ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。
詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか?」をご参照下さい。また先日には次期新製品発表会のティザー動画を公開しており、新製品のラインナップとデザインを確認することができます。
詳細は「史上最高傑作に。GoogleがPixel 8をプチ発表。イベント直後に予約開始へ」をご参照下さい。さて今回GoogleがPixel 8シリーズなど次期新製品イベントのティザー動画を公開したので簡単にまとめたいと思います。
Google Pixel Buds Pro
YouTubeにおいてGoogleは20秒前後の新製品に関するティザー動画を2本公開しました。このティザーと合わせて10月4日に発表される可能性が高い新製品についてまとめたいと思います。
まず一つ目としてティザー動画からもPixel Buds Proの新色が発表される可能性があること。
ティザーだけでは全体像を確認することが出来ないため何ともですが事前情報においてPixel Buds Pro 2といった後継機種の情報は全くない。さらに今回のティザーを確認する限り事前情報通りポーセリンであることを確認できます。
事前情報においてポーセリンとスカイの2色が追加されると予測されているので後継機種が登場せず新色追加のみが妥当にも感じます。ちなみにPixel Buds Proは2022年の5月に発表されたことからも約1年半経過しようとしています。
ただAppleのAirPods Proなど分かりやすいですがイヤホンは必ずしも毎年新型が出ない。そのことを考えるとGoogleもPixel Buds Proのアップデートは2年以上を想定しているかも。
数多くのワイヤレスイヤホンが存在している中で実際に使って感じる特徴としては電池持ちの良さ。そしてもう一つはマイクの収音性能とノイズリダクション性能だと思っており通話がしやすい。
Bluetoothが安定しない時もあるので必ずしもという感じではありませんがGoogleにとって初のノイキャンに対応した完全ワイヤレスイヤホンであることを考えると完成度は高めです。
Pixel Buds Pro 2に期待していたユーザーにとっては現状あまり期待出来ない状況ですが新色が追加されることを考えると型落ちにならないのは既存ユーザーにとっても嬉しいところ。
Nest Wi-Fi
また今回のティザーからは確認出来ませんがAndroidの内部コードからも新たなNest製品が追加される可能性。一部情報によるとGoogleは新型のNest Wi-Fiを開発していると予測されていますが昨年発売されたNest Wi-Fi Proと何がどう違うのかまでは全く分からない状態にあります。
日本では残念なことにNest Wi-Fi Proが発売されておらず2019年以降アップデートなしの状態。個人的には新型がめちゃくちゃ欲しいので仮に新型が出るなら日本でも発売してほしいところ。
もしくは新型が出ないとしてもNest Wi-Fi Proを発売してほしいと思ってしまいます。
Google Pixel Watch 2
次に2つ目としてティザーからも確認できるようにGoogle Pixel Watch 2です。Googleの公式ホームページからも確認することが出来ますが正式名称はPixel Watch 2で確定。
今回のティザーをみる限りでは事前情報通りデザインの進化をほとんど確認出来ません。
ただ先日リークしたティザー画像の男性がつけているのがPixel Watch 2であれば現行モデル対比で薄型化されているようにも見えますが現時点では何ともという感じです。
ちなみにデザイン部分のリークを合わせて確認すると筐体がステンレスからアルミに変更。ただPixel 7 Proのようにポリッシュ仕上げを採用すると予測されています。
ティザー動画からも確認できるように質感はぱっと見ほとんど変わらないように感じます。またステンレススチールからアルミに変更することで単純に本体が軽量化されるとの予測。
その他事前情報通りであればディスプレイサイズは一緒で表示解像度は強化されるとの話。またBOE製のディスプレイからSamsung製に変更されることでディスプレイがより改善に。
さらにケースをアルミに変更することでより柔軟なデザイン設計が可能になるとも予測されています。その結果見た目はほとんどかわらなくても内部はしっかりと強化されているとの予測。
Pixel Watch 2の大きな特徴としては処理性能の大幅な向上と電池持ちの改善との予測。現行モデルは古いSamsung製のSoCを採用していますがSnapdragon W5 Gen 1に刷新。
世代差がありすぎるので処理性能にしろ電力効率にしろ大幅に改善するという感じになります。またSoCの刷新により電力効率が改善することに加えバッテリー容量も微増との予測。
一部情報によると現行モデルは常時表示ディスプレイがオフの状態で最大24時間の電池持ち。一方でPixel Watch 2は常時表示ディスプレイがオンでも1日以上持つと予測されています。
現行モデルだと睡眠計測まで使うと電池持ちはかなり厳しいという印象ですが大幅に改善。ただバッテリー容量が300mAhちょいと他社の標準モデルと同程度なので劇的な改善ではない。
特にGalaxy Watch 5 ProやApple Watch Ultraなど大容量バッテリーを搭載している機種と比較すると電池持ちは大幅に劣る可能性がありますがしっかり底上げされる可能性も。
また事前情報ではアメリカの現地価格は据え置きになると予測されておりあとは国内がどうなるか。Wi-Fiモデルだと4万円以内で購入できますがPixel Watch 2でも同程度の価格になってほしい。
個人的には期待していた大型モデルの登場などは事前情報ないことからも期待出来ない状態。ただ何より見た目は変わらずとも中身は全く別物なのでユーザビリティは大幅改善の可能性。
Google Pixel 8 シリーズ。
そして本命とも言えるのがPixel 8シリーズでティザー画像からも8を強調していることを確認。公式サイトにおいてもGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proの製品名を確認出来ます。
ちなみに日本の公式サイトだとPixel 8はパワフルな実用性となっておりPixel 8 ProはGoogle史上最高傑作となっていることからもかなり気合が入っている可能性あり。そしてティザー動画でデザインを確認できますがリーク情報通りのデザインという感じです。
別記事で改めてまとめますが今回確認できるのはPixel 8がピオニーでPixel 8 Proはポーセリンの可能性がありポーセリンに関してはPixel Foldとかなり色味が違う印象です。
ちなみにPixel 8シリーズはそれぞれ3色展開となっており共通のカラバリはリコリスです。
Google Tensor G3を搭載すると予測されており処理性能が大幅に改善する可能性大。Google Tensor G2はSnapdragon888と同じCortex-X1をメインコアに採用していることからベンチマークは同程度という感じですがGoogle Tensor G3はSnapdragon 8 Gen 2と同じ。
さらにアーキテクチャ自体が刷新された上でミドルコアは4つ搭載する可能性があるとの予測。多くのSoCはオクタコアですがGoogle Tensor G3は1+4+4の合計9コア構成。
ミドルコアをさらに強化していることを考えると電力効率重視の構成にも見えます。ゲームが快適にできるかどうかはPixel 8シリーズの発熱対策次第のため現時点では判断出来ず。
ただ搭載SoC自体は大幅にステップアップする可能性があるので電池持ちの改善にも期待できる。ちなみにバッテリー容量はPixel 8が増加でPixel 8 Proはほぼ現状維持という感じです。
一方で有線による充電速度は僅かに改善されるためユーザビリティも改善する可能性があります。
そして2つ目の大きな特徴としてはメインカメラセンサーの刷新で1/1.12インチのGN2を採用。中華スマホはIMX989を搭載していることが多いため1インチには及びませんがトップクラス。
また国内で発売される機種で見ればPixel 8シリーズ以上はAQUOS R8 proくらいです。一方で他社の無印同士で比較した場合Pixel 8は中華スマホを含めても最大クラスになります。
ティザー動画だけだとどの程度大きくなったのか正確に把握できませんが筐体サイズが小型化。その上でカメラセンサーが大型化してバッテリー容量も大型化しているのは単純にすごいです。
スタッガードHDRに対応することでフレアやゴーストに白飛びが改善する可能性がありGoogle Tensor G3の搭載で画像処理自体が強化されると思うのでしっかり底上げされます。
価格に関しては情報が錯綜していますが共通しているのは値上げ傾向にあること。アメリカでもPixel 8は$50の値上げでPixel 8 Proは$100の値上げと予測されています。
他の市場では為替の影響を考えると値上げされるのは仕方ないと思った方がいいかも。ただその分ユーザーが少しでも買いやすいように下取りなどを強化してくる可能性があります。
何より2023年モデルの命運を占う機種であり今後登場する可能性があるPixel 8aやPixel Fold 2のパフォーマンスなどもイメージしやすくなるので非常に楽しみな機種です。
まとめ
今回はGoogleが新製品発表会に合わせてティザーを公開したのでまとめてみました。Appleへ牽制する狙いがあるのか不明ですが昨年も9月の始めにカラバリなどを公開しています。
値上げになったとしても他社と比較すればおそらく絶対的な優位性は揺るがない可能性あり。
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