先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7シリーズを正式発表しましたが円安の状況でかなり価格を頑張ってくれておりPixel Watchに関しては拍子抜けしたくらい安いという感じです。
詳細は「Google新製品発表。Pixel 7が予約特典で実質0円と激安」をご参照下さい。今回は注目度高いGoogle Pixel Tabletについて現時点で判明しているスペックについて簡単にまとめたいと思います。
エコシステムの強化。
2022年の1月に開催されたCESにおいてGoogleはエコスシステムの強化を目的とした新機能を発表。
執筆時点でその新機能のほとんどがまだ実装化されていませんがGoogleはエコシステムが今後Androidにとって重要になると判断したからこそ力を入れて取り組んでいると思います。
またGoogleは大型ディスプレイを搭載した機種のニーズが高まっている状況の中でAndroidを十分に最適化させられていないと判断して折畳式機種やタブレットにより最適化させたAndroid12Lを開発。
2022年の3月に本配信が開始したとはいえSamsungの一部機種とタブレットくらいとまだまだ限定的。ただGoogleがOSの最適化に力を入れており合わせてアプリの最適化にもかなり力を入れています。
Google純正のアプリはもちろんGoogle Play Storeに配信されているアプリの中でタブレットや折畳式機種に最適化されているアプリには優先的な表示をするなど非最適化のアプリと区別化。
また最適化されていないアプリを折畳式機種やタブレットでインストールしてプレイする場合に今後最適化されていないことユーザーがわかりやすいように表示するシステムを導入予定です。
いくらOSを最適化させたとしてもアプリが最適化されなければユーザビリティはほぼ変わらないです。
またコロナが後押しになった可能性がありますがGoogleはタブレット市場をかなり注視しています。
タブレットの売上が年々拡大していることを把握していたがもうまもなくパソコンの販売台数を超えるところまでにきており今後ますますタブレットの存在が重要になることを明言しています。
そしてGoogleも一度は撤退したタブレット市場ですが5月に開催されたGoogle I/Oにおいて2023年にPixel Tabletを発表することを明らかに。また10月のイベントでもそれなりの時間を割いてプレゼンをしていたことからもGoogleにとってPixel Tabletは重要なプロダクトの位置付け。
またタブレットを出すことでPixelのエコシステムがより強化されることに違いはありません。
Google Pixel Tablet
そして今回はリーク情報や先日のイベントで明らかにしたことを基にスペックなどを確認したいと思います。Androidの内部コードからもPixel Tabletのディスプレイは約11インチと標準的なサイズ感。
現時点で液晶を採用するのか有機ELディスプレイを採用するのか不明ですがスペックを考えると液晶かも。また表示解像度はFHDでHDR対応あたりが無難だと思われます。
ディスプレイのスペックはサイズくらいでほとんどが明らかになっていませんが何となく推測ができアンビエントディスプレイに対応しているかも。
そして事前情報と異なったのが搭載SoCでGoogleはGoogle Tensor G2を搭載することを明らかに。一部情報によるとRAM4GBとされていることからもマルチタスクでバンバン使う感じではありません。
ただGoogle Tensor G2を搭載していることで動作性はハイエンド相当と十分なパフォーマンス。またバッテリー容量などは不明ですがスピーカー付きの充電器にドッキングできる仕様を採用。
タブレット単体でUSB-Cなどケーブルで充電できるのか不明ですがiPadのSmart Connectorのようにドッキング部分に端子があり台座にドッキングすることで充電可能でおそらくワイヤレス充電ではない。
Pixel Tablet単体でのスピーカー性能は不明ですが台座に専用スピーカーを搭載していることを考えるとそこまで優れたものではなくあくまでも台座ありきで最大限楽しめるようになっているのかも。
少なくとも動画視聴や漫画などコンテンツを消費する時はタブレットとして使うことができ台座にドッキングすることでタッチパネル対応のスマートディスプレイと一人二役という感じです。
現行のNestのラインナップで見ればNest Hub Maxをタブレット化したという感じかもしれません。
リアカメラの詳細は不明ですがインカメラに関してはPixel 6aなどと同じく8MPのIMX355を搭載予定。綺麗な画質とは言えませんがビデオ通話の際やリモートワークなどでもしっかり使える感じです。
また現時点での情報ではWi-Fiモデルの存在しか見つかっておらずセルラーモデルが存在しない可能性。
あくまでも家に置いて使うことが前提のスマートディスプレイをタブレットとして使えるようにしたとイメージすれば外出先で使うことを想定していないためセルラーモデルは不要とも言えます。
2023年のいつ頃登場するのか不明ですがおそらくAndroid13を標準搭載している可能性が高い。
Google Homeアプリの刷新を予告しておりスマートホームデバイスの管理も担う感じになるかも。
あくまでも現時点でリークしているスペックと極太ベゼルなどデザインを合わせて考慮するとなると廉価タブレットになる可能性がありNest Hub MaXが約3万円なので3万円から5万円程度になるかも。
ただGoogle Tenso G2を搭載しているのでパフォーマンスは十分でゲームも快適にできる可能性。また一部情報によるとGoogleは2種類のタブレットを開発していることが判明しており詳細なスペックなどは不明ですがProモデルの存在。
そのため仕事などでもバリバリ使いたいとのニーズに応えるためにProモデルを用意しておりスタイラス対応なども予測することができます。
iPadとの差別化
また海外サイトによるとGoogleはPixel TabletでシェアトップであるiPadと上手く差別化と評価。一時期Androidタブレットは乱立していまや選択肢はかなり限定的でむしろAmazonの方が人気があるかも。
結局過度の価格競争が発生して上手く差別化することが出来なく多くのメーカーが撤退。一方で初登場から約12年としっかりプロダクトを育てきたAppleのiPadの一強の時代になっています。
最近でみればGalaxy Tab S8シリーズの売上はアメリカでも好調でシェアを1位を獲得した月もあるけど長続きはしない。
Samsungも優れたタブレットを積極的に発売しているのにiPadを圧倒することが出来ないことを考えるとGoogleはiPadと違う方向性を選んだのは上手いという印象。
何よりSamsungがハード面でどんなに頑張ってもOSやアプリ面での最適化はiPadに及ばないです。
GoogleはPixel Tabletをカジュアルタブレットとしておりプロが使うことを想定していない。またリーク情報からもスペックはかなり控えめとはいえ一般ユーザーの多くのニーズを満たせる。
またAmazonのEchoスピーカーやEcho Showなどが人気であることを考えれば多くのユーザーはカジュアルな製品を求めていることになり価格を抑えればよりユーザーの手が届きやすくなる。
スマホもそうですが基本これを購入することで何ができるのか。またメーカーも新製品を発表する際に新しくこのようなことができるようになったと「できること」をアピールする流れです。
ただPixel Tabletを使わない時は机の上に置いたりどこかにしまうのではなく台座に戻すだけ。
そうするとただのスマートディスプレイになり料理をする時にレシピを確認したりGoogle Assistantを使って明日の天気を確認したりGoogle Homeに設定されているスマートデバイスを制御したりと何が「できる」ではなくユーザーがスマホでやっていることを当たり前のようにこなせるだけです。
なので日常生活に溶け込ませることを目的としているからこそカジュアルタブレットと表現しているかも。
新しいデバイスを購入したから何か新しいことをしようという感じではなく日常の一部として使える様にスペックやアクセサリーなどで今からAppleやSamsungに勝負をしてもまた撤退するだけです。
そうではなくて一家に一台あると地味に便利で安くて買いやすいそんなタブレットを目指しているのかも。
まとめ
今回はPixel Tabletについての情報について簡単にまとめてみました。安いタブレットをほしいけど動作性はある程度担保されつつ知っているメーカーの製品がほしいと思っているユーザーが多いのかPixel Tabletの注目はかなり高いように感じます。
自分はスペックの方が気になるため噂されているProモデルの方が気になりますが出来れば両方購入したい。
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