国内で発売される折畳式機種はグローバル市場と比較するとかなり限定的ですが、今年注目の折畳式機種であるGalaxy Z Fold 5とPixel Foldを比較してみたらコンセプトがかなり違うことが判明しました。
詳細は「方向性が真逆の存在。Galaxy Z Fold 5とPixel Foldを徹底比較」をご参照下さい。またPixel 8シリーズの登場が近づいていることも影響しているのかキャリアにおけるPixel 7シリーズの在庫状況は不安定となっていますがPixel 7 Proが非常に安くお買い得となっています。
詳細は「auオンラインショップ限定。Pixel 7 Proが約4万円と安くて超魅力」をご参照下さい。さて今回Roland Quandt氏がGoogle Pixel 8シリーズのカラバリと容量構成に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
カラバリが判明。
すでにプロトタイプまでリークしているPixel 8 Proですが昨年と大きく異なる部分としてGoogleがGoogle I/Oでチラ見せを行っておらずデザインがまだ公式に明らかにされていません。
Pixel 6シリーズもPixel 7シリーズもデザインとカラバリのチラ見せがあったので正式発表前に確認することができましたがPixel 8シリーズに関してはいまだに確認できません。
ただ今回の情報によるとPixel 8シリーズはそれぞれ3色展開になることが判明したとしています。
まずPixel 8を確認するとリコリス/ピオニー/ヘイズの3色でちょっと想定外の色味という感じ。特にヘイズに関してカラバリの名称からは何色なのかちょっと調べた感じではよく分からない。
全体的にみると明るい淡い色の可能性がありどちらかといえば男性より女性ウケしやすいかも。ただPixel 7aのGoogle Store限定色であるコーラルのようなはっきりした色味の可能性も。
そしてPixel 8 Proに関してはリコリス/ポーセリン/スカイの3色でポーセリンはPixel Foldでも採用されていることから白系でスカイはPixel 7aのような水色系なのかも。
今回の情報通りであればPixel 8シリーズで共通のカラバリはリコリスのみという感じです。またPixel 8 Proでは白系が残ったとはいえPixel 6シリーズからあった黒系がなくなった。
暗い色をなくして全体的に明るめの色にする分全体的に濃いめのはっきりした色にするのか。また一部情報では4色展開になると予測されていましたが今回の情報ではPixel 7aのような限定色が用意されているのか不明。
情報源はヨーロッパでの小売関連からの情報だと思うのでヨーロッパでは3色展開ということなのかオンラインショップ限定であることからも現時点でリークしていないということなのか不明ですが今までの流れで見れば限定色がなくても妥当です。
Googleが売れ筋であるPixel 7aをしっかり売るために限定色を用意しただけの可能性も。情報源の信憑性は今までの実績を考慮すればかなり高いと思うので今回の3色でイメージすべきかも。
以前リークした壁紙と重複しているカラバリもあるので壁紙がやはりヒントになってたみたい。まだ色味が分からないですが個人的にPixel 8 Proのスカイはかなり気になるという感じです。
ストレージオプションが判明。
そして今回の情報では合わせてPixel 8シリーズの容量構成に言及しているので確認するとPixel 8は128GBに256GBと従来通りでPixel 8 Proも128/256/512GBと同じ流れです。
Pixel 8 Proのみ512GBモデルが存在していますが今回は発売地域が拡大するのか不明。あくまでも情報源がヨーロッパ向けなのでPixel 8 Proではアメリカ以外の地域でも512GBを発売すると解釈していいのか単純に大容量モデルが存在していると考えていいのか不明です。
現状だと512GBモデルはアメリカのみの発売となっておりPixel Foldの512GBモデルもアメリカのみだと考えるとPixel 8 Proで販売地域が拡大するのか何とも言えない状況です。
おそらくですが全ての地域で全てのカラバリでストレージオプションがあるとは思えないです。現行モデルもカラバリによっては256GBの選択肢がないので同じ流れを踏襲する可能性が高いです。
少なくともSamsungやAppleのように1TBモデルに対してGoogleは積極的ではない可能性。アメリカで512GBモデルがどの程度売れているのか不明ですがGoogleの想定ほど売れないなら1TBモデルを出す可能性は低いですがSDカードスロットを搭載していないためニーズはあると思う。
ちなみにAppleはiPhone 15 Proシリーズで最大2TBモデルに対応するとも予測されています。ストレージオプションを用意して大容量モデルで高単価かつ高利益を確保するのが王道の流れです。
ただGoogleは表面的な価格で高いという印象を避けるためなのか積極的ではない感じです。またSamsungが結局用意したのか不明ですが128GBモデルがあるのでUFS4.0非対応の可能性。
SamsungはUFS4.0対応の128GBモデルを用意していないと言われているのでGalaxy S23の128GBモデルのみUFS3.1に対応。
他社では128GBでもUFS4.0のストレージを用意していますがSamsungの求めるパフォーマンスが出ていないことからもUFS3.1を継続採用したとの話です。この流れでPixel 8シリーズもSamsung製のストレージを採用するならUFS4.0に非対応かも。
ただSamsungのように128GBモデルはUFS3.1で256GBモデル以上はUFS4.0と分ける可能性も。事前情報通りであればGoogle Tensor G3がUFS4.0に対応していると予測されているので対応してくる可能性もありますが現時点での情報ではちょっと判断しきれない感じです。
日本はあまり大容量モデルが売れない市場とも言われているみたいですが大容量は欲しいところ。カラバリが限定でもいいので試しに512GBモデルを発売して欲しいと思っちゃいます。
そして残念なことに今回の情報ではRAMに言及していませんがPixel 8 ProはおそらくRAM12GBだと思います。一方でPixel 8はPixel 7aがRAM8GBに底上げされたのでRAM12GBに対応してほしいところです。
とりあえず容量構成はPixel 8のRAM増量に期待くらいでその他は基本一緒くらいでいいかも。
ストアクレジット問題。
また今回の情報ではヨーロッパとドイツでは10月から発売される可能性があるとしています。ただ10月だといつも通りで上旬なのか下旬なのかでも変わってきますが詳細は不明です。
ユーザーとして気になるのはPixel 7シリーズの予約特典として貰えたストアクレジットの期限である10月5日までに予約することが可能かどうかで現時点ではちょっと何とも言えない。
ちなみに初代Pixelからの正式発表日を調べてみましたが10月5日含めてそれより前に発表されたのは初代Pixel/Pixel 2/Pixel 4/Pixel 5で7分の4と何とも言えない感じです。
シリーズ | 正式発表日 |
Pixel | 2016年10月5日 |
Pixel 2 | 2017年10月4日 |
Pixel 3 | 2018年10月9日 |
Pixel 4 | 2019年10月5日 |
Pixel 5 | 2020年9月30日 |
Pixel 6 | 2021年10月19日 |
Pixel 7 | 2022年10月6日 |
ちなみに最も正式発表が早かったのがPixel 5で9月30日で最も遅かったのがPixel 6です。Pixel 6シリーズの発表が遅かったのはコロナの影響などからAndroid12の開発が遅れたこと。
この年のAndroid12の配信自体が遅かったのでPixelの発表自体も遅くなったという感じです。ストアクレジットの期限がきれるより前に正式発表は正直五分五分という感じでPixel 7だと10月6日に発表されているためギリギリ間に合わないので絶妙な判断が迫られると思います。
とりあえず発表さえされればストアクレジットこみで予約すればいいのでどうにかなります。
ただ逆に言えばPixel 8シリーズが発表された後レビューなど詳細を調べることも出来ずに予約するという流れになるので自分のように絶対欲しいと思う人は特段問題がないと思いますがちょっと調べてから予約したいと思うユーザーにとっては何とも言えない感じになるかも。
執筆時点で8月のセキュリティパッチを包括したアップデートが配信されているので昨年と同様に8月中旬頃にAndroid14が配信されるのか不明。
仮に8月中旬に本配信を開始するならAndroid13をベースとした8月のアップデートをわざわざ配信するのに意味があるのかと思う。もちろん昨年と同じ流れで8月中旬に配信される可能性がありますが一部海外サイトによるとAndroid14の本配信は9月にずれた可能性があるとの話。
仮に9月にずれこむとなるとAndroid14を標準搭載している可能性が高いPixel 8シリーズが例年より早く発表される可能性がどんどん低くなっていくのでやはり10月に正式発表される可能性があると思っていた方がいいかも。
そして価格に関しては現時点で信憑性の高い情報がないため今回の情報源は言及していません。ただコスト増加の部分からも僅かに値上げされる可能性があるとしておりやはり高くなると思う。
ちなみに別の情報源によるとPixel 7のベースモデルが$599に対してPixel 8は$649との予測。$50の値上げと見ればそこまでのインパクトがありませんが国内の場合は為替の影響もあります。
おそらく現地価格で据え置きでも為替の影響から高くなる可能性がある中で現地価格自体が値上げされてしまうと為替の影響を考慮すると1万5000円以上の値上げになる可能性もあります。
現行モデルがGoogle Storeで約8万4000円なので10万円以下に収まれば御の字という感じ。そしてPixel 8 Proも現行モデルが12万4000円なので15万円以下になれば御の字という感じ。
価格に関する詳細は今後リークすると思いますが値上げ自体は覚悟しておいた方がいいと思う。
まとめ。
今回はPixel 8シリーズのストレージとカラバリに関する情報が出てきたのでまとめてみました。先日リークしたプロトタイプ通りならPixel 8 Proはマット仕上げに加えフラットディスプレイ。
そして新色が多めとなるとデザインだけでもかなり楽しめそうなので正式発表が待ち遠しいです。
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