例年より約2ヶ月発表時期を前倒ししたことも影響しているのかGoogle Pixel 9シリーズはAndroid14を標準搭載して発売されています。そして機種によりますが発売してから約1ヶ月半後に最新となるAndroid15のアップデートを入手しています。
何よりPixel 9シリーズはラインナップの再構築に合わせて価格改定が行われておりPixel 9ですら前モデル対比で$100の値上げとなっています。今回9To5GoogleによるとPixel 9はもはや最高のベースモデルではないと報告しているのでまとめたいと思います。
超広角より望遠が重要？
同サイトはAndroid15にアップデート後のPixel 9を再評価してしますが、個人的に気になった部分としてはカメラです。
写真を撮るときに自信を持つPixelカメラシステムを使用することには、何かがあります。しかし、私は望遠レンズをどれだけ頻繁に使用しているかに気づき始めており、電話に専用のズームがないときに明らかになります。Pixel 9も例外ではありません。
あくまでも同サイトによると「超広角」より「望遠」を搭載している方が便利だと指摘しており、その当時異質な構成で話題になったPixel 4シリーズは今思うと時代を先取りし過ぎたのかもしれません。
少なくとも現状だとPixelはテレマクロに対応していません。なので今後テレマクロに対応する流れになれば、広角と望遠という組み合わせが復活する可能性もあるかもしれません。
一方でPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLのみが対応しているズームエンハンス機能ですが、望遠センサーを搭載していないPixel 9こそ搭載するべきだったと指摘しており、個人的にもかなり共感できます。
ただこれをやってしまうと一部ユーザーはわざわざ上位モデルを購入する必要がなくなってしまうので、あえて差別化のためにやっているのかもしれません。またPixelはライブHDRに対応していると言われていますが、ファインダーと画像処理後のギャップが気になることも指摘しています。
最高のベースモデルではない。
そして同サイトはPixel 9の全体的な評価として、100%にいくつかの欠陥があるしながらも素晴らしいパッケージだと指摘。いくつかの欠陥は、Pixel 9を楽しむ時間の邪魔にならない部分だからこその評価だとしています。
一方で以下のようにコメントしています。
推奨される799ドルの小売価格では、もう少しお金に見合う他の電話があるので、売るのは難しいと思います。割引、下取り、リベートを考慮すると、より簡単に販売できます。Pixel 9は、Googleが2024年のラインナップに行った改善を支えていますが、現代のスマートフォンの基準では、ミッドレンジの限界に座っており、もう少し安ければ問題ありません。
結局のところスペック全体でみると「ミッドハイレンジモデル」寄りであることを指摘。つまりハイエンドモデルのベースモデルとしてみるとスペックが弱く、ミッドハイレンジモデルとしてみると価格が高いということになるのかもしれません。
なので従来通り$699を維持することが出来れば印象が変わったのかもしれません。もちろんいくらで購入できたかによっても印象が変わってくる部分だと思うので、同サイトの指摘通りに考えるのであればセールを上手く利用して購入するのが一番満足度が高いと判断することもできます。
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