Xperia 5Ⅳで失敗しないように。おすすめができない人の4つの特徴

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日にSonyはXperia 5Ⅳを正式発表しており望遠レンズの変更はサプライズでしたがXperia 5Ⅲのデメリットをしっかり潰すなどいい感じの進化を遂げています。

詳細は「これは超待望の神機種が正式発表。Xperia 5Ⅳがめちゃくちゃ欲しい」をご参照下さい。さて今回より一般向けとなったXperia 5Ⅳですがおすすめできない人について簡単にまとめてみたいと思います。

発熱を回避したい人。

記事執筆時点でXperia 5Ⅳの国内発表はまだされておらず発売日や本体価格は不明です。ただ海外を参考にすればヨーロッパでは僅かな値上げでアメリカでは価格が据え置きと頑張っている。

なので国内でも円安の状況次第ですがauとSoftBankはXperia 5Ⅲからそこまで値上げにならずドコモのみ価格設定の変更から3万円近く高くなる感じで14万円前後に落ち着くのではないかと思う。

価格次第の面もありますが今までのハイエンドXperiaの中でもおすすめしやすくなった印象です。ただそれでも癖が強いことに違いはなくおすすめではない人もいます。

おすすめではない人としてまず一つめが本体の発熱が気になる人です。

Xperia 5が搭載しているSnapdragon8555やXperia 5IIが搭載しているSnapdragon865を搭載している機種でよく発熱を感じる人はSnapdragon888以降のハイエンド向けSoCは基本どれを使っても発熱を感じると思います。

なのでXperia 5やXperia 5IIなどを使っているユーザーが普段から発熱がひどいなと思う人はXperia 5Ⅳは正直おすすめできません。逆にゲームなどをやることもなくほぼ日常使っていて発熱を感じない人はそこまで心配する必要はありません。

自分も今までSnapdragon888にSnapdragon 8 Gen 1にSnapdragon 8+ Gen 1搭載機種を使ってきましたが初期設定から数日はよく分からないタイミングで熱くなることはありましたが基本それ以降は特段問題ないです。

自分はゲームをほとんどやらないため本体の発熱を感じることはほぼありません。もちろん真夏日や猛暑日の環境だとポケットに入れているだけでも発熱を感じますがこれはどのSoCでも正直一緒です。

なぜかSnapdragon 8+ Gen 1に関しては発熱問題がないというイメージが強いですが発熱しないわけではなく発熱してもパフォーマンスがSnapdragon 8 Gen 1やSnapdragon888と比較すれば持続しやすいだけで発熱しないわけではないです。

例えば猛暑日の屋外など発熱しやすい環境でも写真や動画を撮ることや長時間ゲームをやりたいなどパフォーマンスの持続性を重要視する人は正直なところSoC関係なくXperia以外を選んだ方がいいです。

どんなに放熱対策を強化してもソフトで制限してもハード面で冷却対策をしない限り今後Xperiaのハイエンドモデルはよほど発熱しないSoCが登場しない限り発熱問題は抱えたままになると思います。

冷却対策にかなり力を入れている機種で見ればGalaxy S22 UltraにXiaomi 12S UltraやiPhone 14 Pro Maxなどを選んだ方がいいです。発熱はユーザーの使い方によって評価が違う。

なのでネットで爆熱とか言われても実際に発熱がひどいと感じるユーザーもいればそうではない人もいます。数世代前のSoCでもダメな人はハイエンドのXperiaではどれも厳しめなのでおすすめしない。

またかなり限定されますが2021年モデルからの乗り換えではそこまで大きな違いはないと思います。

スマホに求めることが明確ではない人。

次に2つ目として自分がスマホに求めるスペックなどが明確ではない人です。

これもXperia 5Ⅳ限定というよりはXperia全体でいえることですが好きな人にとことん好きな人に好きになって欲しいというコンセプトを採用しているため他人からおすすめして貰って購入する機種ではありません。

実店舗で店員さんにこれがおすすめですよと言われて購入するような機種ではないという感じです。

ハイエンドモデル自体がそうですが使いやすさを求めるならAndroidのミドルレンジもしくはiPhoneで十分という感じでそれ以上にスマホに求める人が価格的にもハイエンドを選ぶ感じです。

今のハイエンドモデルは10万円オーバーが当たり前なのでスマホに興味がある人が購入する感じですがその中でもXperiaの場合トータルバランスが非常に悪いので自分の使い方を把握していないと失敗する可能性があります。

Xperia 5ⅣはXperiaのハイエンドモデルの中ではまだ一般受けしやすいと思います。特にペリスコープを非搭載にしたことで筐体サイズが小型化させた上で5000mAhのバッテリーを搭載。

電池持ちもしっかり改善しておりニーズの高いワイヤレス充電に対応。また根強い人気があるSDカードスロットやイヤホンジャックを搭載しています。ただ一方でカメラに関しては癖が強いです。

スマホのカメラのトレンドはバチバチにAIで補正することですがXperiaの場合は現実をより忠実にというスタンスなのでカメラソフトでの加工は最低限。

またカメラソフト自体がイマイチなのか他の機種と比較すると現実に忠実としながらも空などが白飛びしやすいなどのデメリットがあります。

またボケモードがあるとはいえPhoto Proでは使えないので実質ポートレートモードはがなく低照度の環境で威力を発揮するナイトモードに非対応で露光時間を長くする低照度撮影のみ対応。

なので他のメーカーのフラッグシップモデルでは当たり前のように搭載されている機能があまりない。またXperia 5Ⅳのカメラは全画角で4K/120fps撮影や秒20コマのバースト撮影などに対応。

他のスマホと比較して分かりやすい特徴が高速オートフォーカスにバースト撮影と被写体が動体の撮影にかなり強いという感じですが風景などを撮影したいならPhoto Proでのマニュアル撮影が中心になります。

特に低照度の環境では三脚に固定してISOやシャッタースピードを調節して撮影するのが基本です。他のメーカーの機種はデジカメにはない手軽さが進化している中Xperiaのカメラはデジカメ寄りです。

スマホでも自分で調節して出来るだけ撮影したい人向けだからこそ癖が強い感じです。なので普通のスマホが欲しい人にとってXperiaのカメラコンセプトは非常に相性が悪くこれは2020年モデルより前のXperiaを使っている人にとっても同じことが言えます。

出来るだけコンパクトな機種が欲しいとかXperiaの最新機種が欲しいという理由だけで購入するとおそらく失敗する可能性があるので自分の拘りを正確に把握している人向けという感じです。

コスパ重視の人。

そして3つ目としては過去記事でもかなり触れていますがコスパ重視の人にはおすすめ出来ないです。そもそもコスパは本体価格関係なく使われるべき言葉ですが安くて良い物という意味で使われており安いという言葉がかなり先行している感じです。

先ほどの話とも重複しますが近年のXperiaはSonyの拘りが強く反映されておりこの拘りを共感できる人や求めている人向けの機種です。なのでよく使われるコスパとメーカーの拘りはほぼ真逆の立ち位置なのでコスパ重視の人は向かない。

本来のコスパに近いですが高くても良い物/自分が満足できる物が欲しい人向けの製品です。

例えばXperia 5Ⅳの拘りとしてオーディオがありますが改善されたステレオスピーカーはまだしも360 Reality Audioや360 Upmixを楽しみたいなら対象のイヤホンを購入する必要があります。

つまりコスパがいいと言われるイヤホンを持っていたとしても対象機種じゃないと楽しめないです。分かりやすい例としてはWF-1000XM4やWH-1000XM5など3万円から5万円近くの追加投資が必要。

安くて良い物とは真逆で自分の拘りのためなら追加投資を惜しまない人におすすめという感じです。記事執筆時点でXperia 5Ⅳの本体価格は不明ですがおそらく一括価格が10万円以下になることはない。

下手をしたら15万円近くする可能性もあるので高いです。正直なところコスパがいいという機種で10万円を超えている機種はほぼ見たことがないのでそもそもXperia 5Ⅳにコスパを求めるべきではない。

まだスペック的にも国内での価格は不明ですがZenfone 9の方がコスパがいいと言われると思います。

使いやすさを求める人。

そして最後に4つ目として使いやすさを求める機種が欲しい人です。ざっくり言えばiPhoneとXperiaで悩む人はおそらくiPhoneを購入した方が幸せだと思います。

iPhoneは何かに尖ったスペックではなく全体的にトータルバランスが高い。またApple製品との連携性も非常に優れており周辺アクセサリーを拡充させればさせるほどエコシステムが優秀なのでユーザーの満足度が非常に高いです。

またアップデートサポート期間も手厚い。また同じ感じでトータルバランスが重要されているGalaxy SシリーズやPixelと悩むのであればXperiaではなくGalaxyやPixelを選んだ方がいいです。

Xperiaは使いやすさよりも自分が譲れない拘りを持っている人が選ぶシリーズという感じです。

まとめ。

今回はざっくりとですがXperia 5Ⅳがおすすめできない人について簡単にまとめてみました。Xperia 5Ⅳはより一般向けとなったとはいえハイエンドが欲しい人の中でもさらにオタク向けです。

自分はこのSonyの強い拘りの部分が好きなのでXperiaが好きですが多くの人には刺さらないです。少なくともXperiaの購入を考えている人は今のXperiaの癖をしっかり把握しておくことがおすすめです。

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