Pixel 6でTensorを採用した結果。Qualcommの失墜に加担したと言い掛かり

先日の情報からもGoogleはPixel 6シリーズにかなり気合を入れている可能性が高く、2020年モデルの出荷台数の2倍となる700万台以上の生産をサプライーに指示したとされています。

詳細は「Googleの自信の表れ。Pixel 6シリーズは2020年モデルの2倍以上売れる」をご参照ください。また発売直後にバグや不具合が多いですが12月のアップデートにおいてGoogle Pixel 6シリーズは約80個の項目にわたり修正があることが判明しています。

詳細は「Pixel 6シリーズに12月のアップデート配信開始(国内版はまだ)」をご参照下さい。さて今回9To5Googleによると、アメリカ市場におけるSoCのメーカー別シェアとGoogle Tensorについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。

IDCの言いがかり。

先日に調査会社がアメリカ市場におけるSoC部門のメーカー別シェアの統計データを公開していますが、QualcommとMediaTekによるトップ争いにGoogle Tensorが影響を与えたとしています。

今までGoogle製品はQualcomm製品を採用していますがPixel 6シリーズが独自SoCであるGoogle Tensorを搭載。そもそもアメリカ市場とはいえPixelの売上台数はかなり限定的だと思いますが、それでもQualcommのシェア下落につながっているとしています。

ちなみにIDCの携帯電話リサーチディレクターであるAnthonyScarsella氏はGoogle Tensorについて以下のようにコメントしています。

グーグルはまた、独自のテンソルチップセットのためにクアルコムを放棄することによって役割を果たしました。グーグルがクアルコムに固執していたら、MediaTekはリードを獲得しなかっただろう

Googleから言い掛かりで、ぶっちゃけGoogleにとってどちらのメーカーがアメリカ市場で1位をとったところで関係ないと思います。

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