他人の評価より自分に合っているかが重要。Xperiaが好きな理由

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回は批判が目立つXperiaが好きな理由を改めてまとめてみたいと思います。

自分のニーズにピッタリ。

今回の記事は主観に基づいてまとめているの予めご了承下さい。ユーザーの生活スタイルによってスマホに求めることも変わってくると思います。なのでスマホに限らずですがどんな製品でもその人にとって合う合わないは必ずある。

Xperiaのコンセプトからもターゲット層が限定されているため合わない人が多いと思います。ただ自分にとって今の生活スタイルではピッタリなのでかなり重宝しています。

低照度撮影の重要性が低い。

まず一つ目として低照度撮影が弱めなのは気にならないこと。もちろんシャッターボタンを押してどんなシーンでも簡単に綺麗に撮れた方が便利で自分もそう思います。

なのでPixelのカメラは好きです。ただ自分の今の生活スタイルだと夜はほとんど撮影しない。子どもが4歳で保育園に迎えに行って帰ってきてからご飯をあげて風呂に入れて寝かしつけ。

これで21時前後なのでここからサンプル撮影とか目的がない限りは出かけないです。独り身の時や子どもが生まれる前は夜も出歩くことが多かったですが今はかなり限定的です。

今後子どもが大きくなってきたら生活スタイルが変わると思うのでニーズは変わると思います。ただ現時点で低照度の環境で自分は使うのはほとんどなく撮影が弱くても問題ないです。

ある程度の照度がある場所では夜でも最低限は撮影できますが夜の公園などは厳しいです。正直三脚に固定してマニュアル撮影で撮影するのは面倒で被写体が動体なら厳しいです。

ただXperia 1シリーズはTOFセンサーを搭載していて夜でもフォーカスが割と機能するのである程度の照度がある環境で滅多に機会はないですが子どもを撮る時に重宝します。

他の機種ならナイトモードが推奨されるシーンだとシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグが悪化しやすいですがXperiaはそこまで悪化しないです。

一定の明るさがないと低照度撮影に切り替わるため被写体が動体の場合は無理ですが夜でも動き回る子どもという条件になると自分の用途としては特段問題ないです。

ただ低照度の環境の撮影に弱いことに違いはないので自分のニーズが変わるまでに大型センサーを搭載するなど改善して欲しく三脚なしで手軽に撮れるようになって欲しいです。

明るく撮影するという意味でのナイトモードは個人的にそこまで求めていないですがもっと手持ちで手ブレなく撮れるようになって欲しいと今後の進化に期待しています。

スピーカーの音質。

次に2つ目としてスピーカーの音質の良さです。子どもができてから家でイヤホンを使うことはほとんどなくなりました。通話の時などは片耳だけイヤホンをつけることがありますが両耳で音楽を聞いたり動画を見たりするシーンはほとんどなくなった感じです。

自分で決めた時間をちょっとだけイヤホンを使うことがあってもほとんど使わない。一人で外出する時はイヤホンを使いますが家族と一緒のことがほとんどなので頻度も低いので必然的にスピーカーの方が優先度が高くなります。

各メーカーの最上位モデルは音量が大きく音質はいい感じ。ただXperiaのスピーカーに慣れているとどのメーカーのスピーカーもちょっと音が軽く感じることが多い。

またXperiaの音量は他社と比較すると小さいことが多いですがリビングでちょっと動画を見たい時など音量はそこまで要らない。Xperia 5Ⅳなどフルステージステレオスピーカーを搭載している機種は横持ちが前提。

自分はスタンドを使うことが多いので横置きになるので問題なしという感じです。スピーカーの音質は重要じゃないとよくコメントを頂きますが自分の生活スタイルではイヤホン接続時よりもスピーカーの方が重要。

またイヤホン接続時に関しても音質は優秀。今や空間オーディオ対応機種が増えてきましたが結局対応音源が必要で汎用性が低い。

ただXperiaの最新世代は非対応曲を対応曲相当にアップコンバートしてくれる360 Upmixに対応しているので疑似的に楽しむことができこれは他社の機種にはない魅力の一つです。

特にXperia 5Ⅳのスピーカーは頭一つ抜けている印象で満足度も高いです。

子どもが大きくなったらイヤホンでもっとゆっくり楽しめる時間が増えると思いますが今の自分の生活スタイルだとイヤホンよりもスピーカーの方がよほど重要です。

バースト撮影に対応。

そして3つ目として全画角でのバースト撮影に対応していることです。メインカメラセンサーのみならXperia 1IIなど2020年モデルから対応していますが全画角での対応は2022年モデルです。

Xperiaのカメラは世代を重ねるごとに白飛びや黒潰れが改善しているとはいえ他社の機種と比較すると不十分だと思います。

またダイナミックレンジが狭いのかセンサーサイズが小さいことが影響しているのか不明ですがオールシーンで活躍できるカメラを搭載しているとは正直言えないと思います。

ただ自分の生活スタイルだとカメラを使うパターンはある程度決まっており子どもと公園に行く時などがメイン。となると子どもが遊んでいるシーンがメインになるため被写体が動体です。

そのためシャッターボタンを押してから保存されるタイムラグがある機種は結局ブレが発生。なので論外で自分の中ではPixelからXperiaの2択という感じです。

とりあえずこのシーンは絶対撮り逃しをしたくないと思う時はXperiaでバースト撮影して後から選んで編集の方が楽。撮影シーンを撮り逃すことの方が痛いです。

また超広角でバースト撮影することはほとんどありませんがXperia 5Ⅳの60mmは2.5倍と絶妙な距離感で地味に使いやすいです。接写気味にすればポートレートに近い雰囲気で撮影できるかつバースト撮影もできる。

なので娘がベンチに座って飲み物を飲んでいる時など動きが少ない時に使いやすいです。またスマホのカメラに求めているのは記録用というべきか思い出の写真を撮ることがメイン。

SNSに載せることを想定していないため映える写真とかそもそも求めていないです。

自分も子どもが生まれる前は加工感が強めの機種の方が雰囲気がある写真が撮れることから好きでしたが子どもを撮っていくうちに加工感が強くて顔が実際と異なのに違和感。

そのため子どもを撮る時には加工感があまり強くない方がいいと思うようになり以前は単純に無機質に感じていたXperiaのカメラがかなり相性がいいなと思うように。

加工感がそこまで強くなく被写体が動体の撮影に強い機種を求めているのでXperiaです。これで子どもが大きくなってこちらの狙い通りに撮らさせてくれるようになれば変わります。

手首への負担。

そして最後にデザインです。今の最上位モデルは大型センサーを搭載していることもあるのかカメラバンプもひどくカメラ部分自体が大きい。一方でXperiaはセンサーが小さいこともあると思いますが垂直型を採用していることからも非常にスッキリとしたデザインです。

またアスペクト比21:9を採用したことで横幅がスリムなことが地味に大きいです。以前より手首の調子があまり良くないですが原因はスマホの重さだと思っていました。

ただiPhone 14 Pro Maxを使って思ったのは前モデル対比で重さが増したとはいえ横幅が僅かにスリムになったことで手首の調子が悪化せず片手操作ができること。

なので横幅の方が重要でXperiaの場合Xperia 1Ⅳですら71mmとかなりスリムです。他のメーカーの機種で見れば標準モデルの横幅とほとんど一緒という感じです。

Xperia 5Ⅳで見れば68mmになるのでさらにスリムかつ重さも170g程度と軽いです。自分はスマホを購入したらケースやフィルムも基本使うのでさらに重く横幅が増します。

その中でXperiaはもともとスリムで軽いのでアクセサリーをつけても負担になりにくい。

また横幅が狭いため表示されるコンテンツが小さくなるので見にくいと言われますが自分は基本文字の大きさなどを最小に設定しているので気になったことがないです。

縦長とよく批判されますが自分は今のXperiaのデザインが非常に好きです。

まとめ

今回はXperiaが好きな理由について改めてまとめてみました。執筆時点では音沙汰がないですがXperia PRO-Iの最新モデルの登場にかなり期待しています。

1倍で撮ることが多くバースト撮影にも対応で大型センサーの搭載と今のニーズに最も合うのがXperia PRO-Iですがシャッターボタンを押してから撮影開始するまでのタイムラグが気になって撮り逃しがあったのでここが改善されれば理想に近いです。

完璧な機種なんて存在せず自分の用途に合っているか合っていないかが重要だと思います。

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