Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回先日ほぼ確定的なデザインがリークしたXperia 1ⅤからXperia 5Ⅴの方向性を簡単にまとめてみたいと思います。
小型化する可能性。
執筆時点でXperia AceⅣのデザインがリークしていないので何ともの部分もありますが今年のXperiaもおそらくデザインが大きく変更されることはなく小型がテーマの可能性。
Xperia 1Ⅴの本体サイズが161x69x8.5mmに対してXperia 1Ⅳは165x71x8.2mmとだいぶ小型化。ぱっと見の印象としてデザインは変わっていませんが世代を重ねるごとに小型化しており単純に考えればXperia 5Ⅴも小型化する可能性があります。
とはいってもXperia 5Ⅳの時点でこれ以上の小型化が可能なのか懐疑的な部分もありXperia 5Ⅲの本体サイズが157x68x8.2mmに対してXperia 5Ⅳは156x67x8.2mmと縦横1mmずつとXperia 1シリーズほど世代を重ねても小型化していない感じです。
Xperia 5Ⅳではサイドフレームのフラット化に加えベゼルのスリム化でギリギリ小型化できた感じ。ちなみに海外サイトを確認するとXperia 5Ⅲの画面占有率が81.34%に対してXperia 5Ⅳは83.11%とスペックで見ても僅かにベゼルがスリム化していることを確認できます。
ただ一方でXperia 5Ⅴではこれ以上小型化する余地があるのか不明。そもそもXperia 1Ⅴもディスプレイサイズを維持しながら縦幅4mmもどうやってスリム化したのか先日リークしたレンダリング画像だけでは判断できません。
一時期インカメラの小型化でベゼルをよりスリム化できる可能性があるとの話がありましたがXperia 1ⅣとXperia 1Ⅴのレンダリング画像を比較してもインカメラとベゼル部分はほぼ一緒に見える。
またXperia 5Ⅳの時点でサイドフレームをフラット化していることからもあとはサイドフレーム自体を薄くするしかありませんが耐久性の問題に繋がる可能性があります。
おそらくですがXperia 1Ⅴほど小型化する可能性は低くXperia 5Ⅳの時のように縦横1mmずつで155x66mmあたりが無難に感じる。
またXperia 1Ⅴもそうですが仮に小型化した場合インチ表示でのディスプレイサイズは一緒でもディスプレイの表面積というべきか大きさでは小さくなっている可能性もありますが何ともです。
一方で縦横はスリム化しても本体の厚みは増す可能性がありXperia 1Ⅴと同様に8.5mm前後かも。
Xperia 1とXperia 5でこそバッテリー容量に差がありましたがXperia 1IIとXperia 5II以降は筐体サイズに違いがありながもバッテリー容量は一緒ときておりXperia 5ⅤもXperia 1Ⅴと同じかも。
5000mAh以上のバッテリーを搭載するか不明ですが仮に継続でも内部スペースはかなりキツキツです。
さらにXperia 5Ⅳではワイヤレス充電に対応したことでより内部スペースに余裕がなくなっているので小型化するとしてもXperia 1Ⅴではなく実際に比較しないと分からない程度の小型化に収まるかも。
仮にXperia 1Ⅴと同様に小型化しているのでスペックが大幅に削られていると覚悟した方がいい。
電池持ちはさらに改善するかも。
そしてXperia 1Ⅴの記事と重複する部分でもありますがそもそも本体の厚みが増えた理由が分からない。
現行モデルと同じバッテリー容量が一緒だとしてもバッテリーサイズが一緒であるとは限らずバッテリー自体の縦横がよりスリムだけどその分厚みがあるものに切り替えてSonyがXperia 1ⅤやXperia 5Ⅴで持ちやすさの改善を優先して本体の厚みを犠牲にしたと考えることもできます。
一方で内部スペックを強化したことからも本体の厚みが増したとも考えることができ期待したくなるのは発熱対策としてベイパーチャンバーなどを搭載した結果本体の厚みが増している可能性もありますが実際のところは不明です。
Xperia 5Ⅴは例年通りの流れであればSnapdragon 8 Gen 2を搭載するかも。
昨年はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しなかったことで散々批判されましたがそもそも今までオーバークロック版を搭載したことがないXperiaが搭載しなかったのは正直当たり前という感じです。
また今年でみればSnapdragon 8+ Gen 2が存在するのか不明。Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxyが従来でいうオーバークロック版なのでQualcommが別途オーバークロック版を用意する可能性があるのか。
またGalaxy専用となっているSoCは期間限定の契約で今後他社も採用することが可能になるのか不明。
Snapdragon 8 Gen 2 For GalaxyはQualocommがSamsungと共同してGalaxyのためにチューニングしたことが明らかになっているのでGalaxy専用が他社に卸させることは考えにくい。
とはいってもGalaxy専用を超えるオーバークロック版を別途用意するのはSamsungとの契約がどうなっているのかにもより現時点での情報では何ともで単純にXperia 5ⅤはSnapdragon 8 Gen 2を搭載すると思っていた方がいい。
SamsungがGalaxy S23シリーズで発熱対策をハード面で強化した上でチューニングもしっかりしたことで電池持ちが大幅に改善。
Galaxy S23シリーズ全体が前モデル対比で電池持ちが改善していますがGalaxy S23 Ultraは海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると126のスコアを獲得しておりハイエンド部門で圧倒的な一位だったiPhone 14 Pro Maxを抜いている。
Xperia 5Ⅳが仮に同じバッテリー容量だとしてもしっかりチューニングすれば電池持ちはまだまだ改善する余地があり発熱がひどいといわれているSnapdragon 8 Gen 1を搭載したXperia 5Ⅳでさえ116を獲得していることを考えるとXperia 5ⅤではGalaxy S23 Ultraの126も夢じゃないです。
イヤホンジャックやSDカードスロットはおそらく継続で生体認証も指紋認証は継続する可能性。一方でXperia 1Ⅴでも不明ですがインカメラを利用した顔認証に対応するのかどうか何ともです。
少なくともXperia 1Ⅴのデザインを確認する限りでは3D顔認証に対応する可能性は低く2Dだと思います。容量構成はXperia 5Ⅳの直販版でRAMが増強されなかったことからも8GBが継続される可能性が高い。
ちなみにXperia 5Ⅳで発生しているRAM不足問題ですが中国版では改善したみたいなので今後他の市場のモデルも改善されるかも。ストレージは128/256GBあたりが有力で特段変更はないかも。
カメラの大幅刷新は期待しにくい。
そしてカメラに関してXperia 1Ⅴのセンサーなどが不明なため現時点で詳細を推測するのは難しい。Xperia 1Ⅴのデザインを見る限りTOFセンサーとLEDフラッシュの場所が前モデル対比で移動しています。
そして前モデルではTOFセンサーが搭載されている部分にマイクが搭載されているようにも見えます。デザインだけで見ればトリプルレンズカメラの継続かつセンサーサイズが極端に大きくなることはあまり期待出来ません。
またXperia 5シリーズは代々TOFセンサーを搭載していないためXperia 5ⅤでもTOFセンサーを搭載する可能性は低く搭載したとしてもレーザーオートフォーカスだと思います。
先ほどのデザインの話とも重複しますがXperia 1Ⅴでなぜカメラバンプの厚みが増したのか不明です。
レンズ構成やセンサーサイズが変更されたことで単純にカメラバンプが増しただけなのか内部スペースの変更でカメラ部分の余裕がなくなりセンサーサイズなどほぼ変更なくセンサー部分などより上部分に移動した結果カメラバンプが増したのか不明です。
ただ少なくとも中華スマホのように1.0型センサーなど大きめのセンサーを搭載している可能性が低い。またXperia 5Ⅳの時からですがXperia 5Ⅴも同様にペリスコープを搭載している可能性は低くズーム倍率に変更があってもポートレート専用になるかも。
カメラに関してはXperia 1Ⅴのスペックが分かればメインと超広角に関しては同じものを搭載すると思うのでよりイメージしやすくなります。少なくとも現時点での情報では大刷新は期待出来ないです。
少なくとも執筆時点ではXperia 1Ⅴのデザインしかリークしていませんが今後Xperia 10ⅤやXperia AceⅣのデザインがリークする可能性がありあとはXperia 5Ⅴのデザインがいつリークするか。
Xperia 5Ⅲの時のようにリークなしで上半期にサプライズ発表という流れもあるかもしれません。一方で有名なリーカーが指摘したようにSnapdragon 8 Gen 2を搭載するなら上半期に出した方がいい。
少なくとも上半期に出すことXperia 5Ⅳの時のようにSnapdragon 8+ Gen 1非搭載だからといって批判されることはなくなり下半期はXperia PROシリーズを出した方がわかりやすいように感じます。
Xperia PROシリーズはSoCどうこうのモデルではなく何か他に突出した特徴があるモデルになります。少なくともスペックに固執した人をターゲットにした製品ではないので批判から逃れられるかも。
まとめ
今回はXperia 1ⅤのデザインがリークしたのでXperia 5Ⅴの方向性を簡単に推測してみました。Xperia 5Ⅴはレギュラーフラッグシップモデルかつコンパクトな筐体サイズで注目度も地味に高い。
またXperia 1シリーズと比較して価格が安くなりやすいのでユーザーが手が届きやすいのもある。今年は2022年モデル以上に区別化しているのかなど気になることがたくさんあり今から楽しみです。
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