GoogleはPixelにAIをブレイクスルーするためにGoogle Tensorを開発してきたことを明らかにしておりGoogle Pixel 6シリーズから搭載。ただ一方でGoogleはハイスコアを獲得するためのチューニングをしていないとはいえSnapdragonやDimensityと比較するとベンチマークスコアは半分以下となっています。
今回RedditにおいてGoogle Tensorの存在はGalaxy AIによって否定されていると投稿されているので簡単にまとめたいと思います。
Google Tensorのアドバンテージは?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私はこの視点からそれについて考えていませんでしたが、サムスン/スナップドラゴンについては正しいです。彼らがAIを実行でき、表向きにGoogleの写真編集ソフトウェアスイート(オブジェクト消しゴムなど)を使用している場合、SDよりもTensorを使用するハードウェア制限の理由はありません。
GoogleはSamsungと共同開発してAIを進化させているとも言われており類似機能も地味にあります。ただこうなってくるとPixelはGoogle Tensorを搭載しているから実装できているAI機能とは結局何なの?という話になってきちゃいます。
例えばGalaxy S25シリーズでは消しゴム機能が強化されたこともあり、Googleの消しゴムマジックと比較して自動識別が優秀であることに加え処理後の完成度もGalaxyの方が上に感じます。
Pixelの場合は消しゴムマジックだとちょっと不自然な加工になることが多いので、自分は消しゴムマジックではなく編集マジックでいらない部分を削除します。ただ結局編集マジックを使うとなるとオンライン処理になるため本体のスペックに過度に依存しません。
また現状Pixelの圧倒的な強みでもある動画ブーストに関しても、最初の方はオフラインで処理するみたいですが、そのほとんどはオンライン処理となっています。このことを考えるとGoogle Tensorである必要性は?となっても不思議ではない。
Snapdragonでもいいのかも?
何より現状だと他社のSoCと比較してGoogle Tensorを採用しているメリットが見えにくいのが難点です。現状だとパフォーマンスが低いことに加え、ゲームなど負荷が高いタスクに対して全く最適化していない感じです。
分かりやすいメリットとしては、Googleが実現したいAI機能のためにGoogle Tensorを調整できること。さらにPixel 6シリーズのようにアップデートサポート期間の拡張は独自SoCだからこそ柔軟に対応がしやすいのかもしれません。
何よりGoogleにはGoogle Tensorについてもっとアピールしてほしいところですが残念なことに新製品説明会におけるGoogle Tensorの説明はどんどん短くなっています。
このことを考えると独自SoCに拘らずとも、SnapdragonやDimensityなど既製品であってもGoogleが求めるAIを実現出来るのでは?と見えちゃいます。少なくともGoogleがGoogle Tensorの開発を開始した頃は他社のSoCがそこまでAIに力を入れている印象はなかったです。
そのためGoogleの言いたいことも分かりますが、近年でみればAIパフォーマンスにもかなり注力しており、Googleとしても引くに引けなくなっているように見えてしまいます。
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