがUSB-CでiPhoneや周辺アクセサリーはLightningを採用。
とりあえずiPhoneがUSB-Cに変更されたことでケーブルの管理はしやすくなると思う。ただ充電規格が統一されたとしても同時に充電したいなら持ち運ぶケーブルの数は変わらず。
個人的にはAndroidで使っているケーブルで充電出来るのは嬉しいですが数自体は減らない。ただ自分は気にしたことがなかったですがNintendo Switchの充電ケーブルでiPhoneが充電できるようになったと今の若い子にとっては分かりやすい変更だったのかも。
2つ目として転送速度の改善で別売りのUSB3.0対応ケーブルを買えば劇的に改善。個人的には充電規格の統一化よりデータ転送速度の改善が最大の狙いだったように感じる。
ちなみに充電速度は変わらずと言われているので30Wの電源アダプターがあれば十分かも。
開封と合わせてやりたいこと。
そして開封と合わせてアクセサリーを確認したいと思いますが今回もSpigenのEZ Fitを購入。
ガイド枠にガラスフィルムがすでにセットされた状態なので本体にセットして押すだけ。このシリーズは不器用な自分にとっても失敗する要素が全くないので非常にありがたいです。
2000円オーバーと高く感じるかもしれませんが2枚セットなので1枚あたりで見れば丁度いい。とりあえずガラスフィルムが良くて自分のように不器用な人にはおすすめのフィルムです。
デザインを確認。
次にデザインを確認していくと本体サイズは前モデル対比で僅かに小型化しています。横幅が僅かにスリム化したとはいえ本体の厚みが増しているのでどうかと思っていましたが実際に持って見ると持ちやすくなっており不調になりがちな手首にはちょい優しめ。
本体上部を確認すると特段何もない。
本体右側面を確認すると電源ボタンのみといつも通り。
そして本体左側面には音量ボタンにSIMトレイと新たにアクションボタンが追加された感じ。
最後に本体下部を確認するとスピーカーグリルにUSB-Cという感じで配置の大きな変更はない。全体的にパッと見れば進化が感じないようなデザインですがチタニウムの採用が大きいです。
まず従来はサイドフレームのステンレススチールを採用していたことで高級感がありましたがiPhone 15 Pro Maxではチタニウムを採用したことで20g近くの軽量化に成功しています。
前モデルは折畳式機種を除いて最も重いフラッグシップモデルという感じでしたがiPhone 15 Pro Maxでは221gなので個人的には大型モデルでは許容範囲という感じ。
ただステンレスと比較すればマシですが思っていたよりは指紋が目立つかなという印象。一方でエッジをよりカーブさせ縁の部分を最も薄くしたことで手に刺さる感じが緩和。
個人的にはiPhone 14 Pro Maxで感じていた残念な部分が一気に改善されて嬉しいです。
アクションボタンの追加。
またデザインに含めるのか微妙ですがミュートボタンが廃止されアクションボタンが追加。基本9個のモードから選択することが可能で従来通りミュートボタンとして使うことも可能。
またカメラに設定すればアクションボタンを長押しするだけで起動できるので非常に楽です。Androidの多くは電源ボタンを2回連続で押すとカメラが起動できるのでiPhoneでも同じ感じで物理ボタンで出来れば楽だなと思っていたので今回の変更は嬉しいところです。
さらにショートカットを選択した上で自分が起動したいアプリを選択することもでき何か特別なことが出来るわけではないですが汎用性がかなり高くなったという印象です。
ただ片手操作している時に決して押しやすいサイズ感でも位置でもないという感じです。自分の手の大きさだとアクションボタンを押すために持ち直しが必須という感じです。
Xperia 1Ⅴとデザイン比較。
今回購入したのは新色というべきなのかナチュラルチタニウムで個人的にはありな印象。バックパネルは従来と同じくマット仕上げのなので指紋も目立ちにくく高級感を感じる。
どのメーカーもデザインの分かりやすい変化がなくなってきている中iPhoneも同様です。なので今回は進化というよりは前モデルのデメリットをしっかり潰した改善という感じ。
Xperia 1Ⅴと比較して改めて思うのがいくら軽くなったとはいXperia 1Ⅴの方が圧倒的。
本体の厚みもほとんど変わらない上で重さに30g近くの差があり横幅も5mm近くの差。iPhone 15 Pro Maxが大型モデルの中ではサイズ感に重さも標準的になった感じですが大型モデルの中で取り回しが優秀なXperia 1Ⅴと比較するとまだまだデカいという印象です。
またXperia 1Ⅴはサイドフレームにスリットが入っており背面は独自コーティングの採用。そのため独特な質感となっており個人的にはグリーンと合わせて非常にカッコよく感じる。
ただ高級感という面ではiPhone 15 Pro Maxの方が上に感じ好みが分かれるところ。
ディスプレイを確認。
そしてディスプレイを確認していくと前モデル対比でスペックはほとんど進化がない印象。ディスプレイサイズや表示解像度にHDR対応ディスプレイと全く一緒という感じだと思います。
ディスプレイ輝度の差。
まず気になる部分の一つ目としてディスプレイ輝度で単純にコンテンツの見やすさに直結。海外サイトを参考にするとXperia 1Ⅴは手動調節で590nitsで自動調節で866nitsです。
ただXperia 1ⅤはGoogle Photoなど一部アプリがクリエイターモードに対応。この場合は手動調節で640nitsで自動調節で最大936nitsまで明るくなるとしています。一方でiPhone 15 Pro Maxは手動調節で846nitsで自動調節は最大で1787nitsです。
AppleはHDR表示で1600nitsで屋外では2000nitsと発表していますがこれはピーク輝度。ディスプレイ全体で見た時はそこまでの数字が出ないのが当たり前ですがそれでも明るい。
今やピーク輝度における最大輝度の競争なっていますが重要なのは平均でどれくらい明るいか。Xperiaは近年平均値が高くなったからこそディスプレイがかなり明るいと感じますがiPhone 15 Pro Maxはそれ以上で手動調節で800nitsを超える機種はほとんどないです。
前モデルの時も明るく感じるディスプレイだと思っていましたが今回も健在している感じ。屋内でも明るいことを実感できますが屋外では圧倒的にiPhone 15 Pro Maxという感じ。
コンテンツへの影響。
次に2つ目としてYouTubeを再生してみても発色が非常に良く単純に見やすいです。またXperiaはなぜ対応させないのか不明ですがDolby Visionには相変わらず非対応。
とはいえ4Kの表示解像度に対応していることもあり特に黒の発色に大きな違いを感じる。横幅の差があるためiPhone 15 Pro Maxの方が明るく大きく見やすいディスプレイですがXperia 1Ⅴの方が全体的に引き締まった臨場感のあるディスプレイという印象を受けます。
ただ再生する動画によってはあまり差を感じず映画を見る時になどに差が出やすい。
さらにXperia 1Ⅴはコンテンツの邪魔にならないように上下ベゼルがちょっと太めです。一方でiPhone 15 Pro MaxはAndroid風に言えばデュアルパンチホールデザインを採用。
そのため16:9のコンテンツなどでは黒帯が発生するため気にならないですが21:9の動画などではパンチホール部分が完全に欠けてしまうため気になる人は気になるかも。
また前モデルの時と同様ですがデュアルパンチホールを活かしたDynamic Islandに対応。パンチホールデザインのためインカメラ部分のディスプレイが欠けた感じに見えますがあえて通知を拡大表示できるようにしてパンチホール部分に有用性を持たせた感じです。
ちなみにパンチホール部分にはタッチセンサーがないとされているので驚きの技術です。
リフレッシュレートの差。
そして3つ目にリフレッシュレートですがXperia 1Ⅴは60Hzもしくは120Hzで表示。一方でiPhone 15 Pro Maxは1Hzからの可変式120Hz表示に対応しており電力効率に差。
ただ実際に使っている時にどう感じるかの方が個人的にはかなり重要に感じます。iPhone 15 Pro Maxはめちゃくちゃ滑らかで指の動きにしっかりついてくる感じです。
ただ一方でXperia 1Ⅴのようなサクサク感は全くないという感じで好みが出るかも。OSが異なるためアニメーションも異なるため何ともですが同じ120Hzで印象が違います。
コンテンツを最大限活かすことに全振りしたXperia 1Ⅴとユーザーの見やすさに特化した。iPhone 15 Pro MaxでやはりiPhone 15 Pro Maxの方が分かりやすいと思います。
久しぶりにiPhoneを使って思うのはただただディスプレイがかなり綺麗に感じること。今年も色んな機種を使ってきましたがiPhone 15 Pro Maxはかなり綺麗に見えます。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認していくとiPhone 15 Pro Maxはアップデートサポート期間はおそらくですが最大で5年程度だと思います。国内版はDual eSIMに対応しておりFelicaやB21やn79などフルバンドに対応しており十分に最適化されています。
一方でXperia 1Ⅴは例年通りであれば最大3年なのでサポートの短さが気になるところ。リセールまで含めて考えるとややこしく値崩れが激しいAndroidは短期で手放した方がいい。
そのためサポート期間は短くても良く一方でiPhoneはAndroidと比較する値崩れはしにくい。ただ1年周期で乗り換えると実質負担をかなり抑えた状態で買い替えすることが可能。
となるとサポート期間はそこまで必要にない感じでこの辺はユーザー次第という感じです。
ミリ波不要説。
ちなみに今年もiPhoneはミリ波は非対応ですがアメリカ向け以外はほとんど対応せず。最近知ってびっくりしたのですがミリ波の人工カバー率が0%なので必要ないという感じです。
結局ピンポイントで整備されていることからも日常的に恩恵を受ける人はほとんどいない。一方でミリ波に対応させれば5000円以上の値上げになる可能性があるので避けたのかも。
日本ではSIMトレイが廃止になるのが先なのかミリ波に対応するのが先なのか気になるところ。ちなみにXperia 1Ⅴはキャリアモデルは対応しており直販版は非対応という感じです。
容量構成の比較。
そして容量構成を確認するとAppleからの正式発表はありませんがRAM8GBに増強。ちなみにAndroidと比較するとRAMが少ないと批判されがちですがアプリの動作要件が違う。
ざっくり言えばAndroidはすべてのアプリを快適に動かすためには本体のRAMを増強。一方でiOSの場合はiPhoneに合わせてアプリが最適化されているので少ないRAMでも問題ない。
おそらくですが今回RAMが増強されたのは3D撮影などに対応するためだった可能性。少なくともアプリやマルチタスクを改善することを最優先にしていない可能性が高いと思う。
ストレージはベースモデルが変更されておりSDカードスロットは相変わらず非対応です。ベースが256GBでiPhone 14 Pro Maxの128GBモデルが16万4800円だったので2万5000円くらい値上げされたという印象を持つかもしれませんがこれは仕方ないです。
一方でXperia 1Ⅴはストレージオプションがなくキャリアと直販版で異なる感じです。あとはSDカードスロットを搭載しているのでここはユーザー次第で評価が分かれると思う。
パフォーマンスと発熱。
そして大きな特徴となっているのがスマホ向けとしては初となる3nmを採用したA17 Proです。CPUで見れば処理性能は最大で10%の改善で高効率コアは最大4倍の電力効率改善。
またGPUで見ると実行処理速度は最大で2倍でコア数も6個に増加して最大で20%の改善。さらにレイトレーシングへの対応からもゲーム体験が今後より強化される可能性があります。
とりあえず発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。
iOS用とAndroid用では計測方法が違うと言われているのでスコアを単純に比較できない。そのため発熱の程度を調べるためにしてみましたがXperia 1Ⅴはスコアが大きく下落。
一方でiPhone 15 Pro Maxはスコアが安定しており印象が大きく変わります。
計測終了のタイミングで外部温度を計測してみましたがXperia 1Ⅴは37.2/40.3/41.4度でiPhone 15 Pro Maxは38.4/39.1/42.2度と外部温度で見れば僅かに高いです。
ただ実際に触ってみるとXperia 1Ⅴは全体的に熱くなるのに対してiPhone 15 Pro MaxはSoC周辺はしっかり熱くなりますがあとはサイドフレーム部分が熱くなる感じでXperia 1Ⅴほど熱くはない。
開封初日に計測したのでiPhone 15 Pro Maxの方が条件的に悪いですがiPhone 15 Pro Maxの方が意外と落ち着いている印象です。
また3D Wild Life Stress TestをやってみましたがXperia 1Ⅴの安定性は50.9%でiPhone 15 Pro Maxは76.6%と驚異的な安定性を誇っています。Xperia 1ⅤはXperia Streamを使えばもっと安定すると思いますがアクセサリーなしではiPhone 15 Pro Maxの方が優れているという感じでストレス度合いが違うかも。
ちなみに実使用においては差を実感できるかといえば別の話になりますがGeekBench 6でベンチマークを計測したところA17 Proの方が圧倒的にマルチスコアが優れている感じ。
以前よりSoCのなパフォーマンスはAチップが圧倒的と言われてきましたが改めて比較するとその差を確認できSnapdragon 8 Gen 3でどこまで詰めることができるか。
ただ発熱の部分で気になったのはカメラのサンプル撮影をした時でiPhone 15 Pro Maxのみ発熱して警告表示まで出たのでベンチマークの時とはまた違った挙動という感じです。
電池持ちと充電速度。
そしてバッテリー関連ですがiPhoneはあまり大型バッテリーに興味がないのか少なめです。ただ海外サイトのバッテリーテストを参考にするとiPhone 15 Pro Maxの方が僅かに優秀。
Xperia 1Ⅴは前モデル対比で大幅に改善した一方でiPhone 15 Pro Maxは僅かに悪化。発熱がひどいと言われる世代は電池持ちが悪化しやすく直近でみればiPhone 12の時と同じ。
ただ個人的にはiPhone 13 Pro Maxの電池持ちがあまりにも良すぎたという感じです。
充電速度を確認するとiPhone 15 Pro Maxは充電開始30分で46%に対してフル充電は1時間49分ですがXperia 1Ⅴは充電開始30分で50%でフル充電に1時間37分なので遅い。
バッテリー容量の差を考えるとXperia 1Ⅴの方が充電速度が地味に速いことになります。また今後対応する可能性が高いのがQi2で従来はMagSafeでは最大で15Wの充電可能。
ただQi対応のワイヤレス充電だと7.5Wと半減していましたがQi2に対応すれば15Wに対応。あくまでもQi2対応の充電器を使えばの話になりますが今後MagSafeと同じ充電速度に。
あとAndroidの一部では対応している機種がありましたがiPhoneでは充電制御の新機能。最大80%に設定することができ80%になると充電が停止して70%以下になると充電が開始。
フル充電にすることによって発生するバッテリーへの負荷を考えて実装したのかも。
その他の比較。
その他IP68に対応は一緒でイヤホンジャックはXperia 1Ⅴのみが対応しています。生体認証に関してiPhone 15 Pro MaxはFace IDのみでここ近年大きな違いはない。Face IDで認証できる角度が広くなったなどの言及もないため全く変わりがないのかも。
ただAndroidと異なり3Dなので暗所での認証が可能に加えセキュリティもより高いです。Xperia 1Ⅴは電源ボタンに統合された指紋認証のみで逆に顔認証がないという感じです。
そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。iPhone 15 Pro Maxの方が音はかなり軽めという感じですが音量はかなりでかい感じです。Xperia 1ⅤでもXperiaの中では大きくなった方ですが比較するとかなり物足りない感じ。
直近までXperia 5Ⅳを使っていたこともありiPhone 15 Pro Maxの音量はビビる。
カメラを確認。
そして最後にカメラを確認していきたいと思いますがインカメラ以外は刷新との話。またiPhone 15 Pro MaxではPhotonic Engineがディテールをより強化しています。
iPhone 14 Proでは48MPのカメラセンサーにピクセルビニングを組み合わせて12MPで出力。ただiPhone 15 Pro Maxでは従来の2倍となる24MPでの出力が可能になっています。
そのため広角センサーだけでも24mm/28mm/35mmで撮影することが可能になっています。カメラUIを確認すると基本は0.5/1/2/5倍と光学ズームの範囲で簡単に切り替え可能
ただ先ほどの24MPの出力などは1倍をタップすることで切り替えが可能になっています。そして大きな特徴として120mmのテトラプリズム機構を採用した望遠センサーを採用。
光を4回屈折させることでカメラスペースを肥大化させず光学5倍にデジタル25倍と強化。とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはiPhone 15 Pro Max/Xpria 1Ⅴの順番になっているので予めご了承下さい。
超広角とはいえXperia 1Ⅴの方が僅かに明るく撮影できている感じでしょうか。
広角で撮影。
面白いのがXperia 1Ⅴの方が色味が派手に見えること。
接写してみましたが、やはりiPhone 15 Pro Maxは被写体に寄れず、上記の画像のように無理にとっても加工感満載という感じになります。すぐにマクロ撮影を促してくるのは個人的にマイナスです。
同様に接写してみましたがiPhone 15 Pro Maxの方がフォーカスも甘めであることを確認できます。
ポートレートで撮影。
Xperia 1Ⅴもポートレートの場合決して寄れるわけではないですがiPhone 15 Pro Maxほどひどくない。
ただ被写体が分かりやすく大きくなると少しは寄れるようになります。少なくとも他社と異なりiPhoneのポートレートは人専用くらいのイメージの方が分かりやすいと思います。
このままポートレートの1倍で撮影。
次に2倍で撮影。
そして5倍で撮影してみました、5倍が思っていたよりしっかり撮れること。フォーカス精度はさらにひどくなるかなと覚悟していましたが、じっくり撮影してあげるといい感じで撮れます。
望遠で撮影。
最初に1倍で撮影。
2倍撮影になるとiPhone 15 Pro Maxが実質光学相当になります。
そして両機種とも光学となる5倍で撮影してみましたがXperia 1Ⅴの方がノイズが多い印象です。
10倍になるとiPhone 15 Pro Maxの方が優秀であることを確認できます。
Xperia 1Ⅴにとってはほぼ最大となる15倍で撮影してみましたがもう限界という感じですよね。
iPhone 15 Pro Maxで次に20倍で撮影。
最大となる25倍で撮影してみましたが15倍までが実用的な範囲かなという印象です。
次に5倍で接写してみましたiPhone 15 Pro Maxの方がフォーカス精度もマシで色もしっかり表現できている。
5倍で植物を接写することはほぼないと思いますが、今回のサンプルを撮影する上ではiPhone 15 Pro Maxの方が圧倒的にズームは撮りやすかったです。
焦点距離がより細かく。
次に24mm(1倍)で撮影。
28mm(1.2倍)で撮影。
35mm(1.5倍)で撮影してみましたが28mmと35mmはデジタルズームになります。カメラユーザーからすればお馴染みの焦点距離という感じでより自分好みの価格で撮影できるのは嬉しいかも。
ただ1倍の部分をタップして切り替えるというUIは正直分かりにくいと思う。またカメラからカメラの設定を開けないのも相変わらずで、表面的なUIは変わらずですが新機能がどんどん奥に奥にという感じで分かりにくくなっている印象も受けます。
次に低照度の環境かつ手持ちで写真と動画のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい
超広角(低照度)で撮影。
両機種ともナイトモードは自動でトリガーされるタイプです。
被写体が暗いとiPhone 15 Pro Maxの方が明るく撮れ逆に被写体が明るいとXperia 1Ⅴの方が明るく撮れる印象です。
広角(低照度)で撮影。
Xperia 1Ⅴの方が僅かに明るいですが噴水部分の水の表現をどう捉えるかでユーザーの好みが分かれると思う。
シーンによりますがiPhone 15 Pro Maxの方が意外にもフレアが気になる感じ。
強い照明がある場合だとどちらもだめですが意外とXperia 1Ⅴの方が頑張っているかも。
望遠(低照度)で撮影。
最初に1倍。
次に2倍で撮影してみましたがXperia 1Ⅴの方が明るい一方で色が飛んじゃっているようにも見えます。
最後に5倍ですがiPhone 15 Pro Maxの方がノイズが少ないです。写真はXperia 1Ⅴも頑張っていますが動画で評価が大きく分かれるという感じかも。
アクセサリーを確認。
そして今回本体の購入に合わせて用意したアクセサリーを確認していきたいと思います。
一つ目はレザーが廃止になって新たに追加されたファインウーブンケースで簡単に言えば布。
まだ短期間しか使っていないため何ともですが布だからといって安っぽさは感じないです。Appleが安っぽい質感で出してくるはずもないので当たり前といえば当たり前かも。
ちなみにケース単体で重さを測ったところ30gとよくある一般的なケースの重さと同程度。
そして先ほどご紹介したガラスフィルムに本体と合わせて計測すると261gなのでまずまず。
今後しっかり使っていきたいと思いますが約1万円の価値があるのか何ともという感じです
PITAKA MagEZ Case Pro 4
次に2つ目として今回PITAKAさんから提供して頂いたMagEZ Case Pro 4です。
PITAKAのケースと言えば薄くて軽いというイメージですがMagEZ Case Pro 4は軍用グレードの高い保護性能を保持。
お馴染みのアラミド繊維とTPUがスムーズに一体化しながらサイドフレームをしっかり保護してくれるので万が一も安心という感じ。
一方でしっかりと保護してくれる分がゴツいのでケース単体で重さを測ってみると40gです。
さらにガラスフィルムと本体を合わせて計測してみると271gになるのでそれなりの重さです。なので重さよりも耐衝撃性が優先の人にとっておすすめしやすいケースに感じます。
あとこの手のケースってはずしにくいイメージがあるのですがめちゃくちゃ簡単にはずせた。
つけ外しがスムーズで耐衝撃性に優れているのは大きな魅力の一つに感じます。
PITAKA MagEZ Case 4
次に合わせてご提供頂いたのがお馴染みという感じですがMagEZ Case 4です。
先ほどのMagEZ Case Pro 4と異なり堅牢性を維持しつつも軽さに薄さに拘ったケースです。
Android用含めて自分の中でPITAKAと言えばこちらのタイプがイメージという感じです。
ケース単体の重さを測ると22gなのでやはり専用ケースの中でもかなり軽い方です。
そしてガラスフィルムに本体と合わせて計測してみると253gとアクセサリー込みでは軽い。
iPhone 15 Pro Maxのバックパネルは割れやすいと言われておりサイドフレームも地味に傷がつきやすいといわれていることからもある程度ケースでカバーしたいけどケースをつけることによって取り回しを犠牲にしたくない人にとっておすすめです。
MagEZ Case Pro 4ほどではないにしろケースのつけ外しも割としやすい感じです。自分はデザインや質感的にはMagEZ Case 4の方が好きでAndroid用もよく買います。
またその名称から両機種ともMagSafeに対応しているので汎用性は高いです。価格はMagEZ Case 4が7699円でMagEZ Case Pro 4は8999円と品質が高い分お高いです。
MagEZ Grip
またケースと合わせて使えるアクセサリーとしてMagEZ Gripも提供して頂きました。
マグネット式のバンカーリングという感じで片手で持ちにくい大型モデルの方が相性がいい。アクションボタンを多用したいユーザーはバンカーリングがあった方が便利かも。
さらにマグネット式なので不要な時は取り外しも容易で用途で使い分けが出来るのがいい。
また磁力は強めなのでしっかりとケースにくっついてくれるので落とす心配も減ります。
さらに簡易的なスタンド代わりに使うことも可能なので地味に汎用性が高いです。価格が約3000円とちょっと高いですがケースとデザイン含めて合わせて使いたいところ。
まとめ
今回はiPhone 15 Pro Maxを購入したのでざっくりと開封レビューをしてみました。直販版でみるとXperia 1Ⅴは19万4700円でiPhone 15 Pro Maxは21万9800円でdocomoで見るとXperia 1Ⅴは21万8680円でiPhone 15 Pro Maxは23万6940円。
購入方法にもよりますがXperia 1Ⅴの方が2万円程度安いのかなという印象です。Appleも今回頑張ってくれたような印象ですが比較するとSonyもかなり頑張っています。
iPhone 15 Pro Maxはは何か派手な進化あるように感じませんがデメリットを潰した感じ。Xperia 1Ⅴも前モデル対比で安定性を強化した上で使う楽しさをより強化した感じです。
ただ使いやすさを求めるのであればiPhone 15 Pro Maxを選んでおくのが分かりやすいです。
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