Samsungは近年歩留率の悪さからもTSMCに大きく遅れをとっている印象で、Qualcommに関しても数年おきにSamsungとTSMCを交互に行き来している感じでしたがTSMCに固定されている印象。
その理由としてSnapdragon 8 Gen 1の時にSamsungが歩留率のデータを誤魔化したからと言われています。今回Phone ArenaによるとSnapdragonは再びSamsung製に戻る可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
コストの問題に。
現時点だと3nmプロセスノードを安定して供給できるサプライヤーはTSMCのみということもあり需要過多の状態に。そのためA18チップやSnapdragon 8 EliteにDimensity9400からはTSMCの要望に合わせてコストが増加しているとの話。
さらにTSMCは3nmと5nmを採用した半導体のコストを5%~10%程度値上げすると言われています。このことから一部メーカーはコスト増加についていけないと言われており、今回の情報によると2nmプロセスノードを採用したSoCからSamsungに委託する可能性があるとの話です。
ちなみに今回の情報によるとNvidiaとQualcommはSamsungに委託する可能性。直近の情報をみる限り今年後半に登場するスマホ向けのSoCは3nmを継続する可能性があり、早くても来年後半以降の話になると思います。
一方でSamsung製に切り替えることでTSMCよりコストが下がる可能性があります。ただTSMCに対してSamsungは歩留率が悪いので結果的により多くのシリコンウェーが必要になりコストが増加する懸念もあります。
何よりSamsungにとっては2nmプロセスノードを安定して製造できるようになればビックチャンスになりますが、現状だと3nmを採用したExynos2500すら安定して製造出来ないので不安しかないです。
何よりSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1の時のようになってほしくない感じです。
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