docomoでFitbitの取扱開始。Pixel 7aから約4年ぶりに取扱再開に?

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Pixel 7aからdocomoがPixelの取り扱いを開始する可能性が出てきたので簡単にまとめたいと思います。

Fitbitの取り扱い。

Google Assistantの日本語の対応が遅れたことから初代PixelとPixel 2シリーズの国内発売はなかったとされています。一方でPixel 3シリーズから国内での販売も開始しておりGoogle Storeでの直販版に加え大手キャリアからは当時SoftBankとdocomoが取扱。

ほとんどテレビを見ない自分から見てもこの当時かなり積極的にCMをやっていた印象でしたがやはり知名度不足に加え直販版でみれば当時10万円超えの機種はそんなになかった中Pixel 3 XLは約13万円と非常に高価だった印象。

このことからも国内での販売は厳しかったとされておりdocomoもPixel 3シリーズの在庫を処分するのに相当苦労したとされています。

結果docomoは約半年後に発売されたPixel 3aを最後にPixelの取扱をやめPixel 5でauが取扱を開始するまではSoftBankが大手キャリアの中では唯一の存在という感じでした。

年々Pixelの注目度が高くなる中docomoからの取扱再開に期待しているユーザーも増えている印象ですが今回ドコモの実店舗及びオンラインショップにおいて3種類のFitbitが新たに取扱開始。

単純にみればドコモが取り扱うスマートウォッチの種類が増えたということになりますがfitbitはGoogle傘下のメーカーであり実質Google製品の取扱を開始したことになります。

なぜこのタイミングでFitbitの取扱を開始したのかは不明ですが一つの可能性としてdocomoがGoogle Pixelを取扱再開のための下準備を始めたのではないかと勝手ながら推測したくなります。

合わせてPixel Watchの取扱も開始して欲しかったところですがPixel本体を扱わずPixel Watchを扱ったらある意味バレバレなので避けた可能性もあります。

実際のところ不明ですがdocomoは次のPixelから取扱を開始する可能性がありそうなると5月10日に正式発表される可能性があるPixel 7aからPixel Watchと合わせて取り扱うかも。

もしこの推測通りの流れとなればdocomoのSIMで使いたいユーザーにとって朗報の可能性あり。

docomoユーザーにとってのデメリット。

現状docomoでPixelの取扱がないためPixelを使いたいdocomoユーザーはGoogle Storeで直販版を購入するかPixelの取扱がある他社へ乗り換えるの大きく2択でちょっとなんとも言えない。

多くのユーザーは直販版を購入していると思いますがdocomoユーザーからすればデメリットがあり一つ目として対応バンドの問題です。

最新のPixel 7シリーズでみれば4GのB21と5Gのn79非対応でよくこの2つのバンドに非対応だからdocomoが取り扱わないのでは?とコメントを頂きますが個人的には順番が逆だと思っています。

B21にしろn79にしろ実質docomo専売の周波数となっており例えばn79でみれば日本のdocomoと中国の一部地域でしか使われていないマイナーな周波数です。

Googleが中国でPixelを発売していないことを考えると実質docomoだけのバンドということになる。つまりGoogleがガチで日本市場を攻略しようと考えているならまだしもdocomoが取扱わないならわざわざ対応させる必要がないと判断している可能性。

もちろん対応バンドを増やすにもコストが増加する可能性がありGoogleがPixelでB21とn79に直販版で対応させてしまえばdocomoとの交渉の手札の一つがなくなるとも言えます。

実際のところは不明ですがGoogleとしても国内での販路を広げるには国内最大手であるdocomoに取り扱ってほしいところだと思います。これは先に直販版で対応させてしまえばdocomoモデルを待たなくても直販版を買えばいいという流れに。

ちなみにdocomoでの取扱があったPixel 3シリーズとPixel 3aはB21にしっかり対応しており取扱がなくなってから合わせてB21も非対応に変更されたのでdocomoのために最適化させた可能性。

仮に今後docomoが取扱を開始するのであればキャリアモデルに直販モデルと対応する可能性ありまたdocomoの取扱がないためahamoなどドコモ系列のeSIMに対してPixelは対象外となっています。

Pixel 5aやPixel 7でahamoのeSIMを入れて普通に使えていますが何かあったばサポートが対応してくれない可能性があります。さらにPixelはdocomoのSIMカードを入れれば通信出来ますがどうにもならないのはPixel Watchのセルラーモデルです。

Apple Watchのセルラーモデルで単体通信する時はワンナンバーサービスを申し込む必要ありがありauやSoftBankに関しても同様のプランを提供しておりPixel Watchのセルラーモデルの取扱に合わせて対象機種に追加しています。

なのでプランを申し込めばSoftBankやauでは使えますがdocomoのSIMではPixel Watchが対象外の機種のためGoogle Storeで直販版を買っても結局使うことが出来ません。

これがdocomoからPixelの取扱再開かつPixel Watchが新たに取扱を開始すれば対象機種に含まれる可能性があるのでdocomoのSIMでもようやくPixel Watchの単体通信ができる可能性。

気にならない人にとっては気にならないことですが気になる人にとってはかなり気になることでこれはユーザーで対処できる問題なのでやはりdocomoからの取扱に期待している人が多いと思う。

独自カスタマイズは控えめ?

一方で交渉が進んでいるのか不明ですがdocomoの要望に対してGoogleがどこまで応えるかです。キャリアモデルの中でもdocomoモデルはキャリアロゴにキャリアアプリと独自カスタマイズ強めです。

おそらくですがPixel 3aのドコモ版を確認するとキャリアロゴがないため仮にPixel 7aから取扱が再開したとしてもキャリアロゴはない可能性。

ただ現時点でPixel 7aのカラバリは判明していませんがおそらく3色くらいで仮に3色あってもdocomoが全て扱うかは別の問題です。一方でキャリアアプリに関してはある程度プリインストールしてくる可能性は十分に考えられます。

あくまでも噂に過ぎませんが元々キャリアで最初にAppleにiPhoneの取扱の交渉を開始したのはドコモだったと言われていましたが実際この時は交渉決裂。

この当時Appleは一つの国で一つのキャリアにしか販売しない戦略をとっていたためSoftBankがしばらく独占状態でした。ドコモが交渉決裂した理由としてはキャリアロゴやキャリアアプリのプリインストールだったみたい。

ただ当たり前ですがキャリアアプリやキャリアロゴなんてAppleの美学に反する存在のため決裂。最終的にdocomoもiPhone 5sから取扱を開始しましたがキャリアアプリのプリインストールはされていない状態。

ただメッセージアプリはほぼ使えない状態でその代わりにドコモメールアプリをインストールして設定しないとキャリアメールが使えない状態に。またドコモメールの設定をすると強制的にドコモがインストールしておきたかったアプリがインストールされる流れとなっています。

Pixel 3シリーズの時などはGoogleも日本での認知度を上げてほしく下手に出ていた可能性。今はどのような状況か不明ですが今のPixelの人気を考えるとdocomoに下手に出る必要はないのである程度対等な立ち位置で交渉できるのではないのかなと思います。

そのためGoogleが嫌だと判断すればキャリアロゴもある程度控えかもしれませんがある全くないということはないかも。何よりdocomoでの取扱が再開されればPixelの弱点の一つであるサポート面の弱さが大手キャリアが揃って扱うことでカバーされることになります。

手厚いサポートが欲しい場合はキャリアモデルでそこまで重視していないユーザーは直販モデルを購入すればいいと分かりやすく棲み分けもできる。また留守番電話サービスなどキャリアのサービスもしっかり受けられる可能性があります。

さらにdocomoで再販することになったとしてもキャリアモデルと直販モデルの発売日は一緒の可能性。XperiaやAQUOSのようにキャリアに忖度しているのかキャリアモデルより直販モデルの方が発売が遅くなるということは考えにくい。

自分がdocomoユーザーということもありますがこの流れで再び扱ってくれることになればかなり嬉しい。キャリアモデルを購入する気は正直全くないですがその恩恵を直販版でも受けられる可能性があるので自分はメリットしかない感じがします。

まとめ

今回の動画は勝手な推測に過ぎませんが仮にPixel 7aで復活したとしてもPixel 8シリーズの両方を扱うか不明でdocomoも売上の進捗次第で慎重に判断していく可能性が高いように感じます。

ただ今まではdocomoがPixelを扱いそうな気配すらなかったこので今回の流れは非常に嬉しいところ。Pixel 7aの正式発表でdocomoの取扱が開始すれば大きなサプライズの一つになると思います。

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