今や中華メーカーのフラッグシップモデルを見るとRAM16GBが当たり前となっており、ベースモデルでギリギリRAM12GBモデルがある感じです。さらに一部メーカーの機種はRAM24GBモデルも用意されています。
一方でスマホがどんなに進化したとしてもほとんどのユーザーは使い方が大きく変わることがありません。今回Android Authorittyがスマホにはどの程度RAMが必要なのかテストしていたことが判明したので簡単にまとめたいと思います。
どの程度のRAMが必要か。
詳細なテスト結果はリンク先を確認していましたが、今回同サイトは今のアプリに対してどの程度のRAMが必要なのかテストしていることが判明しました。まず最初に平均的なマルチタスクに対してRAM4GBは明らかに十分ではないとしています。
ちなみにこの場合の「マルチタスク」は複数のアプリを同時に表示するという意味ではなく複数のアプリをバックグランドで同時に動作させるという意味です。何より生産性を意識したアプリであればゲームアプリよりマシだと思うので5〜6個のアプリをバックグランドに待機することが可能と指摘。
一方でゲームアプリになると3〜4個が限界としています。一方でメーカーのRAM管理にもよりますが、多くのユーザーにとってRAM12GBもあれば十分だと指摘しています。
いくつかのブラウザタブを含め、いくつかのかなり要求の厳しいゲームを含む少なくとも15のゲームがRAMに同時に残ることができます。平均的なユーザーがこのレベルのマルチタスク能力について文句を言う理由があるとは思えません。
このことを考えるとミドルレンジでも快適に使いたいのであればRAM8GBは欲しいところで、しっかり使いたいと思うユーザーにとってはRAM12GBのモデルを選んでおけば十分と考えることが出来ます。
Googleの判断は正しかった。
一方でGoogle Pixel 9 ProシリーズはRAM16GBに対応と大幅強化されていますが、海外サイトのテスト結果によるとAIをより迅速に起動した上で処理させるためにAI CoreをRAMに常駐させているとの話です。
さらにAI Coreを常駐させているためRAMが3GB分占有されています。つまりRAM16GBといっても実際にユーザーが自由に使えるのは12GB程度しかないことになり、AIにそこまで興味がないユーザーにとってはデメリットにもなります。
とはいえ今回の同サイトのテスト結果を見る限りほとんどのユーザーはRAM12GBで十分だと判断することができ、Googleとしてもほとんどのユーザーのニーズを満たせることからRAMをロックする分を考慮してRAM16GBに底上げしたと判断することが出来ます。
何よりAIのためにそこまで考慮しているのは現状ではGoogleくらいでSamsungがGalaxy AIに力を入れた上でGalaxy S25シリーズでGemini Nanoを統合しているとはいえ最適化の部分ではPixel 9シリーズには及ばないことになります。
そして同サイトは大容量のRAMを搭載した機種に対して以下のようなコメントをしています。
私たちのテストと2024年に明らかになったのは、12GBのRAMが明らかに有用であり、パワーユーザーとオンデバイスAI機能に優れた全体的なエクスペリエンスを提供するはずです。16GB RAMは、ほとんどのユーザーにとって、AIと折りたたみ式電話が恩恵を受けるだけでなく、権利を自慢するだけのように見えると言わなければなりません。
何よりGoogle AIのようにオフライン処理がメインかつAIの最適化を考慮しているのであればまだしもほとんどのユーザーにとってRAM16やRAM24GBのモデルは恩恵を受けにくく、またどの程度の効果があるのか不明ですが仮想RAMもあまり意味をなさないのかもしれません。
やはり現状だとAIに力を入れている機種や折畳式機種で複数のアプリで同時にタスクをこなしたい人にとって大容量RAMが必要で、折畳式機種も生産性を意識したタスクであればRAM16GBでもオーバースペックになるのかもしれません。
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