AndroidメーカーにおいてGoogleとSamsungがアップデートにおいて切磋琢磨している印象を受けます。一方でOppoは最大6年と一歩後ろという感じでXiaomiやvivoはそこまで積極的な印象を受けません。
今回9To5GoogleからもPixel 10シリーズでは最大8年のアップデートサポートに対応する可能性が出てきたのでまとめたいと思います。
最大8年に対応する可能性。
今回の情報によるとQualocommは「Snapdragon 8 Elite」を皮切りに最大8年のアップデートをサポートするプログラムを提供することを明らかにしたとしています。
これは、このプログラムに含まれるプラットフォームソフトウェアのサポートが、Android OSとカーネルの両方のアップグレードを含む、8年連続でOEMが利用できることを意味します。プラットフォームとデバイスのOEMコード(一般的に「プロジェクトトレブル」または「ベンダー実装」と呼ばれる分離)に大幅な変更やアップグレードは必要ありません。カーネルの変更にはカーネルモードドライバの更新が必要ですが、ソフトウェアサポートが提供されている間はベンダーコードを変更したままにしておくことができます。
今までGoogleは最大7年に対応したGRFを提供していましたが今回の情報からも最大8年に対応することになります。少なくともメーカーはOSのアップデートに対してSoC絡みで余分なコストが発生せずサポート期間を拡張することが出来ます。
一方で今まで4年に1回はカーネルを更新しないとセキュリティアップデートを担保出来ない状態でした。
8年間のウィンドウをサポートするためのモバイルプラットフォームのAndroid Common Kernel(ACK)への2つのアップグレード
ただ今回発表されたプログラムによると2回分含まれているのでセキュリティアップデートへの手間も減ったという感じになります。何より今回のプログラムからもメーカーは最大8年まで拡張することが出来ます。
ただ注意点として実際対応させるかはメーカー次第で、また既存機種にハードに依存する新機能は従来通り追加されにくいのかなと思います。
Pixel 10シリーズで拡張される可能性。
少なくとも他社のSoCで最大8年に対応できたことを考えるとPixel 10シリーズが搭載するGoogle Tensor G5でも同様に対応する可能性があります。このことからもPixel 10シリーズでは最大8年のアップデートサポートに対応する可能性があります。
またGoogleがどこまでコストをかけるか次第ですがPixel 9シリーズやPixel 9aなど直近の機種はPixel 7シリーズの時のように後から拡張される可能性があるのかなと思います。
最初に恩恵を受けるデバイスは、Android 15で発売されるSnapdragon 8 Eliteを搭載したスマートフォンです。特に、このプログラムは、Snapdragon 8と「今年後半」に発売される7シリーズチップを含むSoCの「次の5世代」のために実行されます。
ちなみに今回のプログラムに関してGoogle Tensorを搭載したPixelは関係なく、Googleがある程度自由に調整できる可能性もあります。正直8年とかになると本体自体はもたないと思うので途中で修理が必要になると思います。
またGRFの性質上新機能は追加させにくいので長期サポートで最も恩恵を受けるのは「セキュリティアップデート」の方だと思います。何より長期サポートに対応することでハードよりソフトを軸にした新機能がメインになることからアップデートがどんどんしょぼくなっていかないか心配です。
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