Google Tensorに切り替わってからPixelのデメリットとなっているのが発熱のしやすさと電池持ちの悪さです。少なくともGoogleは世代を重ねるごとに発熱はかなり抑制している印象ですが、今度はパフォーマンスが犠牲になっているように見えるのが難点です。
今回RedditにおいてGoogle Pixelの発熱について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
限度があるよね。
今回Pixel 7ユーザーが以下のように投稿していることが判明しました。
携帯電話を充電し、ビデオ通話でモバイルデータを使用しています。マップを開くとすぐに、電話は「過熱モード」になり、ダークモードが適用されます…これは正常ですか?部屋の温度~20°C
正直な話、充電状態でビデオ通話してマップまで開けば発熱で強制終了になってもおかしくないです。もしかしたらパフォーマンスが低いエントリーモデルやミドルレンジであれば耐えられる可能性がありますが、フラッグシップモデルはメーカー問わず厳しいのかなと思います。
少なくともメーカーもこのような使用は推奨していない可能性が高く、スマホが劣化しやすい使い方だと思います。
発熱は絶対悪ではない。
発熱しやすい=絶対悪と考えている人が多いですがフラッグシップモデルなどパフォーマンスが高いSoCを搭載している機種であれば必ずしも悪とは言えません。内部温度が上昇すると内部コンポーネントに負荷がかかります。
その結果故障に繋がることからもメーカーは発熱対策を強化して放熱性能を強化しています。ちなみに発熱対策=発熱させないということではなく、内部温度の上昇を放熱させることで避けつつパフォーマンスを安定させることだと考えた方がいいです。
そのため限度はありますが放熱して外部温度が高くなることはある意味正常と考えた方がいいです。一方でエントリーモデルやミドルレンジモデルは、そもそもパフォーマンスが低いからこそフラッグシップモデルと比較して内部温度が上がりにくいです。
そのため発熱対策もそこまで強化されていないことが多いです。ちなみにエントリーモデルなど発熱対策がそこまで強くない機種は内部温度が上がりにくいとはいえ長時間負荷をかけると内部に熱がこもり思わぬ故障に繋がる可能性も十分にありえます。
ただGoogleとしては発熱もユーザビリティに直結すると考えているので、Google Tensorのアーキテクチャに対してだいぶ余裕を持たせたチューニングを採用している印象を受けます。
例えばGoogle Tensor G4はCPUのアーキテクチャだけで見ればSnapdragon 8 Gen 2と同程度のベンチマークスコアが出てもいいくらいなので160万点くらいは期待できますが、現状だと130万点も出ません。
それだけGoogleはパフォーマンスを制御することで発熱の抑制や電池持ちの改善にフォーカスしていると判断することができます。この流れはGoogle Tensor G5でも同様の流れの可能性があります。
何よりGoogle Tensorはゲームに対して全然最適化されていないことが判明していることからも、ゲームをしっかりやりたいと思う人はPixelを選ばずゲーミングスマホを選ぶのが一番分かりやすい。
一方でGoogleの場合Google TensorはAIとカメラにフォーカスしてチューニングしている可能性が高いという感じで、Pixelを使っていて異常に発熱する場合はそもそもユーザーの使い方とPixelがマッチしていないと考えた方が分かりやすいと思います。
PR)購入は待ち時間不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |