Xperia 1Ⅴと大きく異なる道へ。Xperia 5Ⅴの公式PVリークでデザイン判明

先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。

ただ一方で2020年に登場したXperia 1IIで廃止になった純正キーボードアプリがXperia 1Ⅴではついにapkでもインストール出来ないようになっていることが判明しており、一つの時代の終わりを迎えた印象を受けます。

詳細は「Xperia 1Ⅴでついに終焉?あの純正アプリがapkでもインストール不可に?」をご参照下さい。さて今回RedditにおいてXperia 5Ⅴの公式PVと思われる動画が投稿されておりデザインが判明したので簡単にスペックを推測してみたいと思います。

デザインが判明。

Xperiaの定番のリークしては海外の有名なリーカーが正式発表の2ヶ月程度前にCADを基に作成したレンダリング画像が公開されているという流れですが動画撮影時点では公開されていません。

ただ今回海外の掲示板においてXperia 5ⅤのPVが投稿されていることが判明しました。

Xperia 5 V
by u/JB2unique in SonyXperia

 

リーカーのレンダリング画像より前に有力な情報がリークするのは非常に珍しいパターンです。ただ今回公開リークしたPVを見る限りではフェイクではないのではないかなと思います。

これでフェイクだとすればフェイクのためにどれだけコストをかけたのかと思っちゃいます。今回リークしたPVから推測できることを確認していきたいと思います。

まず本体上部にはマイクを搭載していることを確認できます。

さらにイヤホンジャックが搭載されていることも確認できます。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに指紋認証が統合されている電源ボタンを確認。本体左側面は特段確認できず本体下部に関しても今回のPVではちょっと確認出来ません。

少なくとも本体上部と右側面はいつも通りという感じに見えるので左側面は特段何もない。本体下部に関してはUSB-CとSIMトレイを搭載している可能性があるのではないかなと思います。

サイドフレームはXperia 5Ⅳと同様にフラットデザインを採用していますがちょっと丸みあり。またXperia 1Ⅳと似ている部分としてバックパネルの周囲が縁取られていることです。

Xperia 1Ⅳではバックパネルの2.5Dガラスをやめフラット形状にした上で縁取りをしています。なので従来のデザインと比較して万が一落とした時でもバックパネルが割れにくくなっています。

ただ一方でこの淵取りの部分が使っていくとどんどん表面のコーティングが剥げるという感じ。Xperia 5Ⅳではフラット形状のサイドフレームを採用しましたが全体的にXperia 1Ⅲに類似。

そしてXperia 5Ⅴは全体的にXperia 1Ⅳのデザインに寄せているのかもしれません。

またXperia 1Ⅴと明らかにデザインを差別化されておりサイドフレームにスリットがない。今回のPVをみる限りではバックパネルはマット仕上げに見えますが独自コーティングはなさそう。

Xperia 1Ⅴがサイドフレームにスリットを採用してバックパネルに独自コーティングを採用した理由としてカメラを撮影するために本体を横持ちにした時のグリップ力の改善なので逆に言えば同じデザインを採用しなかったことからもカメラへの拘りが違うことに。

ちなみに環境に配慮するという面でもバックパネルはGorilla Glass Victus 2を採用かも。

カラバリに関しては3色展開で自分の目だとブラック/ホワイトにパープルという感じに見えます。やはりXperia 1ⅤでメインカラバリにしてきたグリーンはXperia 5Ⅴではなくなった感じです。

またPVを見る限りではより女性受けしやすいようなデザインを意識している可能性も。

カメラは劣化なのか?

そして次にスペック面で確認できる部分として一番気になるのはやはりカメラでしょうか。おそらく多くの人はトリプルレンズカメラからデュアルレンズカメラになって批判すると思います。

ただ個人的にはXperia 5Ⅳで60mmのポートレート撮影になったことを考えればありかなと思う。おそらくですが超広角と広角のデュアルレンズカメラ構成なのではないかなと思います。

Xperia 1Ⅴと同じくカメラ一つ一つが独立したデザインで中央にLEDフラッシュとマイクを搭載。現時点でセンサーを確認することが出来ないですが望遠レンズを廃止したからこそ推測できるのがメインカメラセンサーにXperia 1Ⅴと同じくIMX888を搭載しているではないかということ。

Xperia 5Ⅳでは60mmのポートレート専用センサーのために望遠を搭載しており最大8倍です。Pixel 7など望遠レンズを搭載していない機種であっても8倍程度の撮影が出来ること。

そしてポートレート用としてみた場合に光学2倍程度で撮影できるなら望遠は必要ないとの流れに。

iPhone 14 Proシリーズもメインカメラセンサーが48MPに強化されたことでピクセルビニング技術を採用しつつもクロップして新たに光学2倍に対応しています。

このことを考えるとXperia 5ⅤもIMX888でメインカメラセンサーが高画素化したことで光学2倍のズーム撮影に対応できるなら内部スペースの問題からもカットした可能性があること。

60mmが継続で光学2.5倍となっているのか人間の目の画角と同じとされる50mmの光学2倍か。IMX888を採用したことで実質望遠レンズが不要になったとの判断であれば個人的にはありです。

ただこれがメインカメラセンサーがIMX557のままで望遠がカットされたなら単純に劣化です。

Xperia 5Ⅳの時点で内部スペースに全く余裕がない状態でスピーカーのボックスを直接シャーシの一部として取り付けているくらいなのでカメラセンサーが大型化するのは厳しい。

現時点で本体サイズが不明ですが仮に維持した状態ならメインカメラセンサーの刷新と望遠レンズの継続を天秤にかけるのであればメインカメラセンサーの刷新の方がいいです。

逆に言えばXperia 5Ⅳの時点でSonyは望遠レンズとして搭載していなかったことになります。ズーム撮影をしっかりしたいならXperia 1Ⅴを選べばいいとより分かりやすくなったと思います。

多くのメーカーの無印はデュアルレンズカメラのことがほとんどなので違和感もあまりないです。ただXperiaでデュアルレンズ構成だった機種はXperia XZ2 premiumなどほぼないです。

Xperia 1でいきなりシングルレンズカメラからトリプルレンズカメラにジャンプした感じで個人的にはXperiaのデュアルレンズカメラに見慣れていないのでデザインの違和感はあります。

搭載SoCはどうなるのか?

個人的には今回リークしたPVの信憑性はそれなりに高いのではないかなと思います。またこの時点でリークしたことを考えると割と正式発表までそう遠くないのかもしれません。

あくまでも筐体サイズはほとんど変えることなくメインカメラセンサーを刷新させるために望遠レンズを廃止にしたとの前提であればバッテリー容量はおそらく5000mAhを継続。

そして気になる部分としてはやはりSoCで順当にいけばSnapdragon 8 Gen 2だと思います。

Dimensityを搭載しているXperiaが認証を通過していることはすでに明らかになっています。ただその後にSonyとQualcommが今後より協力体制を強化することを明らかにしています。

今後数年にわたってミドルレンジ及びハイエンドモデルをより強化していくことを明らかに。このことを考えるとDimensityを搭載したXperiaが出る可能性が減ったように感じます。

そもそも認証を通過した=必ずしも正式発表されるとは限らないので注意が必要です。逆に可能性として出てくるのはSnapdragon 8 Gen 2ではなくSnapdragon 7 Genシリーズ。

正直Snapdragon 7 Genシリーズは中華スマホ以外あまり採用しているイメージがないです。なので実際にどうなるか不明ですがSnapdragon 7 Gen 1はパフォーマンスでみるとXperia 5Ⅳが搭載しているSnapdragon 8 Gen 1と比較しても大きく見劣りします。

なのでSnapdragon 7 Gen 1の可能性は低いと思いますがSnapdragon 7+ Gen 2は別です。

ベンチマークだけで見ると100万点を超えてくるのでSnapdragon 8 Gen 1以上です。Snapdragon 7+ Gen 2はクロック数以外Snapdragon 8+ gen 1とほぼ同じです。
そのためSnapdragon 8+ Gen 1の製造時に選別落ちしたものがSnapdragon 7+ Gen 2かも。

ざっくり言えばSnapdragon 8+ Gen 1として出荷するには品質が足りなかったものがクロック数など変更され名称を変えて別製品として出荷されているという感じです。

Snapdragon 7+ Gen 2ではSoC的には格下げになってもパフォーマンスは改善します。

ただSnapdragon 7+ Gen 2をXperia 5Ⅴだけのために仕入れれば高くつく可能性もコストはSnapdragon 8 Gen 2の方が高いと思いますがXperia 1Ⅴと合わせてまとまった数を発注することが可能になるので規模の経済はまだ働きやすいかもしれません。

個人的にはSnapdragon 8 Gen 2自体が当たりSoCに感じるので搭載してほしいです。

あとは価格がどうなるのかは不明です望遠レンズをカットしてもメインカメラセンサーの刷新。またSoCも刷新となればそこまで安くなる要素はなくインフレなどを考慮すれば価格据え置きがギリギリか最低限の値上げに留まるという感じで安くなることにはあまり期待出来ないかも。

まとめ

今回はXperia 5Ⅴの公式PVと思われる動画がリークしたのでまとめてみました。これでキャリアモデルでも14万円以下に抑えることが出来ればインパクトがあるかもしれません。

また何より分かりやすい進化をしている可能性がありXperia 1との差別化にもなります。中途半端に似ているなら価格もスペックも明確に分けた方が分かりやすいですよね。

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