Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回Android AuthorityによるとXperia ZからちょうどSonyモバイルが10周年を迎えたと報告しているのでまとめたいと思います。
Xperia Zから10周年。
以前はSonyエリクソンとしてXperiaを発表していましたがSony単体でスマホを出すようになったのが2013年に登場したXperia Zです。つまりエリクソンの元を離れてから丁度今年でXperiaは10周年を迎えたことになります。
当時IP68に対応したMotorola Defyなどの機種が存在していた中Xperia Zはフラッグシップモデルとして初めて防水/防塵に対応した機種の立ち位置があります。
現在ではIP68がフラッグシップでも当たり前になりつつありますが当時Xperia ZはIP57で大きな注目を集めました。ただ販売台数を見るとXperia Z3あたりがピークとなっておりそれ以降2018年頃まで下降傾向。
同サイトによるとSonyが苦労した要因の一つとしてスペックの周回遅れとしておりXperia Z5シリーズでは初の4Kディスプレイやマット仕上げや鏡面仕上げと話題性があった一方で指紋認証にようやく対応やワイヤレス充電に非対応など一歩遅れている感じ。
また2016年からXperia Xシリーズに移行しても根本が変わるわけではなく周回遅れのスペックに高い価格設定が苦戦した要因だとしています。少なくともXperia ZシリーズやXperia Xシリーズはメインストリームを意識した製品。
ただ現行モデルは差別化が難しいメインストリームではなくニッチ戦略に切り替えて生き残っている感じです。Xperia Zで採用されたオムニバランスデザインやIP規格にSonyの技術を活かした映像機能やオーディオ機能にイヤホンジャックなど。
途中で方向性がぶれたこともありましたが今年登場するXperia 1ⅤはXperia Zの流れを踏襲しているとも言えます。今後どんな方向性を採用するのか不明ですがコスパとかではなくSonyらしさを追求してほしく逆にそれ以外で生き残る道はないようにも感じます。
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