ついにXperia 1Ⅴが5月11日に正式発表へ。カメラ刷新で今から超楽しみ

先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。

さて今回Sonyが5月11日より新製品発表会を開催することを明らかにしたので発表される可能性がある新製品について簡単にまとめたいと思います。

新製品発表会を開催に。

Sonyは今回新製品発表会の告知に合わせてティザー動画を公開しており発表される新製品のヒントがちょっとだけあるので確認していきたいと思います。まず一つ目にNext ONE is Comingと表記されていることからも次の1シリーズが正式発表されると推測することができます。

一部界隈では命名規則が変更されるとの噂もありましたが従来通りの命名規則の可能性が高くXperia 1Ⅴが正式発表されると思われます。

次にティザー動画を確認するとカメラセンサーを強調していることを確認。

ティザー動画からセンサーサイズやレンズ構成などは確認することが出来ませんがSony公式のTwitterアカウントを確認するとNext-gen Sensorとしていることから事前情報通りカメラセンサーは刷新されると推測ができます。

Xperia 1IIから3年連続でIMX557を採用なので流石に今年は刷新されると期待していましたがティザー動画から刷新が確定して一安心です。

IMX557は1/1.7インチとハイエンドモデルが1.0型センサーを採用する時代の中では小さすぎ。

今やミドルレンジでも1/1.5インチを搭載する時代で同日に発表されるPixel 7aでさえ1/1.7インチと同じなのでハイエンドとしては時代遅れ。

一部情報では1/1.3インチ程度とか1/1.4インチ程度になるとか噂されていますが仮に1/1.3インチ以上のセンサーを搭載すればXperiaの中で最も大きなセンサーを搭載していることになります。

Xperia PRO-Iは1.0型を搭載しているとはいえ写真を撮影する際には60%までにクロップされるので実質1/1.3インチ相当。

個人的には秒20コマのバースト撮影や高速オートフォーカスが犠牲になるならそこまでセンサーを大型化して欲しいと思いませんが両立できるのであれば少しでも大型化して欲しい感じです。

とりあえずXperia PRO-Iの時シャッターボタンを押してから撮影を開始するまでのタイムラグがあって実用性が低かったのがちょっとトラウマなのでXperia 1Ⅴではなってほしくない。

またティザー動画でXperiaを持っているシーンはあるとはいえ詳細なデザインの確認は不可能。むしろ今回のティザー動画では他の機種を持っていたとして気づかない程度しか確認出来ません。

とはいえ先日にはCADを元に作成されたレンダリング画像が公開されておりデザインの詳細を確認することができます。本体サイズはちょっと錯綜しており一気に小型化されるとの話もあれば現行モデルとほとんど変わらないとの予測もあり正直どちらも現実味があって分かりません。

ただデザイン全体で見るとXperia 1Ⅳから大きな変更はなく垂直型のトリプルレンズカメラにアスペクト比21:9を採用している可能性。ただサイドフレームのデザインはXperia PRO-Iみたくスリッドが入っている感じに変更されており全体的に見ればマイナーアップデートです。

スペックに関する噂を確認。

残念なことに今回公開されたティザー動画ではこれ以上のヒントを確認することが出来ません。

ただXperia 1Ⅳの時はヒントになるようなティザーを4つ公開していたのでXperia 1Ⅴも同様に今後新たなティザーが複数回公開される可能性があるので非常に楽しみです。

何せここまでリークが全くないことがすごいですが誰も興味がないのではと心配にもなっちゃいます。そして今回信憑性は低いと思いますがXperia 1Ⅴの噂されているスペックを確認したいと思います。

ディスプレイサイズは6.5インチになると予測されており表示解像度は4Kが継続だと思います。現時点で同じ4Kでも画素密度に関する情報はなく電池持ちやディスプレイへの焼き付けへの影響を考えると変更はない可能性。

一方で噂段階では可変式120Hz表示に対応するとの話もあり仮に対応すればディスプレイの電力効率が改善してXperia 1Ⅲ以降発熱の原因にもなっていたので発熱もより抑制される可能性。

ディスプレイ輝度に関してはXperia 1Ⅳで大幅に改善されましたが他社のフラッグシップと比較すると1000nits以下なのは明らかに暗いので改善されるかも。

ただ画素密度が高いことからもディスプレイ輝度を上げると焼き付けの問題が出るので難しい。

基礎スペックに関しては登場時期を考えればAndroid13を標準搭載している可能性が高い。一方でアップデートサポート期間に関する情報はないですがそれそろ伸ばして欲しいところです。

Xperia Aceシリーズでさえ2回のメジャーアップデートに対応してきているのでハイエンドは2回ではなくせめて3回にしてセキュリティアップデートは4年になれば印象がだいぶ違います。

ちなみに認証情報からもdocomoモデルは5G国際ローミングに対応していることが判明しています。なので海外でもアメリカなど対象地域では5Gで通信が可能で今年の夏モデルの特徴の一つかも。

容量構成はベースモデルがRAM12GB/ROM256GBで上位モデルかつ地域限定モデルとしてRAM16GB/ROM512GBモデルが存在との予測 また今や珍しいSDカードスロットは継続搭載すると予測。

またSoCはSnapdragon 8 Gen 2を搭載すると予測されておりパフォーマンスの高さは問題ないです。ただ何よりの問題なのが発熱対策で一部噂では巨大なベイパーチャンバーを搭載するとされていますが現時点で確証的な情報はありません。

Xperia 1Ⅳでは発熱の原因となる消費電力をソフトで制限するというソフト主軸の発熱対策だったこともありソフトで制御出来なくなるとボロボロに。また発熱すると真っ先にリフレッシュレートが制御され動作が不安定に感じると評判もイマイチ。

Xperia 1Ⅴではソフトだけではなくハードでもしっかり強化した上で最適化してほしいです。Galaxy S23シリーズを見ると最適化がしっかりしていることからも電池持ちが大幅に改善。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載するだけでも発熱が抑制され電池持ちは改善すると思いますがそれだけだと今までのXperiaと同じでSoCに左右されてしまうのでSoC以外での対策が重要です。

ただハードでの発熱対策をしっかりすれば電池持ちは大幅に改善する可能性があり最適化次第ではXperia 5Ⅳと同程度まで改善するかも。

バッテリー容量は不明ですが認証情報からも33Wに対応。

現行モデルが30Wなので僅かに強化されていることになりますが単純に充電速度だけを強化した感じには思えずバッテリー容量が増えたけど今までと同じ充電速度を実現するために充電速度も強化したようにも思えます。

となれば最大で10%程度バッテリー容量が増えるて5500mAh前後になるかもしれませんが推測に過ぎません。ワイヤレス充電はおそらく対応でIP68にイヤホンジャックに指紋認証はおそらく同じ。

あとはXperia 5Ⅳのスピーカーの完成度がかなり高かったのでより筐体が大きなXperia 1Ⅴでスピーカーの進化を頑張ってほしいところ。

そしてカメラに関する情報はほとんどなくメインカメラセンサーはティザー動画からも刷新。センサーのアスペクト比が3:2に見えてXperia PRO-Iの1.0型センサーと同じに見えますがアスペクト比だけでセンサーサイズは判断できません。

超広角にペリスコープの継続はおそらく一緒で望遠はLGの新型モジュールの採用で4倍から9倍の可変式光学ズームに対応するとの噂もあります。個人的にはズーム倍率を強化するよりも5倍以下の画質をしっかり底上げして欲しいところです。

何よりXperia 1Ⅳでは全画角でのバースト撮影や4K/120fps撮影に共通して対応したのでSonyのコンセプトにあるように3つの画角が異なるシングルレンズカメラを搭載しているに近づいた。

あとはそれぞれの画角におけるカメラセンサーをしっかり強化して欲しいところです。

価格に関してはGalaxy S23シリーズのキャリアモデルから推測すれば為替の影響もありおそらく値上げされる可能性がありXperia 1Ⅴはギリギリ20万円を超える可能性があります。

仮にドルベースで価格が据え置きでも値上がりは避けられずそもそもスペックが強化されるので価格の据え置き自体も難しいと思うので値上がりは覚悟が必要。

発売日に関しては具体的な情報がありませんが正式発表日が昨年は5月10日と1日しか違わないので同じ感じになるかも。なので5月下旬には香港など一部アジア圏で販売されて日本では6月上旬の発売かもしれません。

Sonyは最近発表から発売までのタイムラグ改善にかなり尽力しているので昔みたくはならない。

同時に発表される可能性がある新型Xperia

そしてこのイベントで発表される可能性がある新型Xperiaを認証情報を元に再確認するとハイエンドモデルが1つにミドルレンジもしくはエントリーモデルが3つ存在しています。

ハイエンドモデルはXperia 1Ⅴで確定で残り3機種のうち一つはXperia 10Ⅴの可能性が高い。Xperia 10Ⅴはデザインがリークしており現行モデル対比で僅かに厚みが増して大型化しています。

バッテリーが大型化して電池持ちが改善しているかも。一部情報によるとSnapdragon 6 Gen 1を搭載しているとの予測もありSnapdragon695対比でパフォーマンスは大幅に改善します。

そうなればカメラの画像処理も改善するのでカメラがハード面であまり変わらなくても改善に期待。少なくともデザインをみる限りではマイナーアップデートになりSoCの進化が中心の可能性。

そしてこのイベントで発表されるか不明ですがXperia AceⅣが合わせて発表される可能性が高い。一部情報によるとグローバルで展開されるとの噂がありイベントで発表されればグローバル展開あり。

逆になければ日本市場限定の可能性。一部噂ではアスペクト比21:9を採用することでデザインの統一。ただアスペクト比の変更に合わせてかなり小型化するとの予測もありリーク通りならiPhone 13 miniと同程度に。

とはいえそのサイズ感になると持ちやすいかもしれませんがターゲット層が高齢者やキッズであることを考えるとちょっと見にくいのかなと思います。搭載SoCはSnapdragon 4 Gen 1との話もあればMediaTekのHelioを搭載するとの噂もあります。

今年のエントリーモデルは値上げ回避のためスペックを削る傾向にあるのでXperia AceⅣは価格を優先してスペックを削るのか/スペックを強化して値上げになるのか気になるところです。

そして4つ目の機種は全く不明でエントリーモデルかミドルレンジであることしかわかっていない。

一方でBluetooth SIGの認証情報からもDimensityを搭載したXperiaが出る可能性が高く勝手な推測では新たなナンバリングを採用したキャリア向けのXperiaが出ると推測しています。

ハイエンドモデルがどんどん高くなっていることからキャリアの要望に応えて10万円以下のミッドハイレンジモデルが登場するのではないかと思っていますが実際にはどうなるか不明です。

あとはXperia 5Ⅴが出るとの話もありますが情報が錯綜しておりちょっとよくわからないです。あくまでも次のイベントはグローバル向けなので発表されても最大で3機種かなと思います。

まとめ

今回はSonyが5月11日に新製品発表会を開催することを明らかにしたのでまとめてみました。グローバルイベントとはいえ日本時間では比較的見やすい時間なので個人的にはありがたいです。

ただ一方で5月12日の2時からGoogle I/Oなので当日はめっちゃキツそうです。

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