今年の8月に正式発表された「Google Pixel 9シリーズ」はデザインがブラッシュアップされたことに加え、長年の課題であったハード品質も大幅に向上しています。
数年前でまれば輝度が暗くて見えないと言われたのがPixel 9シリーズではiPhone含めて現状トップクラスのディスプレイ輝度に対応しています。また衛星通信に対応するためにSamsung製とはいえ最新のExynos5400を積極採用するなどハードが底上げされたからこそ全体的に安定するようになりました。
今回9To5GoogleがPixel含めたAndroidの生体認証に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
今後超音波式指紋センサーが普及。
GoogleはPixel 6シリーズで初めて画面内指紋センサーを搭載。ただ当初はセキュリティを強化するために認証時間を長めにとるチューニングを採用した結果ユーザーからの不満が爆発。
さらにそもそもGoogleのチューニングの問題もあったと思いますが認証精度も悪く不具合が連発したことかも、Google Pixel 6aのタイミングでセンサーを刷新。
そのあとはチューニングで最適化を重ねたことから安定しましたが「光学式」であったことからもユーザーとの相性が出やすかったです。ただPixel 9シリーズではQualcomm 3D Sonic Gen 2を採用したことで、「超音波式」に切り替わったことでユーザビリティは大幅に改善。
一方で今回の情報によると約5年の月日を要したとしながらも、今後Androidで「超音波式画面内指紋センサー」の採用は一気に拡大するとしています。その理由としてはコストが比較的安いセンサーが大量生産されることになったから。
光学式画面内指紋センサーでトップクラスのシェアを誇るGoodixが超音波式画面内指紋センサーの量産化に成功。vivo X100 Ultraを筆頭に、Xiaomi 15シリーズやHonor Magic 7シリーズなど中華メーカーが中心とはいえ採用機種が一気に増えています。
また採用機種が増えて大量の需要が発生すれば生産コストも下がる可能性があるので今後数年かけてミドルレンジやエントリーモデルにも派生する可能性があります。
Pixelはちょっと違う流れ。
一方で多くのメーカーがQualcomm 3D Sonic Gen 2を採用しなかった理由の一つがコストだとされており、Goodixの超音波式画面内指紋センサーと比較しても数倍のコスト差があると言われています。
また光学式指紋センサーと比較すると10倍近くの差があると言われていることからもメーカーが躊躇したくなるのはわかる気がします。一方でPixel 9シリーズでは採用されたことからもコストは増加しており結果値上げに繋がっている可能性があります。
歴代PixelはGoodixの光学式指紋センサーを採用していたと言われており、過去の不具合から嫌気がさしたのか不明ですが何より他社とコストの面では違う路線にいったようにも見えます。
今後コストカットのために変更される可能性はもちろんありますが、何よりPixel 9シリーズでは品質の改善を強調したかったのか気になるところです。
ちなみにQualcomm 3D Sonic Gen 2はGalaxy S24シリーズが採用しており、Qualcomm 3D Sonic MaxはAQUOS Rシリーズが採用しています。
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