Xiaomiは最新のSoCをいち早く搭載することに注力しているのか先日には中国限定でSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したXiaomi 12Sシリーズを中国限定で発売に。
最上位モデルであるXiaomi 12S UltraはリークではほぼありませんでしたがSonyと共同して開発した1インチにIMX989を搭載しており思わず衝動買い。詳細は「Leica x IMX989の実力。Xiaomi 12S Ultra 開封レビュー」をご参照下さい。
また同じライカ監修のカメラにIMX989を搭載しているAQUOS R7とどちらがより魅力的なのか比較レビューをしてみました。詳細は「Leica x 1インチ対決。Xiaomi 12S UltraとAQUOS R7を比較」をご参照下さい。
さて今回中国ではすでに発売されたXiaomi Mix Fold 2が絶対欲しいと思う理由について簡単にまとめたいと思います。
とにかく洗練されたデザイン。
個人的にはXiaomi Mix Fold 2の前日に正式発表されたGalaxy Z Fold 4も予約していますがXiaomi Mix Fold 2はまた違った魅力があります。まず一つ目としては圧倒的なデザインです。
閉じた時の本体の厚みが11.2mmでGalaxy Z Fold 4と比較すると30%近く薄型化されています。
厚さ11mmで思い出すのはXperia XZ2 CompactやXperia XZ2 premiumという感じですが今の最上位モデルはカメラバンプ込みで11mmくらいの厚みになる機種はザラなので違和感がない。
また開いた状態においても5.4mmとかなり薄く逆にここまで薄いと耐久性が心配になります。本体が薄型化したことからも重さも262gと折りたたみ式機種の中ではかなり軽い方です。
個人的には折りたたみ式機種にそこまで薄さを求めていませんがここまでスリム化されていること。
またサブディスプレイが6.5インチと普通の大型スマホと同程度の大きさであることからも折りたたみ式機種でありながらも普通のスマホとほぼ変わらない感じで使えるのではないかと思う。
Xiaomiによれば独自開発した水滴型のヒンジを採用。このヒンジは小さな曲げ半径に薄型のディスプレイモジュールにカスタマイズされた小型の回転ヒンジなどが特徴でヒンジ部分のパーツが87個に減らすことができた結果薄型化に成功。
ちなみに折りたたみ式機種にもよりますがヒンジを構成する部品だけで200個近く使っているものもありいかに少ないか分かります。
また中華メーカーの折りたたみ式機種は水滴型のヒンジを採用している確率が高く最大のメリットはディスプレイに折り目がシワが出来にくい。ただ一方でその構造からも防水に対応するのが現時点では難しいとされておりXiaomi Mix Fold 2も非対応です。
ほぼ同時に発表されたGalaxy Z Fold 4とヒンジ部分の厚みがよく批判されますがヒンジが薄くて防水非対応かヒンジが厚くて防水対応か。
どちらがいいかはユーザー次第でXiaomi Mix Fold 2はGalaxy Z Fold 4のようにヒンジ部分にちりなど除去するためのブラシ機能が搭載されているのか気になります。
仮に非対応であれば何回折り曲げても大丈夫かという面での耐久性は問題なくても日常使う面での耐久性は低い可能性。
ただSamsungがいずれ目指すべき厚みをXiaomiが提示したことに違いはなくまずはその薄さを体感したく前モデルと比較しても別機種と思うくらいデザインが洗練された印象を受けます。
特に前モデルはサブディスプレイのベゼルが太すぎてダサかったですが大幅に洗練されています。ブラックとゴールドの2色展開ですが個人的にはミーハーですがゴールドの方が気になります。
コンテンツを最大化するディスプレイ。
折りたたみ式機種は好きですが今までしっかり使ってきたのはGalaxy Z Fold系でそれ以外をあまり使ったことがありません。
以前Huawei Nate Xsは使ったことがありますがその当時でさえGMSがもともに動作しない感じだったのでそこまでのめり込んで使った感じではなくそもそも形状が外折ということもあり恐る恐る使っていた印象です。
なのでGalaxy Z Fold以外のアスペクト比を採用した機種を使ってみたいという気持ちが強いです Xiaomi Mix Fold 2のメインディスプレイは8.02インチでアスペクト比は10:9と正方形に近いのでちょっと気になる。
アスペクト比が違うとはいえ単純にGalaxy Z Fold 4などよりもメインディスプレイがでかいので折りたたみ式機種のメリットが増すと思います。サブディスプレイに関しては6.56インチでアスペクト比21:9なので十分に普通のスマホとして使えます。
両面とも可変式120Hz表示に対応しておりディスプレイ輝度も1000nitsで十分。外出先で折りたたみ式機種のメインディスプレイでがっつり何かすると個人的には想定しておらず屋内で十分なディスプレイ輝度に対応していればいい。
ちなみにメインディスプレイは2K+と表示解像度も高くSamsung製の電力効率に優れたディスプレイを採用しており品質的には問題ないです。
また折りたたみ式機種はコンテンツを最大限楽しめるのが醍醐味で重要になってくるのはスピーカーでフラッグシップモデルではお馴染みのハーマンカードンが監修したスピーカーを搭載。
Xiaomi 12S Ultraと比較して音利用がどの程度強化されているのか。これで音量がさらに強化されていれば汎用性は高いです。
また最新となるSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しているためパフォーマンスはトップクラスです。個人的に気になるのは電池持ちの方で発熱に関しては冷却機能を強化していることに加え筐体が大きい分排熱はしやすいと思うのでそこまで心配していないです。
ただ電池持ちに関しては前モデルの時は評判が良くなかった。
またXiaomi 12シリーズは電池持ちがイマイチでXiaomi 12SシリーズではSoCの影響もあるのか僅かに改善している印象で折りたたみ式機種で電池持ちがいい機種ってほとんどなく海外サイトのバッテリーテストを参考にするとOppo Find Nが一番まもとで通常のスマホと比較すると電池持ちが悪い。
Galaxy Z Fold 4も現時点でどうなるか不明ですがSoCの強化と電力効率に優れたディスプレイの搭載でどこまで電池持ちが改善されているのか気になります。
ただ前モデル対比でバッテリー容量が減少しているのはちょっと心配で直近だとHuawei Mate Xs 2のバッテリーテストの結果が公開されており散々なスコアになっていたので心配だけど期待したくなる。
Galaxyより期待したくなるカメラ。
そして個人的に折りたたみ式機種がメイン機種にできない理由がカメラがイマイチであること。国内ではGalaxy Zシリーズしか発売されてないこともありますがカメラに満足できる折畳式機種が個人的になくXiaomi Mix Fold 2にちょっと期待。
個人的には派手な色味に補正されるカメラは好きではありませんが例えばGalaxy S22 UltraとXiaomi 12S UltraのカメラであればXiaomi 12S Ultraのカメラの方が好き。ライカとコラボするようになって写真に深みが出た。
一方でGalaxyはカメラソフトの技術は高いと思いますが色補正がちょっとキツすぎる印象です。Galaxy Z Fold 4ではメインカメラセンサーが刷新されており画質や色味などどうなったか不明。
ただ基本はGalaxy S22シリーズと同じ路線のカメラだと思います。
一方でXiaomi Mix Fold 2のメインカメラセンサーはIMX766となっておりXiaomi 12のメインカメラセンサーで1/1.56インチ。本体の厚みに対してこのセンサーサイズのカメラを搭載できただけでも御の字なのかもしれません。
ざっくり言えばXiaomi 12Sと同じ感じのカメラを搭載していると考えると分かりやすいかも。今まで折りたたみ式機種は内部スペースの問題からカメラがイマイチなものが多かったです。
センサーサイズがちょっと大きくなったと思っても光学式手ぶれ補正に非対応とかセンサーが小さい。ただVivo X Foldからちょっとずつその流れが変わってきておりGalaxyとXiaomiも結構力を入れてきたのでちょっと楽しみ。
また生産が開始されていると予測されているGoogle Pixel NotePadが出てくればさらに市場を刺激する存在になると思うのので楽しみです。
あとはAndroid12がベースとなっているMIUI Fold 13となっておりタブレット用のインターフェイスが採用されています。
今後Android13がベースになるのかAndroid12Lがベースになるのか現時点で不明ですがAndroid13で実装されるアプリごとに言語設定ができる新機能が追加されれば中国版でアンロックしなくても汎用性はかなり増す印象なので楽しみです。
まとめ
価格は現地価格でベースモデルが約18万円とちょっと安め。リーカーによれば残念なことに中国以外で発売される可能性はないとしており結局Galaxyのライバル機種にはなりえないという感じです。
依然として中国市場における折りたたみ式機種の市場シェアの半数近くはHUAWEIが獲得しており残りの半分をXiaomiやOppoやVivoなど争奪している感じで今後グローバル展開を頑張って欲しい。
昨年は市場全体のシェアでXiaomiは1%以下だったみたいですが今回はどうなるか気になります。
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