先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
また先日にはXperia 5ⅤのPVと思われる動画がリークしており、この動画が事実であればデザインもスペックも今後Xperia 1シリーズと大きく差別化される可能性があります。詳細は「Xperia 1Ⅴと大きく異なる道へ。Xperia 5Ⅴの公式PVリークでデザイン判明」をご参照下さい。
さて今回近年高価格が進むスマホに10万円以上の投資をする必要があるのか簡単にまとめたいと思います。
今や5万円クラスでも快適。
超える機種はかなり限定的でしたが今やハイエンドモデルを中心に10万円超えは当たり前です。
世界的に見ても5G対応から本体価格の上昇が始まりコロナによる半導体不足やドル高の状況から高価格化が一気に進んでいる印象で自分のように毎年買い換えている人間からすれば軽いジャブをくらっているという感じですが数年ぶりの機種変のユーザーから見れば高くなり過ぎと感じるかも。
また2019年以前はMNPを中心にキャリアがユーザー獲得のため過剰なキャッシュバックや端末の割引を行っていたこともあり基本料金は高かったかもしれませんが端末の実質負担金は安かった。
それが2019年に分離プランの導入で料金とセットで端末の値引きは上限が規定された結果料金は安くなったかもしれませんが端末の購入補助がほとんどなくなった結果トータルで見た場合結局端末代金の負担が大きく高くなったと感じた人も多かったと思います。
ただ分離プランの導入後今まで日本市場であまりミドルレンジが注目を集めることはありませんでしたが一気に注目が集まる。そのため今はエントリーモデルからハイエンドモデルと金額で見れば2万円から25万円程度と幅広いラインナップが用意されています。
その中で数年前ならありえない金額である10万円をスマホに投資するべきなのかと悩むユーザーはいると思います。
結論を言ってしまえばスマホをツールとして見るか嗜好品としてみるかだと思います。2022年に人気を集めたPixel 6aですが執筆時点における直販版の価格は約5万4000円ですが多くのユーザーのニーズを満たせる仕様に。
ハイエンド相当となるGoogle Tensorを搭載していることから快適な動作性に加えゲームなどもそれなりにしっかり楽しめる上で一般ユーザーからのニーズが高い使いやすいカメラを搭載。
そして発売当時で見ればメジャーアップデートが3回にセキュリティが5年と長期サポートに対応。出来るだけ安い上で長く安心して使える/快適に動作して綺麗に撮れるカメラがあればいい。
Pixel 6aが一般ユーザーのニーズを満たしていないのは電池持ちくらいという感じですが使用頻度がそこまで高くないなら1日は十分に持つ電池持ちでそこまでの心配は必要ないと思います。
数年前のキャリアモデルはミドルレンジの選択肢がほとんどなくハイエンドモデルが中心。予算があるとはいえハイエンドモデルからミドルレンジに買い替えるのはちょっと不安と感じるかも。
ちなみにSoCでみるとハイエンドSoCとミドルレンジSoCは約4年のタイムラグという感じです。なので4年前のハイエンドを買ったユーザーが今販売されているミドルレンジに買い替えると良くも悪くもあまり変わらないという感じ。
4年前のハイエンドで満足している人はミドルレンジで十分でミドルレンジもここ数年でかなり底上げされているので昔のような感じではありません。逆に言えばミドルレンジでも多くのユーザーのニーズを満たせることになりハイエンドは不要に。
なのでスマホをツールとして捉えている人はスマホに10万円も投資する必要がありません。
スマホに拘りがあるか。
一方で10万円を超えるスマホに投資するかどうかはスマホに嗜好品の側面を求めているかどうか。
先ほどの話とも重複しますがスマホをツールとしてみた場合通話やメールにLINEなど連絡手段として最低限使えた上で何かネットで調べ物をしたり記録用としても思い出としても写真が撮れればいい。
またエンタメとして動画を見たり漫画や雑誌をそれなりに見れればいいという感じだと思います。ただこれらツールとして使う上で何か拘りが出てきた場合に嗜好品の側面が強くなってきます。
例えば自分の場合で見れば動画をみる時にイヤホンを使わずスピーカーで再生することが多いです。そのためスマホ本体のスピーカーの音質に拘りがある。またカメラにおいては動体の撮影にかなり拘りがあり画像処理が遅いミドルレンジで撮影すると狙ったタイミングで撮れないことが多い。
また動画を見る時は出来るだけ明るくて綺麗なディスプレイを搭載した機種で見たいと思います。拘りというか欲に近いですがそのために自分は10万円以上をスマホに投資する感じです。
ツールとしてみた場合は10万円以下のスマホで十分でそれだと自分の拘りが満たせない場合に10万円以上をスマホに投資する感じです。
メーカーもSamsungなどAndroidメーカーの多くはエントリーからハイエンドまで棲み分けできるようにラインナップを用意しておりAppleもiPhone SEと何方かと言えばツールとして使うことにフォーカスした廉価モデルを用意しています。
なので繰り返しになりますがスマホにどこまで求めるかであってこれはユーザー次第だと思います。
コスパという言葉が分かりやすく注目を集めがちですがコスパどうこうの前にスマホに何を求めるか。ちなみにコスパが良いか判断するのはスマホにある程度の知識が必要なので逆に難しいです。
また他人にとってコスパがいいとしても自分にとってコスパが良いと限らないので注意が必要。結局スマホに何を求めるかはユーザーによって異なるのでコスパの基準も変わってくるので当たり前。
そして海外と比較すると日本は保守的な人が多いのか折畳式機種に批判的な人が多いです。コスパの判断基準でも分かりやすいカテゴリーで出来るだけ大画面でコンテンツを楽しみたい。
けどタブレットまでは持ち運びをしたくない人にってブック型の折畳式機種はたまらないと思います。
まさにコンテンツを楽しむという拘りの極みで折畳式機種の他にタブレットの代わりになるようなスマホは存在していないことからも求める人にとってコスパは最強という感じだと思います。
スマホに10万円を投資するかしないかはユーザー次第でどちらが正しいということはありません。
スマホにどこまで求めるのか。
またよくあるのはスマホに10万円を投資するなら安いスマホを買って他のものを買った方がいい。スマホが安くていいということはツールとして見てないことからもそれはそれでありだと思います。
折畳式機種の記事でもほぼ絶対つくのが20万円あったらパソコンが買えるとのコメント。折畳式機種とパソコンのどちらかに投資だとしてもなぜ使い用途が異なる物を天秤にかけるのか不明。
折畳式機種は頑張ればパソコンの代わりになるかもしれませんがパソコンをスマホの代わりとして使うのはほぼ無理だと思います。さらに折畳式機種は最上位クラスの立ち位置であることに違いはない。
その中でなぜパソコンは中価格帯のものと比較するのかも個人的にはちょっと分からないです。
例えばAppleで見ればiPhone 14 ProなどAppleのフラッグシップは15万円以上します。
同じくAppleのMacでフラッグシップとなれば20万円どころの話ではなくMacBook Proなどベースでも30万円近くからでちょっとカスタマイズすれば50万円とかなるのでパソコンの方が高い。
かなり回りくどくなっちゃいましたが予算があるとはいえ価格だけで比較するのはやめた方がいい。スマホにどこまでを求めるのか/パソコンなど他の製品においてもどこまでを求めるのかはユーザー次第で何より重要なのは自分がどこまでを求ているのかをしっかり見極めることです。
なので特段拘りがなくハイエンドモデルを脳死状態で購入しているのは正直無駄だと思います。
またiPhoneだからという理由でブランドだけでiPhoneを買っているのもお金の無駄だと思います。
なぜiPhoneじゃなきゃいけないのかブランドにおいても明確な理由があるならありだと思いますが単純にiPhoneだからという理由で購入するのは個人的には本当にお金の無駄だと思います。
今後もハイエンドモデルを中心に高価格していく可能性があり為替次第ではさらに高くなるかも。海外ではインフレが発生して賃金も上がっている中スマホは価格が据え置きと相対的に安い。
この状況を考えればメーカーとしても値上げしやすいタイミングである可能性が高いです。
日本は賃金が上がらないので相対的にどんどん高くなっていますが日本市場だけをターゲットにしているスマホメーカーなんて皆無で高くなっても当たり前と思った方がいいです。
ハイエンドを中心に高くなってもメーカーとしてはハイエンドのターゲット層は限定していると思う。そして何より高いと言っても安くなるわけではないので自分の使い方を見直したが早いです。
まとめ。
今回はスマホに10万円以上の投資をする必要があるのか超主観的にまとめてみました。自分はスマホが好きでツールの上で嗜好品の側面もかなり強いので10万円以上のものを購入します。
ただそれはユーザーによって異なり自分はハイエンドの楽しさを今後も伝えていきたいと思います。
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