今Xperiaの購入を考えているなら。Xperia 1Ⅴを待った方がいいと思う3つの理由

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回ここまできたら今Xperiaを買うのではなくXperia 1Ⅴの登場を待つべきだと思う理由について簡単にまとめたいと思います。

安定性の改善。

執筆時点で様々な噂はあり正直何ともですがすでに分かっていることと比較的信憑性が高い噂もあります。まず一つ目として発熱対策がしっかりと強化される可能性があること。

Xperia 1Ⅳは発熱がひどいとかなり批判されましたが正直ユーザー次第の面が強いです。去年の真夏で負荷が高いHDRバースト撮影を多用していれば発熱でカメラアプリが強制終了に。

ただ自分は長尺撮影などはしないため真夏でも本体がかなり熱くなることはあれど発熱が原因でカメラアプリが使えなくなるという現象にはほとんど遭遇しなかったです。

また負荷が高いゲームをやるわけでもなく音楽を聴いたり動画を見る程度ではそこまで困らず。ただハイエンドモデルであることを考えるとより多様な使い方に対応する必要はあります。

少なくともQualcommがSnapdragon 8 Gen 2のパートナー企業を発表しておりSonyが含まれていることからも今年登場するハイエンドモデルはSnapdragon 8 Gen 2を搭載する可能性。

あまりSoCだけで判断したくないところですがパフォーマンスの持続性が大幅に安定している印象。

手持ちにあるvivo X90 Pro+は強力な発熱対策のお陰もあると思いますが電池持ちも搭載しているバッテリー容量を考慮するとそこまで悪くなくベンチマークで負荷をかけても内部温度は42度程度まで上がるとはいえ外部温度がほとんど上がらないため不快に感じない。

Snapdragon 8+ Gen 1対比ではめちゃくちゃ改善したと実感しにくいかもしれませんがSnapdragon 8 Gen 1対比では改善を実感できる可能性。また複数の噂からもXperia 1Ⅴは発熱対策が強化されると予測されておりその内の一つとしてベイパーチャンバーを搭載するかも。

現行モデルは発熱の原因となる消費電力を抑えるソフト制御が主軸で合わせてグラファイトシートのカバー領域を増やした発熱対策。

実際に使っていて思うのはソフトで消費電力を抑えたことで発熱対策になっているというよりは電池持ちの改善に貢献している印象。

ただ長時間負荷をかけるとソフト制御が厳しくなるのでパフォーマンスが不安定になり発熱もひどくなるため一部アプリは強制終了するとやはり制御するにも限界がある感じです。

ただ放熱性能がより強化された上でソフト制御がさらに最適化されればかなり安定するかも。

正直Snapdragon 8 Gen 2を搭載するだけではそこまで期待出来ませんがベイパーチャンバーやサーマルペーストなどハード面で放熱性能がより強化されるのであれば期待値が高くなる。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載しても負荷をかければ本体が熱くなるのは変わらないです。

ただ現行モデルの欠点はパフォーマンスの持続性なのでここが改善されるのであればユーザビリティも改善するはずなので結果ユーザーの満足度が高くなる可能性もあります。

現時点でペイパーチャンバーを搭載するか確定的な情報はありませんが期待したいところです。

カメラセンサーの刷新。

次に2つ目としてカメラセンサーの刷新です。自分の記事では何回か触れさせて頂いていますが流石に3年連続でメインカメラセンサーが一緒なのでそろそろ刷新されてもおかしくないです。

今年は特に1.0型と大型センサーの採用がトレンドとなっていますがセンサーが大きければ正義というわけでもありません。

少し前のは高画素化の流れと同じでセンサーサイズが大きければ必ずしも綺麗な写真が撮れるというわけではありませんがXperiaで見た場合Xperia PRO-Iで大型センサーを搭載したことで既存のXperiaと表現力が違うことを証明。

Xperia PRO-Iで写真を撮影する場合基本60%にクロップされているため実質1/1.3インチ相当。一方でXperia 1Ⅳが搭載しているIMX557は1/1.7インチでめちゃくちゃ差があるわけでもない。

それでも表現力がかなり違くXperia PRO-Iで写真を撮る方がかなり楽しいという感じです。Xperia 1Ⅴで必ずしも大型センサーを搭載してよとは思いませんがセンサー自体は刷新するべき。

これで4年連続同じカメラセンサーであればXperiaが好きな自分でも失望するかもしれません。

今のXperiaのカメラのコンセプトとしてXperia 1Ⅳで見れば16mm/24mm/85~125mmに対応した3つのシングルレンズカメラを搭載という考え方で個人的には面白いと思う。

ただ現状ではそれぞれのセンサーに競争力がない。おそらくSonyが表現したいこともセンサー自体が弱くて表現しきれていない可能性。Xperia 1Ⅳでは全画角でバースト撮影に4K/120fps撮影にリアルタイムトラッキング機能などに対応したことで分かりやすくなった。

Sonyとしてもユーザビリティを上げるためなのか全画角での共通化を最優先した可能性。Xperia 1Ⅳのカメラである意味カメラが完成したとなればその良さを継承しつつも次はカメラセンサーの刷新が自然の流れにも感じます。

よく言われているナイトモードへの対応は正直不明でそもそもSonyはナイトモードに対して他社と考え方が大きく違います。暗い場所をより明るく撮影することではなく暗い場所でもノイズを少なく鮮明に撮影すること。

ただ明るく撮影するというニーズのために24mm限定ですが露光時間を長くする低照度撮影に対応していますがこの低照度撮影を他のメーカーのナイトモードまで強化するかは疑問。

ただナイトモードに対応しなくてもメインカメラセンサーが大型化すればより多くの光量を取り込めるため低照度の環境でもより明るくノイズが少なく撮影することができます。

ここに低照度撮影を組み合わせれば少なくとも現行モデルよりは大幅に改善されるかも。

一眼ユーザーの多くはオートフォーカス速度を重視するというアンケート結果からもSonyは瞳オートフォーカスやリアルタイムトラッキング機能に秒20コマのバースト撮影などを強化していますが動体の撮影てかなり限定されたニーズ。

自分はペットなどを飼っておらずスポーツなどをやっているわけでもないため子供が生まれるまでは重視していませんでした。Xperia自体がニッチなニーズに応えるための存在であるためフォーカスの強化はありです。

ただ動体の撮影にしろセンサーがもう他社と比較するとしょぼいためカバーしきれていない。ここまできたらXperia 1Ⅴでカメラが刷新されると期待して待つべきのように感じます。

逆にコストが安く済むかも。

そして3つ目としては本体価格が値上げになったとしてもトータルコストが安い可能性。Xperia 1Ⅳで見るとディスプレイ輝度の改善やカメラの全画角での共通化にシームレスズーム。

その他クリエイターモードで表示できる対応アプリの拡大や音楽を再生する際に自分の好きなモードでより幅広く再生できるなどスマホとしてしっかりと底上げされた印象。

一方で満足度に直結する発熱やパフォーマンスの持続性など安定性の部分が欠けている。もちろん使い方次第ですが電池持ちが悪いと感じる人は別途モバイルバッテリーが必要。

また撮影持続モードを使って長時間撮影したいならペアリングできるグリップが必要。

またガチでゲームを楽しみたいならXperia Streamを始めとした発熱対策が必要など別途コストがかかります。逆にこの部分がXperia 1Ⅴで安定しているのであれば別途コストがかからない可能性もあります。

現時点で価格に関する情報は全くないですが一部情報では現行モデルよりも安くなるとの噂もあります。ただ世界情勢に加え様々な方面でのコスト増加を考えるとスペックを強化した上で価格を据え置きもしくは安くするのは厳しいと思います。

個人的にはさらに値上げされてもおかしくなくSonyとしてもXperia 1シリーズは値上げを回避するために最大限努力をするとは思いますが決して価格優先モデルではないこと。

変に価格を意識してスペックやSonyがやりたいことが中途半端になるのであれば値上げするべき。一方でXperia 1Ⅴが出れば現行モデルは型落ちになるため安くなる可能性は十分にあります。

ただ先ほどの話になりますが安定性に欠けるXperia 1Ⅳが安くなったタイミングで購入しても結局出来るだけ満足して使うために追加でコストがかかった場合Xperia 1Ⅴとの価格差にもよりますが結局Xperia 1Ⅴの方が安く済むという事象が発生する可能性もあります。

キャリアモデルでみればXperia 1Ⅴは20万円前後を覚悟しておく必要があり直販モデルも17万円前後になる可能性があるので正直Xperia 1Ⅳの直販モデルがXperia 1Ⅴの登場によって値下げされたとしてもXperia 1Ⅳ自体がそこまで安いと感じれる価格にならないかもしれない。

もちろん表面的な価格で比較するのも重要ですがXperiaのハイエンドを買いたいユーザーは何かしらをガチでやりたいと思っている人だと思うので安定性の部分は非常に重要です。

Xperia 1Ⅳに目立った値引きの動きがないのでここまできたら待つのがありだと思います。

まとめ

今回はXperia 1Ⅴが正式発表されるまで待つべき理由について簡単にまとめてみました。正直現時点であまり確度の高い情報もなくそもそもデザインすらどうなっているのか不明です。

ただ安定性の部分とカメラはしっかり改善される可能性があり待った方がいいように感じます。今年のXperiaはどうなるのか非常に楽しみでもちろん全部購入する予定です。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG