先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。
さて今回現時点で判明しているリークや噂を基にXperia 1Ⅴのスペックやデザインを総まとめしてみたいと思います。
デザインを確認。
まずデザインから確認していくと海外の有名なリーカーがCADを基に作成したレンダリング画像を公開しており本体サイズは161×69.3×8.5mmで現行モデル対比で縦4mm横2mm程度小型化します。
ただディスプレイサイズが6.5インチと同じと予測されていますがこれだけ本体サイズが小さくなってディスプレイサイズを維持できるのか正直疑問です。
一方で中国のリーカーもCADを公開しており165x71x8.5mmとこちらの場合は現行モデルと縦横一緒で厚みだけ増す。ディスプレイサイズが一緒であると仮定した場合筐体サイズがほとんど一緒の中国のリーカーが公開したCADの方がまだ信憑性があるように感じます。
先に公開されたレンダリング画像の方がリーカーの過去の実績を考慮すると信憑性が高いですが同氏のリークはたまに間違っている時もあります。何より現時点での情報を基に判断すれば少なくともXperia 1Ⅳより大型化はしない可能性が高くほぼ現状維持か小型化の2択です。
ちなみに現状維持だとしても本体の厚みは異なるためXperia 1Ⅳのケースを使いまわすことは厳しくレンダリング画像では確認できませんがカメラ部分の大きさなども僅かに異なる可能性。
バックパネルを確認するとおそらくフロスト加工が採用されておりフラットデザインを採用。ただサイドフレームはXperia PRO-Iと同じくスリットのように加工が施されていますがどのような意味を持つのか正直不明です。
ただXperia PRO-Iのようにストラップホールはありません。フロント部分は上下ベゼルがありトレンドのパンチホールデザインなどは採用せず。またXperia 1II以降と同じくデュアルフロントスピーカーを搭載しておりフルステージステレオスピーカーを継承しているかも。
その他側面に指紋認証に本体にイヤホンジャックの搭載はいつも通りという感じです。カラバリによって印象が異なると思いますがぱっと見のデザインは現行モデルから大きな変更なし。
あとはカメラ部分の大きさやカメラバンプにどの程度の差があるのか非常に気になるところです。小型化されれば別の話ですが現状維持のサイズならほぼデザインの変更はありません。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイですが有力なリーク情報は全くありませんが6.5インチに表示解像度が4Kに対応することはほぼ間違いないと思います。特に表示解像度は電池持ちや焼き付けとのバランスを考えるとこれ以上画素密度が強化されるとは考えにくい。
一方で一部噂によると可変式120Hz表示に対応する可能性があります。単純に可変式に対応することで消費電力が抑制されXperiaの場合Xperia 1Ⅲ以降は特に120Hz表示だけでも発熱が大幅に増加しています。
リフレッシュレートが最適化されるだけで電池持ちの改善はもちろん発熱も抑制されるかも。ただ可変式に対応したディスプレイは原価コストが高いので本体価格に跳ね返る可能性。
そしてもう一つ気になるのはディスプレイ輝度でXperia 1Ⅳは前モデル対比で50%近く改善。
ただ海外サイトのディスプレイテストの結果を見ると最大で950nits前後なので屋内で使う分には十分な明るさですが外で使うには他のフラッグシップと比較してかなり暗めです。
歴代Xperiaを見るとあまりSonyはディスプレイ輝度の改善に積極的という感じではなく2022年モデルで一気に強化したことを考えると2023年モデルでさらに強化するのか不明です。
ただ拘ったカメラ撮影にフォーカスしていることを考えるとより強化するべきだと思います。
Xperia 1Ⅳで対応したリアルタイムHDRドライブのような新機能はあるかもしれませんがスペック上で分かりやすい進化ポイントがあるとすれば可変式とディスプレイ輝度だと思います。
逆に言えばこのへんが進化しなければディスプレイ全体で見た時ほぼ進化がないかも。
基礎スペックを確認。
基礎スペックに関してAndroid13の標準搭載はほぼ確定。一方で気になるのはサポート期間で現行モデルはメジャーアップデートが2回にセキュリティアップデートが3年ですがより強化されるのか不明です。
Sonyは国内のキャリアでの販売を前提にしているのか不明ですが流石にプレミアムモデルであることを考えるとアップデートサポート期間は短いように感じます。
あと先日のGalaxy S23シリーズの発表会では確認出来ませんでしたがXperia 1Ⅴのdocomo版は認証情報からもアメリカの5Gに対応している可能性。
つまり5G国際ローミングに対応した機種である可能性があり今年の夏モデルの最上位クラスは全て同様に対応している可能性あり。そしてSnapdragon 8 Gen 2の搭載もほぼ確定。
また今年はGalaxy専用チップもあるせいか例年通りの命名規則で言えばSnapdragon 8+ Gen 2は存在しないと予測されています。このことからもSnapdragon 8 Gen 2は今年の上半期において最強のSoCに違いはないです。
Snapdragon 8 Gen 1対比で発熱もしにくくパフォーマンスの持続性も改善する可能性あり。ただそれだけだと高負荷をかけて発熱した時に不安定になるのでソフト面に加えてハード面でも発熱対策を強化してくるのか不明。
一部噂によるとベイパーチャンバーを搭載すると予測されていますが搭載するとしてもどの程度の大きさのものなのか不明です。例えばGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraでは同じくベイパーチャンバーを搭載しています。
ただ大きさが全く違うためパフォーマンスの持続性に発熱のしやすさにも差がある印象です。
Xperia 1Ⅴがなぜ本体の厚みが増しているのか不明ですがXperia PROの時にように巨大なベイパーチャンバーを搭載してくれていたらだいぶ印象が変わると思います。
正直多少重くなってもしっかり強化して欲しいところですがベイパーチャンバーを搭載するか不明。
容量構成はおそらくベースモデルがRAM12GB/ROM256GBで多くの地域で発売されると思います。ただXperia 1Ⅳの直販モデルからも一部市場ではRAM16GB/ROM512GBの上位モデルはあるかも。
SDカードスロットはおそらく継続でイヤホンジャックにIP68に対応は継続だと思います。
生体認証は電源ボタンに統合された指紋認証のみの可能性があるリークしたデザインを確認する限りで顔認証用のセンサーを搭載できるとスペースがなさそうなので対応しても2D顔認証かも。
ただ2Dだと結局今までと同じくセキュリティの低さらかも顔認証に対応しない可能性。そしてバッテリー関連の情報はなくおそらくですが5000mAhのバッテリーを継続するかも。
よほどディスプレイが強化されない限りSnapdragon 8 Gen 2の搭載で電池持ちは改善するかも。発熱もしっかり抑制することができれば電池持ちは劇的に改善する可能性もあります。
充電速度は有線の場合45Wになるとの噂がありますが個人的には30Wが継続かなと思っています。
カメラを確認。
最後にカメラですがフェイクっぽい情報はかなりありますが信憑性が高い情報はないです。リークしているデザインをみる限りカメラ部分のデザインが僅かに変更されています。
おそらくですがTOFセンサーが廃止になりレーザーオートフォーカスに変更されている可能性。
ただXperia 5Ⅳの時点でTOFセンサーなしでもAIの強化でリアルタイムトラッキング機能に対応したことを考えるとXperia 1ⅤでもTOFセンサーが廃止されてもおかしくないです。
さらにTOFセンサーが廃止された分内部スペースが多少が開くと思うので仮にカメラ部分の大きさがそこまで変わらなくてもカメラセンサー自体はより大型化している可能性あります。
特にメインカメラセンサー付近のデザインが変更されているのでメインカメラセンサーが大型化している可能性があります。ただ中華スマホのように1.0型のIMX989は搭載していない可能性があり個人的には1/1.5インチ前後で良くても1/1.3インチ前後になるかもしれません。
逆に1/1.3インチ程度まで大型化するのであればXperia PRO-Iからも絞り機能はつくかも。あと詳細は不明ですが望遠レンズはペリスコープを搭載していることを確認できます。
インカメラは刷新されたばかりなのでハードの強化はないかもしれませんがPhoto Proにしっかり統合されるのか気になります。何よりカメラに関しては情報が少なすぎて判断できない。
価格は現時点で不明で発売時期は直近の噂では6月には市場に出回っているとしています。
Sonyは近年発表から発売までのタイムラグの改善に尽力しており5月中旬頃までに発表されれば6月中には発売されていてもおかしくないですが何より動画撮影時点でいつ発表されるのか不明。
まとめ
今回は現時点であるXperia 1Ⅴのリーク情報や噂についてざっくりとまとめてみました。価格に関してキャリア版は20万円を超える可能性があり例年以上に高くつく可能性があります。
デザインはほぼ変わらない感じに見えますが中身は思っていたよりもアップデートになるかも。
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