Xperia 1ⅤやPixel Fold。6月に絶対注目すべき機種5選

そして先日にSonyは新製品発表会を開催してXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴを正式発表しており順当なブラッシュアップという仕上がりになっています。詳細は「超絶欲しい。Xperia 1ⅤとXperia 10Ⅴがついに正式発表」をご参照下さい。

また先日にはSonyの新製品体験会に参加させて頂き、短時間とはいえXperia 1Ⅴの進化をしっかり感じることが出来たので今から発売が非常に楽しみです。詳細は「実際を触ったら超やばかった。Sony新製品体験会でXperia 1Ⅴをチェック」をご参照下さい。

さて今回は6月に機種変更を予定しているなら注目すべきおすすめ機種について簡単にまとめたいと思います。

Galaxy S23 Ultra

まず今期で外せないのが最上位モデルであるGalaxy S23 Ultraで何よりのポイントは絶対的な完成度の高さです。

またオンラインショップ限定とはいえdocomoとauから512GBモデルが発売されau限定として1TBモデルが用意されるなどストレージオプションが用意されたことで話題を集めました。

好みの側面が強いですが個人的に一番気になる部分としては写真撮影の際の色味です。

自分はXperiaなど現実により忠実な写真の方が好きということもありますが過剰な補正に感じる。逆に言えば緑ははっきりとした緑で青ははっきりとした青と分かりやすい写真が撮れます。

分かりやすく言えばSNSでいいねが貰いやすそうな写真は撮れるという感じで好み次第です。あとはGalaxy S23 Ultraで他社とカメラで大きく方向が分かれたと思うのが画素数です。

中華メーカーを中心に1インチセンサーの搭載などセンサーサイズの大型化が止まらない感じ。

一方でSamsungはセンサーサイズは1/1.3インチと維持して画素数を2倍の2億画素に。スペック的に見ればインパクトがあり画素数だけで見れば綺麗な写真が撮れそうなイメージもあります。

ピクセルビニングを採用して12MPで撮影することも出来れば2億画素のままでの撮影も可能。ただスマホのディスプレイサイズで確認する分にはそこまでの解像感がいるのか判断が難しい。

撮影した写真を大きく印刷して使うならまだしも多くのユーザーはそのような使い方はしない。一方でズーム画質にめちゃくちゃ貢献している感じでもなく誰をターゲットにしているの分からない。

画素数をそのままにして1インチ近くまで大きくした方が恩恵を受けるユーザーが多かったのではと思うからもしれませんが今後2億画素センサーは2026年頃まで継続すると言われているので世代重ねるごとにSamsungがやりたかったことが見えてくるかもしれないので今後が楽しみ。

最初に悪いことに言及しましたがカメラで見てもマクロ撮影から最大100倍ズームまで対応。そして意外と対応機種が現時点では少ないポートレート動画にも対応して汎用性は高い。

またレーザーオートフォーカスを搭載していることからポートレート撮影含め最短撮影距離が長いという感じでもなく使いやすいカメラでナイトモードなどの手ぶれ補正もしっかり効く。

カメラの色味は好みでカメラの方向性はよく分からないですが使いやすいカメラを搭載。また細かい部分までカスタマイズが可能なOneUIに長期のアップデートサポートにも対応。

そして何よりの特徴が電池持ちでハイエンドモデルとしては異常なほど電池持ちが良いです。この電池持ちの良さを知ってしまうと逆に他の機種への買い替えが躊躇するようになるかも。

また洗練されたデザインにあまり評判が良くなかったEdgeディスプレイもほぼフラット化。キャリアモデルで見れば約20万円ですが機種選びで絶対失敗したくないにおすすめの機種。

表面的に見れば20万円は高いですが長く安定安心で使えることを考えるとコスパは悪くない。

Galaxy S23

そして2つ目の機種としてはGalaxy S23でGalaxy S23 Ultraほどのスペックは要らないけど小型モデルで長く安定安心して使える機種が欲しいと思う人におすすめしやすい機種です。

前モデルは電池持ちが悪いと話題になっていましたが海外サイトのバッテリーテストを参考にすると101となっており特段良い訳でもありませんがそこまで悪くもないという感じです。

今やスマホの大型化がとまらない中6インチ前後の機種は貴重な選択肢となってきます。このサイズ感になってくると同じAndroidで見ればPixel 7がライバルになってきますが約13万円と高い分品質は高い。

Pixelは生産の問題なのかハードに問題があったりソフトが安定しないという部分がありますがGalaxyは逆に安定している部分で安心材料になります。また超音波式指紋センサーの搭載や優れたスピーカーの搭載などもアドバンテージになっている。

安いのはいいけどちょっと高くても安心できる機種が欲しい人には非常におすすめしやすい。

Galaxy S23 Ultraと比較するとスペックはだいぶ抑えめになってしまいますが安定性という部分は優秀で自分はGalaxy S23で初めて無印を購入しましたが想定以上に良かった。

今年の春夏モデルで失敗したくない人はまずGalaxy S23を基準に考えてスペックが物足りないと思えばGalaxy S23 Ultraを選ぶなり何より完成度が高いと実感できる仕上がりになっています。

Pixel 7a

次に3つ目の機種としてPixel 7aで何より価格帯を優先する人にとって一番の選択肢だと思う。ただ注意点として押さえておいて欲しいのが電池持ちが廉価モデルとして正直微妙なこと。

Pixel 5a 5Gはちょっと電池持ちが良すぎたということもありますが歴代aシリーズは微妙。一方で近年Googleは電池持ちの改善に注力している中でPixel 7aの電池持ちは芳しくないです。

海外サイトのバッテリーテストを参考にすると76となっておりPixel 4 XLよりちょっといい程度。つまり電池持ちが散々悪いと言われていたPixel 4シリーズの時代に逆戻りしている感じです。

ただ待機状態における電力効率はPixel 7シリーズと比較してもかなり優秀なので割と頻繁に使うユーザーとそうではないユーザーとでは電池持ちの評価が大きく変わる機種になります。

またGoogle Tensor G2を搭載していますがPixel 7シリーズと比較して早めにスロットルダウンする。それで発熱を抑えている感じですが長時間負荷をかけるとかなり本体は熱くなる印象です。

なので今までハイエンドを使っていたユーザーが今までのしっかり使いたいけど安い機種が欲しいと思うならおすすめできる機種ではなくPixel 7シリーズ以上にライトユーザー向けのチューニングがされている感じでPixel 6aの時よりも評価が分かれやすい機種に感じます。

ただそうは言っても直販版で6万円ちょいで購入できる機種として考えれば圧倒的な強さ。ミドルレンジユーザーが求める電池持ちや発熱と安定性の部分はかなり厳しい感じですが改善されたスピーカーに指紋認証に加え顔認証に対応したことで汎用性が大幅に改善したこと。

さらにワイヤレス充電に90Hz表示に対応と基礎スペックで見ればかなりの贅沢という感じです。カメラセンサーも刷新されたとはいえめちゃくちゃ強いセンサーを搭載している訳ではない。

ただPixelの強みはカメラセンサーなどハードではソフトで前モデルの時に感じていた解像感の不足部分やズーム時の画質などもしっかり底上げされていますがハイエンドモデルのように最短撮影の長さなど癖があるわけではなく多くの人にとってかなり扱いやすいカメラを搭載。

またアップデートはメジャーが3回にセキュリティは最低で5年と長く使えるのも嬉しいところ。さらに大手3キャリアが扱ったことで国内のフルバンドをカバーしておりユーザーのニーズに合わせてキャリアモデルに直販版と選べるようになったのが嬉しいところだと思います。

中途半端に3万円とかの機種を購入するならPixel 7aを買って3年後に下取りで買い替えるのがいい。ライトユーザー向けの機種としては現時点で最もおすすめしやすい機種に感じます。

Pixel Fold

合わせて4つ目の機種として確認しておきたいのがGoogle初の折畳式機種であるPixel Foldです。直販版でも25万3000円と非常に高いですが普通のスマホが飽きてきた人におすすめという感じです。

折畳式機種に高いお金を出すならタブレットとスマホの2台持ちの方が安上がりでいいとの声もよく聞きますがタブレットとスマホでは味わえない良さが折畳式機種にはあります。

正直はこれは使ってみるまで分からない良さであり個人的にはこの絶妙さが堪らなく感じます。スマホのようにポケットに入れて持ち運ぶことができて時にはタブレットのように使える。

タブレットをコンテンツの生産のために使っている人にとってはタブレットの方がいいと思う。ただ動画や漫画などコンテンツの消費のために使っているなら折畳式機種でもいいように感じる。

ちょっと極端に言ってしまえば場所と好きなシーンでタブレットが使えるという感じです。

昔自分はiPad miniで電話も出来れば最強と思っていましたがそれが具現化されたのが折畳式機種だと思っています。いつもより動画や漫画がちょっと大きなサイズで見れれば見やすいけどこの良さを体感するためのハードルが高すぎる感じ。

まだ発売されいない機種のため電池持ちや発熱など不安な部分もありカメラもセンサーで見ればPixel 7aより弱いので不安な部分が多い。また折畳式機種はハードに問題を抱えやすい中初代ということもあり不安がないわけではない。

ただ今まで折畳式機種を使ってみたかったけど選択肢がなくて見送っていた人ともいると思います。一度はまってしまうと普通のスマホがつまらなくなるので新しいものが好きな人におすすめです。

Xperia 1Ⅴ

最後に5つ目の機種としてXperia 1ⅤでこういうXperiaを待っていた人が多いかなと思います。

Xperia 1Ⅳで抱えていた問題をしっかり改善しており発熱はしますが以前にように発熱が原因でカメラがすぐに強制終了という感じではなく電池持ちも海外サイトを参考にすると115なのでハイエンドモデルの中では電池持ちがいい方の部類と安定性の部分をしっかり強化してきた。

また動作条件はあるとはいえ長らく待望されたナイトモードに対応したことで汎用性の拡大。

明るく撮れるようになったことに加え画像重ね合わせ技術を採用したことが何よりも大きく以前のXperiaは低照度撮影でも手持ちだと手ブレが発生しやすかったですがXperia 1Ⅴでは改善。

もちろん手ブレしないわけではありませんが低照度の環境でもだいぶ使いやすくなった印象。あくまでもBasicとAモードでしか適用されませんが画像重ね合わせ技術に加えメインカメラが48MPに高画素化されたことでピクセルビニングが採用。

他の機種なら何年も前から採用されてきた技術が一気に採用されたことで見劣りしていたカメラが一気に強化された感じ。カメラがしっかり底上げされたこと現実をより忠実にというコンセプトの良さが活きて差別化に。

もちろん物足りない部分はまだまだありますが今までのXperiaと大きく違う印象を受けます。

そしてトップクラスのスピーカーに進化してイヤホンジャックやSDカードスロットと貴重な選択肢。ただアップデートサポート期間が20万円もする機種の中ではかなり短いかなという印象。

今までは本当に強い拘りがある人向けでしたがXperia 1Ⅴではスマホとしても底上げされたのでちょっと拘りがある人でもだいぶ使いやすくなったのではないかなという印象です。

まとめ

今回は6月に注目すべきおすすめの機種についてまとめてみましたがSnapdragon 8 Gen 2があたりなのかハイエンドモデルが一気に安定しており高いですが完成度は増している印象です。

またユーザーのニーズに合わせてタイプが違う機種がラインナップされているのも嬉しいところ。下半期は新型iPhoneやPixel 8などもありますが上半期も今年はかなり豊作に感じます。

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