Xperia 1Ⅶで命運が決まる。過去の過ちを繰り返しそうで本当に怖い

SonyはXperia 1Ⅵで現行シリーズの拘りであった4Kのディスプレイを廃止しています。一部噂によるとコストの問題からもSonyはSamsungより4K/アスペクト比21:9に対応したディスプレイを仕入れることが困難になったと言われています。

ただこの条件を満たすディスプレイを採用しているのはXperiaのみで特注品に近いことからもコストが高くなるのは仕方ないのかもしれません。今回は2025年に登場する新型Xperiaで過去と同じ過ちを繰り返す可能性があるので主観的にまとめたいと思います。

一般化はリスクが高い。

Xperia 1Ⅵのスペックをみると「一般化」が進んでいる印象ですが、Sonyによるとクリエイターと共に作り上げたXperiaであることに違いはなく命名規則は継続したことを明らかにしています。

ただ個人的には明らかに拘りより使いやすさにフォーカスしている印象で一般化はリスクがあると思います。その理由の一つとして現行シリーズを支えてきたユーザーは「使いやすさ」よりも「Sonyの拘り」に魅力を感じたからこそ選んでくれた可能性があること。

つまり一般化して拘りが弱くなればなるほどXperiaに興味がなくなる可能性があります。また使いやすさという部分に関してiPhoneやGalaxyに大きな遅れをとっていることからもXperiaである必要がなくなってきます。

おそらく使いやすいXperiaが欲しいユーザーの多くはSDカードスロットやイヤホンジャックに拘りを持っているユーザーが多いのでは?と思っています。何より今までのXperiaを支えてきてくれたファンを裏切る可能性があります。

自分はXperiaが好きですが超愛用していたバースト撮影が使いにくくなったのは自分の中でめちゃくちゃマイナスになりました。これであれば動体もそれなりに撮れるPixelやvivoでもいいのかなと思っています。

基本一般化して使いやすさを求めれば求めるほど、特にカメラ周りは今までSonyが築き上げてきたものを踏襲することが難しくなり、カメラソフトが弱いからこそ中途半端になる可能性もあります。

過去の過ちを繰り返す可能性。

そして何より個人的に懸念している部分として過去の過ちを繰り返すことです。SonyによるとXperia Xシリーズは「そこそこのスペックでもそこそこの価格なら売れる」と判断して継続した結果売り上げ減少をとめることが出来ず、のちに失敗であったことを認めています。

現状だとXperia 10シリーズが近い状況に見え、ミドルレンジモデルのため仕方ないですがそこそこのスペックでそこそこの価格で売っているという印象です。ただインフレなどの影響からもそこそこのスペックで価格は高いとなっており非常に厳しい状況になっている可能性があります。

少なくとも現状だと若年層が興味を持ちにくい機種で、何を求めるかはユーザー次第ですが、一般的な「コスパ」でみると良くないです。またXperia 1シリーズに関しても一般化を進めるとなると他社と差別化するのが難しくなるので価格は重要になります。

今まではある意味ニッチな機能を搭載することで高価格を言い訳にできたのかもしれませんが今後は難しいです。ただ販売台数が減少しているsonyにとって規模の経済でコストカットするのは難しいことからも、スペックを派手に進化させるのも難しいです。

なので価格優先なりすぎて保守的になりすぎると本当に面白みが消えると思います。SonyがXperia 1Ⅶでどのような進化をさせるのか不明ですが、一般化をすすめるにしろニッチ化をすすめるにしても評価は二分化されるのでかなり難しいかなと思います。

また今年で一般化を強化してくるのであれば今後の方向性ははっきりすると思います。

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