事前情報からもGoogleはGoogle Tensor G5やGoogle Tensor G6の開発を進めるにあたって「発熱」と「電池持ちの改善」を優先事項としていることが明らかになっています。
少なくとも安定性の欠如はブランドロイヤリティに大きく影響を及ぼす可能性があり、どんなにハード品質を改善しても安定して使うことが出来ないとなれば、ユーザーは次機種を買い替える時にPixelを選んでくれなくなります。
今回9To5GoogleがGoogle Pixelの発熱に関してアンケート調査を行なっていることが判明したのでまとめたいと思います。
アンケート調査の結果。
今回同サイトが「Google Pixelで発熱の問題が発生していますか?」という内容でアンケート調査を行なっていることが判明しました。少なくとも今回のアンケート結果をみる限り発熱に問題を抱えていると思っているユーザーは全体の約16%と想定よりは少ないです。
とはいえ「発熱」と言っても程度が難しい問題で、本体が温かくなるだけでも問題と思うユーザーもいれば、発熱するのは当たり前としながら、発熱によって挙動が不安定になることを問題と捉えるかでも結果が変わってくるのかもしれません。
ちなみに自分の使い方だとゲームを長時間プレイすることはないので発熱自体を感じることが少ないです。強いて言うならカメラ利用時で、今回の選択肢から選ぶとすれば「いいえ、でも私の電話は温かくなります」です。
Pixel 4シリーズから毎世代使っていますが、発熱によって挙動がおかしすぎて困ったみたいな経験はないです。ただ発熱がひどいと感じた時はもちろんあります。何よりユーザーの住んでいる地域や使い方によっても評価が分かれるのでGoogleとしても難しいところだと思います。
最も返品される理由。
何よりPixelが最も返品される理由が「発熱のひどさ」であることをGoogleも認めています。だからこそGoogleは発熱抑制にかなりフォーカスしており、Pixel 8シリーズの頃からはベンチマーク程度では過度の発熱はしない印象を受けます。
さらにPixel 9シリーズでは電池持ちとのバランスをとりつつ発熱をさらに抑制している印象を受けます。今回の調査結果もユーザーが使っているPixelの世代によって評価が変わる可能性が高く、Pixel 9シリーズを使っているユーザーはそこまで厳しめの評価にならないかなとも思います。
本来であればパフォーマンスを安定させるために本体が熱くなること自体は悪いことではないです。むしろ放熱が上手く出来ていない機種は内部温度が上がりやすいので故障しやすくなる可能性もあります。
ただ多くの一般ユーザーからすれば発熱自体が絶対悪という認識なのでちょっとギャップが生じているかなという印象を受けます。何よりGoogleとしてはPixel 10シリーズで発熱を抑制した上で、さらに電池持ちを改善してくる可能性があります。
現行モデルよりも電池持ちが改善するのであればユーザビリティもしっかり改善する可能性がある。何よりGoogleは電池持ち/発熱/AIのバランスをみつつGoogle TensorとPixel 10シリーズの開発を進めていくのかもしれません。
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