Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回Xperia 1 Ultraに関する新たな噂が出てきたので一部スペックについて簡単にまとめたいと思います。
新たな命名規則?
Xperiaに関するリーク情報は正直信憑性が低いものが多く比較的高いのは発表直前の情報。そしてもう一つは海外のリーカーが公開するCADを元に作成したレンダリング画像くらいです。
なので今回の情報も信憑性がどの程度あるのか不明というか低い可能性が高いです。まず今回の情報では名称がXperia 1 Ultraとされており従来と異なりナンバリングがない。
順当にいけばXperia 1Ⅴになりますが今回の情報ではナンバリングがなくまたXperia 1Ⅴとは別に追加されるのかも不明です。従来通りでUltraが追加されるならXperia 1Ⅴ Ultraという流れになりそうですが正直今回の情報では判断出来ません。
ディスプレイの刷新。
そしてディスプレイは刷新するとされておりQ9の6.95インチのディスプレイを採用と予測。従来通りアスペクト比21:9が継続する可能性が高いのでディスプレイ部分だけで見ると縦160mmに横69mmという感じです。
ちなみに同じ計算ツールでXperia 1Ⅳを計算すると縦151mmで横65mmで本体サイズを確認すると165×71なのでXperia 1 Ultraも同じ感じに本体サイズを推測してみると170x75mmと横幅がPixel 7 Proに近い感じでさらに縦幅に関しては最上位モデルの中では圧倒的に長い。
横幅がかなりますことでコンテンツの表示が他のメーカーの最上位機種と同程度になり見やすくなると思いますが一方で現行モデルの取り回しのしやすはなくなり本体も200g以上になる可能性があります。
一部情報によると中国のBOEがQ9に対応した6.95インチの4Kディスプレイの生産を開始したとの予測があり表示解像度が4Kに対応した機種は現状Xperia 1シリーズしかない。
このことからもBOEが生産を開始したディスプレイは次期Xperia用なのではと予測されており今回のディスプレイスペックに繋がっていると思います。 ちなみにBOEが生産を開始したディスプレイはパンチホールもないとされていることからも余計にそう予測されています。
ディスプレイサイズはもうちょっと大きくてもいいかなとおもっていましたが正直ここまで大きくする必要があるのかは疑問でここまでデカいと使いにくい感じもします。
また今回の情報によると10bitにも対応しており最大240Hz表示に対応としています。
一部噂にある可変式に対応するかどうかは今回の情報では言及しておらず240Hzに関しても現行モデルと同じく黒フレームを挟んだ上での擬似的240Hz表示で実質120Hz表示だと思う。
既存のXperiaにUltraモデルとして追加されるなら何かしらの形で差別化する必要がある。ただ単にディスプレイサイズをかなり大きくするだけなのか。これだとUltraモデルよりも映像に特化したモデルがXperia PROシリーズから新たに登場すると思った方がしっくりくる。
ここまで大きくなってしまうと自分の巨体でもズボンのポケットに入らないかもです。
嫌な予感しかない基礎スペック。
また今回ディスプレイ以外のスペックについても言及しており360 Reality AudioやMusic Proの対応にイヤホンジャックの搭載。またスピーカーに影響はないのかバイブレーション用のモーターが強化されるとしています。
ちなみにAndroid13ではダイナミックバイブレーションがさらに最適化されていることが判明しておりこのタイミングでモーターが強化されてより音の臨場感を出せるようにしてもおかしくない。
またSDカードスロットの搭載にゲームエンハンサーなど基本は現行モデルから変化はなし。
そして今回の情報とは別ですがちょっと嫌な予感がするのが搭載SoCでQualocommが発表しているように2023年の一部XperiaはSnapdragon 8 Gen 2を搭載すると思います。
一方でGalaxy S23シリーズはGalaxy独占としてオーバークロック版の特別版を搭載すると予測されていますがこの特別版をXperiaも搭載するのではないかと予測されています。
Samsung独占と予測されているのでXperiaが入る余地はないのではないかと思いますがSnapdragon 8 Gen 2の発表の際にSonyとSamsungはより最適化したカメラセンサーを用意していることを明らかにしています。
その第1弾がGalaxy S23 Ultraが搭載すると予測されている200MPのHPセンサーとの予測。
Sonyに関しては現時点でどのようなセンサーを用意しているのか不明ですがこの特別版がオーバークロック版というよりカメラセンサーの最適化をメインとしているのであればXperiaも搭載してもおかしくない。
ただここで問題になるのがサプライヤーです Snapdragon 8 Gen 2はTSMCの4nmを採用しており製造もTSMCですが特別版に関しては翻訳ミスだったら申し訳ないですがSamsungの4nmを採用しておりSamsungが製造を請け負うとされています。
なので通常版と特別版で同じ4nmといえどプロセスノードにサプライヤーが異なる可能性。仮にこの情報通りであれば特別版自体がちょっと嫌な予感しかしないという感じです。
まだTSMCの4nmを採用してSamsungが製造するのであればちょっとは安心できますがSamsungの4nmを採用するとなると正直別のSoCと考えた方がいいくらい違いがあるかも。
結局Samsungの4nm=Snapdragon 8 Gen 1やExynos2200など爆熱のイメージが強い。これからようやく解放されるかと思いきやXperiaはまた発熱に苦労させられること。
単純にXperiaも通常版のSnapdragon 8 Gen 2を搭載して欲しいと願ってしましいます。
ちょっとどこまで信憑性があるか不明ですが少なくともSnapdragon 8 Gen 2の特別版はSamsungが製造することを大手海外サイトも報じているので地味に信憑性は高いと思います。
なので個人的には次期Xperiaが特別版を搭載しているという噂が外れることを期待するだけ。
センサーの大型化
そして今回の情報に戻るとカメラセンサーに関してはIMX989になると予測されています。中華スマホのフラッグシップモデルを中心にIMX989を搭載している機種が地味に多い。
先日正式発表されたvivo X90 Proやvivo X90 Pro+にXiaomi 13 Proや今後発表が期待されているHonor Magic 5 Ultimateなどが搭載するとの予測。
また次期Pixelの最上位モデルもIMX989を搭載するとの予測があり来年登場する可能性が高いXiaomi 13 UltraやAQUOS R8なども搭載する可能性があり2023年は1色という感じ。
おそらく主要メーカーの最上位で採用しないのはSamsungとAppleくらいという感じです。
個人的に次期Xperiaで搭載されて欲しいと思いますが今回のXperia 1 Ultraは実質Xperia PROシリーズなのかそれとも一般ユーザー向けのモデルになるかでも違う。
正直Xperia 1シリーズはセンサーサイズが大きくなって欲しいところですがXperia PRO-Iとの差別化ができなくなるので単純にXperia PRO-Iのみで十分になります。
むしろ折角追加されたXperia PROシリーズとXperia 1シリーズが区別化できずどちらも中途半端に似た機能でどちらも中途半端に高いという感じにしてほしくない。
だったらXperia PROシリーズは高くてもしっかりと詰め込むものは詰め込んで欲しい。
少なくともXperia 1 UltraでIMX989を搭載するなら筐体サイズもかなり大きめなので本体の厚みをそこまで変えずバッテリー容量を減らすこともなくカメラの大型化ができる。
またXperia PRO-Iでは正直満足できませんでしたがIMX989はモバイル用として最適化。Xperia PRO-Iのようにシャッターボタンを押してから撮影開始までのタイムラグが改善されていることに期待。
とりあえず流行りに乗って1.0型センサーを搭載するだけはやめてほしくXperiaの持ち味を発揮できないのであれば正直意味がありません。
まとめ
今回はXperia 1 Ultraとよくわからない機種の噂が出てきたので簡単にまとめてみました。この手の情報は毎年のように出てきてはほとんどがハズレて実現化することはありません。
ただXperia 1 Ultraはディスプレイサイズを見ればある意味Xperia Z Ultra難民の救世主になる可能性がありタブレットを復活させないなら大型ディスプレイモデルや折畳式機種を出してユーザーをもっと楽しませて欲しいようにも感じます。
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