今年の後半に２世代目のGoogle Tensorを搭載して正式発表されると予測されていたGoogle Pixel NotePadが再び延期されたと予測されています。詳細は「もう嫌だ。Google Pixel NotePad。また延期されたかも」をご参照下さい。
また先日にはGoogleの売れ筋である廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしてみたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
さて今回Phone Arenaが最上位モデルであるPixel 7 Ultraなど新型Pixelの生産について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Pixel NotePadの存在。
今回の情報によると中国の大手メーカーであるFoxconnが2つの新型Pixelを生産しているとの話。まず一つ目は正式名称は不明ですがGoogle初の折りたたみ式機種であるPixel NotePadです。
事前情報では今年の7月からディスプレイ含めた大量生産が開始すると年初から予測されていました。ただ直近の情報からもGalaxy Z Fold 4に対抗ができないことからも来年の春に延期されたとの情報。
そのため今年の登場は期待できないと諦めていましたが今回の情報通りであれば今年の登場に期待できる。ただ残念なことに今回の情報ではPixel NotePadのスペックには言及しておらず生産の情報だけ。
なので事前情報を確認するとメインディスプレイは7.6インチでサブディスプレイは5.8インチ。
サブディスプレイが小さいように感じますがGalaxy Z Fold 3などのように縦長のデザインではなくOppo Find Nのような横長のデザインでアスペクト比の違いからもサブディスプレイが小さく感じる。
またSoCに関しては第２世代のGoogle Tensorを搭載と予測されておりおそらくRAMは12GBです。
カメラに関してはPixel 6aと同じく12MPのIMX363を搭載すると予測されており超広角に関してはバラバラでPixel 5の16MPかPixel 5aなどと同じか それともPixel 6と同じかと予測されています。
少なくとも大したカメラセンサーを搭載することはないです。今回の情報によるとGoogle自らが折りたたみ式機種に参入することでAndroidのエコシステムを改善することが目的になるとしています。
また価格に関してはライバル機種であるGalaxy Z Fold 3が$1799に対して$1399との予測。この世界情勢の中でどこまで価格を抑えられるか不明ですが今もこの価格を目標にしているとの話。
仮にこの価格で出て来ればその価格の安さが大きな特徴な一つになる可能性があります。少なくともFoxconnが製造することは確定している雰囲気で今年の秋の発表が近いのかもしれません。
Pixel 7とPixel 7 Proのカメラ。
そしてもう一つ生産予定となっている新型Pixelが最上位モデルとなるPixel 7 Ultraです。先日の情報からもカメラ特化型の機種が存在している可能性があると予測されていましたがまさにこのPixel 7 Ultraがこのカメラ特化型モデルの可能性。
一応Pixel 7 Ultraのカメラを確認する前にPixel 7シリーズのカメラをおさらいしたいと思います。先日のGoogleCameraのアップデートの内部コードから詳細が判明しておりまずPixel 7シリーズのインカメラはSamsung 3J1を搭載との予測。
Pixel 6 ProのIMX663は1/2.93インチであるのに対してSamsung3J1は1/3インチなのでセンサー自体は僅かに小型化することになります。一方でスペックとして4Kのセルフィー撮影に対応。
またDPAFに対応しているため噂されている顔認証対応の条件も満たしていることになります。あくまでもセンサーだけで判断するとPixel 6 Proから見た場合は画質が劣化する可能性。
一方でPixel 6までは長らくIMX355を搭載してきたことからもPixel 7では大幅に進化という感じ。このことからも仮に顔認証に対応する場合Pixel 7シリーズ両方とも共通して対応できる可能性。
そしてメインカメラセンサーは予測通りという感じですが現行モデルと同じくSamsungのGN1を搭載。カメラソフトや第２世代のGoogle Tensorを搭載することで画像処理自体は進化する可能性。
ただハード面でみると同じで寂しい。超広角レンズに関してPixel 7シリーズではIMX381を搭載で画素数は同じく12MPとされていますが詳細は不明。またPixel 6 Proは48MPのIMX586を搭載していますがSamsungのGM1を搭載との予測。
IMX586は1/2インチに対してGM1も同じ1/2インチを採用しており今回の情報においてもそのパフォーマンスは非常に似ているとしています。
おそらくですがSamsung製のカメラセンサーをより多く採用することで第２世代のGoogle Tensorやディスプレイ含めてトータルでコストカットをしている可能性。
ただハードだけで見ればSamsungの5Gモデムなど含めてSamsung依存度が非常に高いのでハズレ役になっていなか心配です。
Pixel 7シリーズは第二世代のGoogle Tensorやディスプレイ輝度の改善など現時点での情報で進化している部分は少なく超マイナーアップデートモデルになるのでちょっと残念な雰囲気でした。
ただこれはPixel 7 Ultraがいるからこそ価格優先のマイナーアップデートに抑えるのかも。
Pixel 7 Ultraの存在。
そしてPixel 7 Ultraについて確認したいと思います。ちなみにGoogle CameraのアップデートからメインカメラセンサーはPixel 6シリーズと同じくGN1を搭載。そして望遠レンズはIMX787を搭載。
このIMX787はGN1と同じく1/1.3インチと大型センサーで画素数が64MPであることが特徴。センサーサイズからもペリスコープとして搭載した場合本体の厚みはかなり増す可能性があること。
このことからもペリスコープではなく光学式ズームによる中距離撮影にフォーカスしているかも。今回の情報においてメインカメラセンサーは50MPの大型カメラセンサーを搭載するとしています。
ただIMX787に関してはサブカメラと表現しておりインカメラともそれ以外のカメラとも解釈できる。流石にインカメラで1/1.3インチ相当のカメラセンサーを搭載するとは考えにくいので望遠か超広角。
となれば望遠レンズとして採用かも。
またインカメラはIMX712を搭載するとしており画素数は13MPになるとの予測。ただIMX712は記事執筆時点でSonyがまだ正式発表しているわけではなく詳細なスペックは不明。
事前情報からも2Kの6.7インチのディスプレイを搭載したPixel 7 Pro以外のモデルの存在が判明していましたが今回の情報でも2Kのディスプレイを搭載していると事前情報と一致しています。
また2世代目のGoogle Tensorを搭載しているとしておりプロトタイプの筐体はセラミックを採用。デザイン自体がPixel 7シリーズと共通化されるのか不明ですがより高級感がありそうです。
単純な推測ですがセラミックであればカラバリはホワイトとブラックの2色展開になる可能性も。ちなみにPixel 7シリーズはバックパネルはガラスでマット仕上げは採用されていないことは確定。
なのでPixel 7シリーズ通してバックパネルはツルツルした質感で高級感でより差別化するのかも。
何よりPixel 7 Proと異なりSony製のカメラセンサーをより多くしている可能性が高いこと。また事前情報とは一致しませんが今回のリーカーは50MPの超大型カメラセンサーを搭載と表現。
これがXiaomi 12S Ultraなどが搭載しているIMX989を搭載してきたらマジで面白いです。少なくとも現時点での情報ではインカメラも望遠もSony製を採用しているのでメインもSony製がいい。
今回の情報通り筐体がセラミックでSonyの大型カメラセンサーを搭載していればコストカットとは真逆の方向なので本体価格も高くなる可能性が高いですがスペックを求めたい人にとって高くても選択肢が出てくるのは非常に面白いです。
ぜひ今年の秋に合わせて発表してほしいところです。
まとめ。
仮に今回の情報通りであればPixel 7/Pixel 7 Pro/Pixel 7 UltraにPixel NotePadの4モデル展開。さらにPixel Watchも登場することになります。価格に関する事前情報はほぼありませんが仮にPixel 7とPixel 7 Proが現行モデルからの据え置き+円安で約8万円に約12万円くらい。
そしてPixel Watchを5万円くらいで見積もってPixel NotePadを20万円くらいとした場合合計で45万円くらいは飛びそうで安く見積もってもこの感じなので50万円は飛ぶかもしれません。
特にPixel 7 UltraとPixel NotePadは激アツでこの2つは絶対欲しいというか全部購入します。今年の下半期はPixelだけで予算がかなり逼迫されそうで今から予算を増やさないと厳しいかも。
ただ事前情報からもPixel 7やPixel 7 Proがちょっとつまらないと感じてた人には朗報。今回の情報通り全部で4モデルが発表されることに期待しつつ楽しみに秋のイベントを待ちたいです。
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