先日には韓国版のGalaxy Z Fold 4を購入して思うのはパッとした分かりやすい進化はないものの完成度が着実に高くなっていることを実感できる良機種に仕上がっていること。
詳細は「Galaxy Z Fold 4の開封レビュー。Z Fold 3から本当に変わった?」をご参照下さい。そして先日には今年のSamsungの命運を占うGalaxy S23シリーズが正式発表された一方で進化幅が少なくちょっと物足りなく感じます。
また先日には韓国版のGalaxy S23 Ultraを購入して開封レビューをしてみましたがぱっと見の進化はなくても電池持ちの大幅な改善など完成度をかなり高めた良機種に感じます。
詳細は「Galaxy S23 Ultra 開封レビュー。派手さを捨ててひたすら完成度を高めた機種」をご参照ください。さて今回国内でGalaxy S23シリーズが正式発表されたのでGalaxy S23の1週間レビューと合わせてまとめたいと思います。
国内で正式発表。
まずdocomoにおけるラインナップをまとめると以下のようになります。
docomo | 容量構成 | カラバリ | 一括価格 | プログラム利用時 |
S23 | RAM8GB/256GB | クリーム/ブラック/ラベンダー | 13万6620円 | 6万7320円 |
S23 Ultra | RAM12GB/ROM256GB | グリーン/クリーム | 19万7670円 | 9万7680円 |
S23 Ultra(オンライン限定) | RAM12GB/ROM512GB | ブラック | 23万6500円 | 11万9020円 |
想定外だったのがGalaxy S23のストレージが256GBに対応と嬉しい誤算です。またGalaxy S23 Ultraに関してドコモオンラインショップ限定でブラック/512GBが用意されています。
価格に関しては為替の影響を考えると妥当の範囲ですが512GBに関してはちょっと高いかなという印象。4月20日発売ですでに予約開始しています。またGalaxy Sシリーズとしては初めてeSIMに対応しておりバンド縛りも削除。
またGalaxyロゴからSamsungロゴに変更されていますが残念なことにキャリアロゴは健在しています。
au | 容量構成 | カラバリ | 一括価格 |
S23 | RAM8GB/256GB | クリーム/ブラック/ラベンダー | 13万6330円 |
S23 Ultra | RAM12GB/ROM256GB | グリーン/クリーム | 19万7650円 |
S23 Ultra(オンライン限定) | RAM12GB/ROM512GB | ブラック | 22万5120円 |
S23 Ultra(au限定) | RAM12GB/ROM1TB | ブラック | 25万3440円 |
次にauでの販売価格を確認するとdocomoより僅かに安い程度。一方でGalaxy S23 Ultraの512GBのオンライン限定は一緒ですが国内初となる1TBも用意されておりauオンラインショップ限定です。
ただ価格も25万円とかなりお高いです。docomoと一緒で発売日はdocomoと一緒。
Rakuten | 容量構成 | カラバリ | 一括価格 |
S23 | RAM8GB/256GB | クリーム/ブラック | 14万7700円 |
またRakutenもGalaxy S23のみ扱います。ただ想定外だったのは割引なしの一括価格は大手キャリアの中では一番高め。また執筆時点では直営ショップを確認してもGalaxy S23シリーズの直販版の存在は確認できません。
あとはキャリアごとに予約/購入キャンペーンを行っておりdocomo/Galaxy S23 Ultraの512GBモデルで見れば4月19日までに予約して5月14日までに購入して応募をすると256GBモデルとの差額である2万円分のAmazonギフト券がもらえます。
さらにGalaxy Buds 2と専用ケースももらえるので合計で3万円相当の購入特典がもらえることになります。
電池持ちが安定している。
短期間使ってきてこれで十分だと思える一台に感じる。Galaxy S23を使っている今まで無印を避けてきた自分が馬鹿だなと思うくらい完成度が高いです。
スマホに何より安定性を求める人で価格は二の次だと思う人にってまさにおすすめできる一台です。そして満足度が高い理由についてざっくりまとめたいと思います。まず一つ目として電池持ちの改善です。
前モデルは電池持ちがかなり悪いとの評判で自分は実際に使ったことがないため何ともですが海外サイトのバッテリーテストを参考にするとGalaxy S22のスコアは85で自分が実際に使った機種で見るとiPhone 14 Proと近いスコアなのでイメージ出来ます。
もちろん使い方次第の面もありますが85前後の機種で自分の使い方だと寝る前の電池残量は40%前後で50%以下のことがほとんどという感じ。使ったなと思う日は30%以下になることが多く自分の使い方でもちょっと不安になるクラスです。
同等のスコアで自分の中で例外なのがPixel 7 Proで83でありながらも50%近くのことが多い。
少なくとも移動中にバンバン使う人にとっては1日持たない可能性が高いスコアですがGalaxy S23では101のスコアを獲得しており大幅に改善。最適化がギリギリ終了した感じかなとは思いますが自分の使い方だと寝る前の電池残量が50%前後のことが多く2日弱は持つかなという印象です。
コンパクトモデルとしてXperia 5ⅣやZenfone 9のような圧倒的な電池持ちの良さはありません。
ただバッテリー容量に無印という立ち位置からのターゲット層を考えるとと1日は持つ可能性があり電池持ちが良いと手放しでは言えませんが最低限の電池持ちは実現しているという印象を受けます。
今まで無印は悪くプラスとウルトラの電池持ちが良いという印象でした無印がしっかり底上げされたので無印でも十分でウルトラに関してはめちゃくちゃいいとGalaxyの電池持ちのイメージが変わりました。
もちろんミドルレンジやエントリーモデルには及ばない電池持ちですが個人的には満足に感じます。
また時期的なものもありますが負荷の高いゲームをやらない自分にとって発熱には遭遇しない。カメラのサンプル撮影していても発熱に遭遇しない。あとはこれから外気温が高くなってきた時にどれだけ実用性があるかは注意が必要。
少なくともベンチマークで負荷をかけただけで内部温度も外部温度も高くなるので本体は熱く感じやすいかも。少なくともパフォーマンスの持続性はそこまで心配していませんがやはり本体が放熱で熱くるなるとユーザビリティが下がることに違いはないです。
分かりやすいカメラ。
次に2つ目として分かりやすいカメラでディスプレイ輝度の改善は思っていたより撮影のしやすさに直結。他の機種とサンプル撮影をしている時にGalaxy S23のディスプレイは明るくて非常に見やすい。
今の時期でそう感じるということはこれから夏にかけてよりその差を実感することになると思います。
詳細を把握していなくても申し訳ないですがGalaxy S23は撮影通のプレビュー画面と撮影後の写真や動画を剥離があるためおそらくライブHDRに対応していませんがそれでもディスプレイ自体が見えにくかったら撮影が単純にしにくくライブHDRどころの話ではない。
これはGalaxy S23に限った話ではありませんが特に低照度の環境で撮影している場合ディスプレイが明るいことに加えプレビュー画面の時点でもかなり明るく補正されているので自分が何を撮っているのか確認しやすい。
夜の撮影に強いPixelであっても動画はそこまで強くなくGalaxy S23の方が明らかに撮りやすい。
これでライブHDRに対応しているのであればもうちょっと精度を上げないと厳し目に感じますが多くのユーザーにとって撮りやすいカメラに感じ望遠レンズも搭載して最大30倍ズームに対応。
なので多くのユーザーのニーズに応えることができるカメラを搭載しているのでおすすめしやすいです。扱いやすいカメラだと思いますが自分の用途にはあまり合っておらずその理由として一つ目は色味です。
サンプルを撮影した時から思っていましたが結構濃いめで実際に目で見ている景色よりも緑はより緑になり青はより青になるため個人的には加工感がちょっときつめに感じてしまいます。
SNSで写真をアピールする際にはよりはっきりとした色合いの方が好まれがちでSamsungの戦略は正しいのかもしれませんが自分がスマホのカメラに求めるのは映える写真ではなく記録用の写真です。
娘を撮影してもちょっと化粧したのかと思うくらいの補正が入るので記録用にはあまり向かないです。
そして2つ目として遊んでいる子供を出来るだけ臨場感ありで写真として残したいので動体の撮影がどれだけ上手く撮れるかが重要ですがGalaxy S23はCamera assistantを入れてもちょっと微妙。
もちろん上手く撮れることもありますが今回試した感じだと成功率が2割から3割程度という感じ。
通常撮影だとそれなりに撮れますが自分はポートレートで動体でもある程度しっかり撮れて欲しい。改めてXperiaの瞳フォーカスやPixelの顔フォーカスの重要性を実感するという感じです。
ただ自分のように動体の撮影にそこまで拘っている人はあまりいないと思うのでそこまで気にしなくていい。
多くの人にとっては扱いやすいカメラに感じますが自分のように子供をがっつり撮りたい人にってはちょっとおすすめしにくいという感じでSamsungにももっと動体の撮影にフォーカスして欲しいです。
完成度の高さが最大の特徴。
直近で調べてみたら国内のGalaxy S22もでメジャーアップデートが4回にセキュリティが5年に対応しているのでGalaxy S23のキャリアモデルも同様に対応している可能性が高く長く使えると思う。
実際に使っていても120Hz表示に対応していることもあり動作性は非常に安定しており非常に快適。ハイエンドモデルとはいえ無印に求められることはしっかり満たしており個人的には先ほどのカメラの色味と動体撮影以外にほとんど不満という不満がありません。
あとはGalaxy S23 Ultraほど個人的には価格から見ての物足りなさを感じませんがアメリカで$899です。このことを考えると日本での販売価格はどうしても高く感じてしまい高い分お得感は薄れてしまいます。
海外での報告をみるとGalaxy S23 UltraにWi-FiとS-Penの不具合が話題となっていますがSamsungのことなので早期に修正すると思う。今回Galaxy S23シリーズを使ってみて感じるのは完成度の高さ。
不具合が絶対にないと言い切れませんが少しでも安心して長く快適に使える機種が欲しい人。
またGalaxy Tab S8シリーズにGalaxy Watch 5シリーズにGalaxy Buds 2シリーズなど周辺アクセサリーも充実していることからエコシステム含めてしっかり投資して使いたい人におすすめです。
逆に価格優先の人はおすすめではなく分かりやすいのがPixel 7でコスパがいいと言われているPixel 7シリーズは安定性は改善してきましたがGalaxy S23シリーズの完成度には及ばない感じです。
完成度にどれだけ投資をできるのかで購入するかどうか判断するのがいいと思います。
まとめ
今回はGalaxy S23シリーズが国内発表されたので合わせてGalaxy S23を短期間使ったので短期レビューをまめてみました。自分はスペックオタクなのでGalaxy S23 Ultraの方が好きですが価格を考慮するとGalaxy S23の方がまだ満足度が高いと思う。
Galaxy S23はこれで十分という一台に仕上がっている印象で多くの人におすすめしやすい印象です。
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