Xperia 5Ⅳは高価格化が避けれない?新たな噂が出てきたのでまとめてみた

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また国内でサイズ感からも人気が高いXperia 5Ⅲと価格差が約8万円ある中その価格差の価値があるのかXperia 1Ⅳと比較レビューをしてみました。

詳細は「約8万円の価格差をどう捉えるか。Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅲ徹底比較」をご参照下さい。さて今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperia 5Ⅳの新たな噂が投稿されていたので簡単にまとめたいと思います。

新型Xperiaの開発が完了?

かなり情報が錯綜していますが中国の有名なリーカーは今年Xperia 5シリーズの新型は出ないと予測。

少なくとも今年の発表はキャンセルされたと予測されており一方で2021年がイレギュラーでしたが上半期にXperia 5Ⅳが発表されなかったことからも今年はもう発表されないと諦めている人もいる印象です。

少なくともXperia 5シリーズは例年であれば9月頃に発表されるのでまだ諦めるべきではない。そして今回の情報によるとSonyは下半期に発表予定の機種の開発がすでに完了したとしています。

すでに製品検証テストに合格したとしておりこの開発が完了した機種がXperia 5Ⅳだとの予測。また今回の情報によるとXperia 5ⅣはまさにXperia 1Ⅳを小型化させた機種になるとしています。

共通の特徴を多く採用しており多くの部分で一緒だとしておりこれは従来のシリーズと同じ流れです。

Xperia 1Ⅳのざっくりとした特徴は大型バッテリーの搭載にディスプレイ輝度の改善。オーディオ関連の強化にMusic Proと新機能を追加。さらにカメラに関しては全画角でのバースト撮影。

4K/120fps撮影にVideography Proの搭載などがありこれがXperia 5Ⅳに継承されるかも。筐体サイズが結構違うためどこまで詰め込めるのか不明ですがかなり魅力的な仕様になるかも。

ちなみに有名なリーカーは大体その製品が発表される1.5ヶ月くらい前にCADを基に作成したレンダリング画像を公開することが多いためXperia 5Ⅳが今年の下半期に発表されるのであれば8月から9月頃にデザインがリークする可能性があります。

ちなみに今回の情報だとXoeria 5ⅣはIFA2022頃のタイミングで発表される可能性があるとしています。IFA2022は現地時間の9月2日から9月6日までの日程になっているのでIFA2022で発表されるかは不明ですが9月頃の発表になるかも。

最近Sonyは国際イベントに出展せず独自イベントを開催して新製品を発表する傾向があるので個人的にはIFAの開催期間からずらすと思うので早くても9月中旬以降かなと勝手に予測しています。

仮に9月に正式発表されるなら早くて8月上旬にデザインがリークする可能性があり10月頃の発表なら8月下旬から9月にかけてデザインがリークする可能性があるのでXperia 5Ⅳを期待しているユーザーはまず発表されるかどうかより確実性が増すデザインのリークを待った方がいいと思われます。

一部スペックの噂。

そしてまた別の情報ですがXperia 5Ⅳの一部スペックに関する新たな噂が判明したので確認します。まず一つ目のスペックとして搭載バッテリー容量が5000mAhになるとしていますがなんとも言えず。

2021年モデルでみるとXperia 1ⅢにXperia 5ⅢにXperia 10Ⅲと同じく4500mAhを採用しています。

そしてXperia 10ⅣにXperia 1Ⅳと同じく5000mAhであることからもXperia 5Ⅳも同じでもおかしくないと思いますが内部スペースに余裕があるのか疑問。

Xperia 1ⅣやXperia 10Ⅳは共通してサイドフレームがよりフラットに。Sonyの担当者によると従来サイドフレームが丸みを帯びたデザインを採用していたのは本体のデザイン性に加え内部スペースを確保するためだとしています。

ただバッテリー技術の進化によりXperia 10Ⅳの筐体でも大型バッテリーを搭載することができサイドフレームで内部スペースを確保する必要がなくなりフラットにできたと思われます。

Xperia 10Ⅳに関しては筐体サイズが小さいとはいえカメラセンサーも小さければペリスコープもなし。なのでまだ分かりますがXperia 5Ⅳが現行モデルと同程度のサイズ感なら収まるのか疑問です。

内部スペースが足りなければサイドフレームは現行モデルと同じく丸みを帯びたデザインを採用。ただそうなると上半期に発表された新型Xperiaとデザインの統一性がなくちょっと違和感もあります。

良く言えばデザインの差別化のためですがデザインの進化に統一感がないのも正直何ともです。

個人的には5000mAhのバッテリーを意地でも搭載してきそうに感じますがデザインをどうするのか。こっちの方が気になるという感じ。そして今回の情報によると本体の厚みは8.2mmで157gとの予測。

本体の厚みに関しては現行モデルと同じですが重さに関しては10g近く軽くなるとしています。ただ個人的に重さは無理があるのではないかと思います。まずバッテリー容量が増えた時点で重くなる。

さらに5000mAhのバッテリーを搭載した機種としてSonyが発表した時点で世界最軽量となるXperia 10Ⅳよりさらに軽いことになります。Xperia 10ⅣはXperia 5Ⅲのようにサイドフレームにメタルなどを採用せずそもそも筐体サイズも僅かに小さい。

一方でXperia 5Ⅳの筐体サイズは採用される材質は不明ですが現行モデルとほぼ同じだと考えるとこれ以上の軽量化は厳しい。むしろ170gを超える可能性があるのではないかと思います。

個人的には筐体サイズを変えずにバッテリー容量を増やすのが精一杯でこれ以上軽くするのはあまり期待できないと思っています。また一部情報ではようやく念願のワイヤレス充電に対応するとの話もありますが今回は言及なし。

残念なことに今回の情報ではこれ以上のスペックに言及していませんが仮に5000mAhのバッテリーを搭載した上でXperia 1Ⅳと同じくソフトで消費電力を抑えるチューニングにした場合電池持ちが大幅に改善する可能性。

全く同じとはいきませんがXperia 1Ⅳは前モデル対比で3割程度で電池持ちが改善しておりXperia 5Ⅲの海外サイトのバッテリーテストの結果は100を獲得。

仮に3割改善するとスコアが130になりハイエンドの中でも電池持ちがいいと言われているiPhone 13 Pro Maxのスコアである121を大きく上回ることになり仮に2割改善されるだけでもハイエンドの中で電池持ちはかなり優秀になるかもしれません。

一方で発熱に関しては不安しかありません。ただ電池持ちが大幅に改善すればそれだけでも大きさな差別化要因になるので期待したいです。あとは内部スペースが圧迫されている状態でスピーカーをより改善することができるのか気になります。

Xperia 5Ⅲの時は共振もひどくスピーカー自体がXperia 5IIよりそこまで進化した印象なし。

おそらくXperia 5ⅣではXperia 1Ⅳなどと同様にステレオ感を優先したチューニングではなく360 Reality Audioをさらに意識したチューニングに変更されることに違いはないと思います。

またカメラに関しても採用されるセンサー自体は一緒である可能性が高くズーム撮影はネックに。ただ一方でVideography Proやシームレスズームの採用でビデオ関連は大きく進化するかもしれません。

現行モデルと同様にTOFセンサーは非搭載だと思うのでオートフォーカスには差があるかもまたディスプレイにおいて表示解像度に変更はないと思いますがXperia 1ⅣやXperia 10Ⅳもディスプレイ輝度が大幅に改善されたことを考えるとXperia 5Ⅳでも同様に改善される可能性。

基本Xperia 1Ⅳを小型化させたモデルでディスプレイサイズや表示解像度にTOFセンサーなどその違いは現行モデルとの違いと大体同じかもしれません。

高価格化は避けられない?

そして多くのユーザーが気になるのは価格。市場によって価格がバラバラですがXperia 1ⅢとXperia 1Ⅳを参考にするとヨーロッパでは100ユーロの値上げで香港では価格が据え置き。

また国内でみるともともとプログラム利用前提の割高な一括価格が設定されていたauとSoftBankは1万円ちょっとしか値上がりしていません。docomoに関しては4万円の値上がりがしましたがこれはdocomoが価格の設定方法を変更したからです。

単純にSoftBank版のXperia 5Ⅲの価格を確認すると記事執筆時点で13万7520円なので15万円前後の価格が一つの目安になると思います。個人的にはdocomoが14万円前半でauが中盤。

そしてSoftBankが後半もしくは15万円を超える感じかなと勝手に推測しています。なのでdocomoユーザーからすればまたXperiaがめちゃくちゃ高くなったという印象を持つかも。

あくまでも推測に過ぎませんが安くなることに期待できず価格が高くて嫌だなと思う人は今後登場する可能性がある直販モデルを待つのが一番いいようにも感じます。

まとめ

今回はXperia 5Ⅳに関する新たな噂が出てきたので簡単にまとめてみました。

これ以上高くなるのは厳しいですが最近のキャリアの販売方法を見ると発売日から叩き売りをすることがあるので発売してから少し経てば勝手に安くなるのではないかとおもっています。

何より発売が10月頃であれば1ヶ月ちょいでホリデーシーズンに入るので条件がいい価格が出てくるかもしれません。今年Xperia 5Ⅳは発表されて欲しく何よりXperia 1Ⅳだけだと厳しく感じます。

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