先日の情報からもWPCは拡張版となるQi2 Readyを正式発表しました。Qi2はスマホ本体にマグネットを内蔵することが必須要件となりますが、Qi2 Readyは本体に内蔵せずともマグネットを内蔵したケースと合わせることでQi2対応機種扱いにするものです。
今回9To5GoogleがQi2 Readyがもたらす大きなメリットについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
大きなメリット。
今回同サイトがQi2 Readyにおける唯一のメリットに言及しており、それはアクセサリーの充実だとしています。現状だとiPhone用になりますが「Qi2」対応や「MagSafe」対応とされているケースが純正はもちろんサードパーティ製でも数多く用意されています。
そもそもiPhone自体が売れるシリーズであることからもサードパーティのメーカーもアクセサリーをしっかりと用意していることもありますが、今後Qi2 Readyによって品質が高いケースがより製造される可能性があること。
現状だとAndroidはQi2に対応した機種はほとんどないため、あくまでも「マグネットを内蔵したケース」が販売されていますが、Qi2 Readyが設けられたことで「Qi2」対応とするにはマグネットの内蔵位置などもしっかり合わせる必要がある。
現状だとマグネットの位置がずれていることからもワイヤレス充電が上手く出来ないなど品質が低いケースがありますが今後淘汰される可能性があります。またメーカー自身も純正ケースのラインナップを強化する可能性があります。
マグネット内蔵は期待出来なくなる。
少なくとも直近の情報をみる限りGalaxy S25シリーズは本体にマグネットを内蔵している可能性は低く、Pixel 10シリーズに関しては情報がありません。ただGoogleがPixel 9シリーズにQi2を対応させなかった理由をみる限りはあまり積極的ではないと思います。
一方でPixel 9シリーズは認証上ではQi2に対応しているとの話で、Googleやサードパーティメーカーがマグネット内蔵のケースを準備することでQi2 Ready対応機種に格上げになる可能性があり、Pixel 10シリーズも同様の流れになる可能性があります。
「Qi2 Ready」は、磁石をデバイス内に入れずにこの機能を提供できるようにしたいというAndroidデバイスへの欲求から生まれたことは明らかです。磁石の重量と厚さが増加するにつれて、設計上の課題が伴います。アップルがやったからといって、必ずしも他のみんなにとって簡単だとは限りません。しかし、この新しいオプションは、内蔵磁石を放棄する公式の言い訳であり、より多くのデバイスメーカーが簡単なルートを取ることをほぼ確実に保証します。
少なくとも内部設計含めたコストの問題を考えると今後本体にマグネットを内蔵する機種は限定されると考えることができますが、一方でアクセサリーの品質に関しては徐々に良くなる可能性。
またiPhone用に出していたアクセサリーもAndroid用に微調整することで今後Qi2 Readyに対応したアクセサリーは一気に増える可能性もあります。なのでアクセサリーの選択肢が限定されているPixelにとっては嬉しい流れになる可能性。
少なくともこの勢いを加速させるためにもGoogleはまずPixel 9シリーズ用に新たな純正ケースを用意するのはありなのかなと思います。
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