安全性が欠如?Googleはアップデートで対象のPixelを超制限と強行手段

すでにアップデートサポートが終了したGoogle Pixel 4aに対してGoogleはバッテリー交換プログラムの提供と合わせて最新のアップデートの配信を開始。ただこのアップデートによって電池持ちが急激に悪くなった報告されており「死のアップデート」とも言われています。

今回Android AuthorityがPixel 4aに配信された死のアップデートのより詳細に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

電池容量が大幅に制限。

先日にHector Martin氏の調査結果からもPixel 4aのアップデートに関して以下のようなことが分かっています。

アップデートの影響
2種類のバッテリーが採用されておりアップデートの影響を受けるのはLSN製のバッテリーを搭載している個体
最大電圧を4.45Vから3.95Vに制限していること

少なくともメーカーは搭載しているバッテリーに対して可能な限り最大電圧で使えるようにしていますが、先日のアップデートによってLSN製のバッテリーは最大電圧が制限されています。

そのためバッテリー容量が減少するため電池持ちが悪くなったと感じてもおかしくないです。ただ同サイトによると表面的にみれば4.45Vから3.95Vと0.5Vだけ制限されたのでカットされた容量は僅か11%に見えるかもしれないとしながらも「カットオフ電圧」を忘れてはいけないと指摘しています。

簡単な計算をすると、アップデート後の使用可能なバッテリー範囲が1.15 Vから0.65 Vに低下し、43%低下していることがわかります!ただし、上記のようにバッテリーは直線的ではないので、これはまだ全体像ではありませんが、ソフトウェアから元の電圧からパーセンテージ曲線をチェックして、3.95Vが何に対応するかを確認できます。

細かい部分を省くとPixel 4aはアップデートによってバッテリー容量が実質44%カットされたことになっており電池持ちが急激に悪化するのは当たり前という感じになります。

一部機能も制限。

また先日のアップデートにおいて一部仕様も変更されたとしており、わかりやすい部分として「バッテリー交換を推奨」と通知が出るようになったこと。さらに充電中にバッテリーアイコンに感嘆符が表示されるようになっているとの話です。

さらにアダプティブバッテリーも無効化されていることが判明。

バッテリー充電ETAが無効になっています。これは、この機能に電力を供給するために使用されるAIモデルが、新しい容量の縮小のために更新されなかったためです。それだけでなく、習慣を学び、可能な限り充電を遅くすることでバッテリーの寿命を延ばすことを目的とした機能であるアダプティブ充電も、同様の理由で無効になっています。

少なくともGoogleからコメントがないため何ともですが、同サイトによるとLSN製のバッテリーを搭載した個体の使用を避けて欲しかった狙いがあるのでは?と指摘しています。

実質アップデートでユーザビリティを大幅に下げることでユーザーの買い替えを促進したい。そのためにバッテリープログラムを用意したと考えると整合性がつきます。

何よりGoogleは「アップデート」を使って対象の個体を実質機能不全に近い状態にした。それだけ安全面で問題があったと判断することができますが、まさに「死のアップデート」という言葉はピッタリで、不具合やバグでもなくアップデートによって意図的に制限した結果ユーザーが混乱した感じになります。

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