Google Tensor G5やGoogle Tensor G6のドキュメントからも、Googleが次期Pixelに注力していることの一つとして安定性の改善だとされています。少なくともGoogle Tensorに移行してから発熱のしやすさや電池持ちの悪さは大きなデメリットの一つになっています。
今回GoogleがPixelの開発を進めるにあたって、割と切実な部分からのフィードバックを拾っていることが判明したのでまとめたいと思います。
最も返品されている理由。
Googleは決算発表の際に、PixelやNestなどハード部門の売上は「その他」に分類されています。そのためPixelが年間どの程度売れているのかはGoogleの決算から確認することは出来ず、あくまでも市場調査会社の調査結果を待つしかありません。
ちなみに今年でみるとGoogleの目標としては昨年と同様年間出荷台数が1000万台を超えることの話もあります。一方で製品を販売する以上「返品」される可能性はゼロではないと思います。
そして事前情報からもGoogleは「返品」された理由を重要視している可能性があります。海外サイトによるとGoogle Tensor G5やGoogle Tensor G6で発熱対策を強化している理由として発熱が最も返品されている理由だからと指摘しています。
もちろんメーカーが新製品の開発を進めるにあたってポジティブなフィードバックのみを参考にしても意味がありません。ただGoogleの場合は割と切実な部分からのフィードバックは重要視していることになります。
ただそれだけPixelにとって「発熱」はGoogle自身も大きな問題だと捉えている可能性があります。
ブランドロイヤリティの改善。
また発熱対策と合わせて重要視されているのが「電池持ち」だと言われています。Pixel 9シリーズでみると機種によりますが1日は持つ電池持ちとアピールしている中で、次期Pixelでは36時間に強化することを目標に開発を進めているとの話です。
積極的なプロモーションのお陰もありGoogleはアメリカや日本で堅調にシェアを伸ばしている中で、次に問題になっているのはブランドロイヤリティであることを認識しているとの話です。
つまり買ってくれるユーザーは増えたけど、なにかしらの不満からリピーターになってくれるユーザーが少ない。単純に安くしてばら撒けばユーザーは一時的に増えるとはいえリピーターが増えなければGoogleの目標である自社サービスを使ってもらうことに繋がらないです。
また市場調査会社のレポートからもPixelのブランドロイヤリティは20%前後と言われており、5人中4人は次にPixelを選ばないと厳し目の評価になっています。だからこそGoogleはユーザーが不満に感じている部分の中でも最も深刻な部分を改善することでブランドロイヤリティを改善したいのかもしれません。
何よりハードが今まで弱かったからこそPixelはまだまだ進化する余地があると思います。ただブランドロイヤリティの改善を優先しすぎて無難になりすぎると、今度は新規ユーザーを獲得するのが難しくなると思います。
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