例年より正式発表が2ヶ月前倒しになったことも影響しているの正式発表が近づいているとはいえ思っていたよりリークしていない感じでハード面ですらまだまだ見えない部分が多い印象です。
特にGoogle Tensorに移行してからのPixelは安定性が欠如しているので関連するスペックを少しでも早く知りたいと思っているユーザーが多い印象ですが確定的なものはまだリークせず。
今回はGoogle Pixel 9シリーズのディスプレイ関連のスペックが判明したのでまとめたいと思います。
Pixel 9 Pro Fold
まずデザインが大幅な刷新となるPixel 9 Pro Foldから確認していきたいと思います。事前情報通りメインディスプレイは8.0インチと大型化しており現行モデル対比で横幅が僅かにスリム化した上で一気に縦長になる感じでアスペクト比も1:1と正方形に近づく感じだと思う。
一方で表示解像度はディスプレイサイズに合わせて変化した感じで画素密度で見るとほぼ一緒です。そのためGoogleとしては表示解像度を強化したというよりは維持したというのが正しいのかも。
メインディスプレイ | Pixel Fold | Pixel 9 Pro Fold |
サイズ | 7.6インチ | 8.0インチ |
表示解像度 | 2208×1840 | 2152×2076 |
画素密度 | 380ppi | 374ppi |
アスペクト比 | 6:5 | ? |
輝度(HDR) | 1000nits | 1600nits |
輝度(ピーク) | 1450nits | ? |
また同じく最大120Hzのリフレッシュレートに対応と予測されていますがPixel 9 Pro Foldは1Hzからの可変式に対応している可能性があり電力効率は地味に改善する可能性があります。
ちなみに事前情報からもPixel 9 Pro Foldは上下左右のベゼルが均等かつスリム化されている。そのため現行モデルと比較するとデザイン面でもより洗練された印象を受ける可能性が高いです。
またPixel Foldのスペック自体がPixel 7をベースにした感じですがPixel 9 Pro FoldはPixel 9 Proシリーズをベースにしているのでスペックアップするのは正直当たり前です。
ただ想定外だったのがディスプレイ輝度でHDR表示で最大1600nitsに対応との話です。現行モデルはこの時期の屋外だと暗くて見えないですがここまで改善するのであれば全然違います。
残念なことに今回の情報ではピーク輝度に言及していませんが2000nitsを超える可能性がある。HDR表示で見ればPixel 8 Proと同じなのでPixel 9 Pro Foldは最大2400nits前後かも。
サブディスプレイ | Pixel Fold | Pixel 9 Pro Fold |
サイズ | 5.8インチ | 6.24インチ |
表示解像度 | 2092×1080 | 2424×1080 |
画素密度 | 408ppi | 425ppi |
アスペクト比 | 17.4:9 | ? |
輝度(HDR) | 1200nits | 1800nits |
輝度(ピーク) | 1550nits | ? |
そして次にサブディスプレイを確認すると本体が縦に伸びた分ディスプレイサイズも6.24インチに大型化しておりディスプレイサイズだけでみればPixel 9やPixel 9 Proとほとんど一緒です。
一方で現行モデルのアスペクト比は17.4:9ですが本体サイズを考慮すると横幅がスリムになった上で縦幅が伸びているので18:9から20:9の間に落ち着く可能性があるのかなと思います。
少なくとも直近の情報をみる限りPixel 9 Pro Foldのサブディスプレイはだいぶ印象が違う。
そして表示解像度に画素密度がほぼ一緒であることからもディスプレイの大型化に合わせて強化したという感じに見えメインディスプレイと同様に維持したと考えるのが妥当です。
また1Hzからの可変式120Hz表示に対応する可能性があり電力効率はさらに改善する可能性。一方でHDR表示の場合は最大1800nitsとなっておりPixel 8 Proを超える明るさを実現。
今回の情報で明らかになっていませんがピーク輝度は3000nits近くになる可能性があります。サブディスプレイの方が屋外での使用頻度が高いからこそメインディスプレイと差別化した可能性。
何より自動調節で1600nits以上でる可能性があるのでかなり明るく感じる可能性があります。
Pixel 9シリーズのディスプレイ。
次にPixel 9シリーズのディスプレイスペックを確認するとPixel 9とPixel 9 Proでは事前情報通りであれば筐体サイズは一緒ですがディスプレイサイズが僅かに違います。
リーカーが公開した公式プレス画像でははっきりとと確認できませんが海外サイトによるとPixel 9は下部ベゼルが僅かに太いことがディスプレイサイズの違いに繋がっていると指摘。
ただ一方で先日の情報からもPixel 9シリーズは共通してSamsungのM14を採用との予測です。ディスプレイが一緒であればなぜベゼルの太さを本当に僅かだけ変えたのかちょっと気になります。
事前情報通りであればPixel 9 ProとPixel 9はアクセサリーを兼用できる可能性がある。ただ今回の情報通りであれば保護フィルムの兼用は物によりますがちょっと出来ない可能性あり。
スペック | Pixel 9 | Pixel 9 Pro | Pixel 9 Pro XL |
サイズ | 6.24インチ | 6.34インチ | 6.73インチ |
表示解像度 | 2424×1080 | 2856×1280 | 2992×1344 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
輝度(HDR) | 1800nits | 2050nits | 2050nits |
またPixel 9は表示解像度がFHD+に対してPixel 9 Proは2K対応にするのかギリギリな感じ。ディスプレイサイズが違いますがPixel 9 Pro XLが前モデルとほぼ同じ表解像度に対応。
このことを考えるとPixel 9 Pro XLは2Kになる可能性があるのでPixel 9 Proも同じ可能性。そして今回の情報で分からない部分としてPixel 9のリフレッシュレートで可変式に対応か。
おそらくPixel 9 Proは1Hzからの可変式に対応している可能性がありますがPixel 9は不明。ただ先ほどの話と重複しますがM14を搭載しているのであれば対応出来ないはずがないです。
そして大きな進化点としてはディスプレイ輝度でPixel 9はPixel 9 Pro Foldのサブと同じ。今回の情報ではピーク輝度が不明ですがPixel 9 Pro Foldとスペック上は同じになるかも。
そしてPixel 9 Proシリーズに関してはHDR表示で最大2050nitsに対応と大幅強化です。あくまでもHDR表示におけるピーク輝度ですがスペックで見れば世界トップクラスの可能性。
またピーク輝度に関しても3000nitsを超える可能性がありかなり明るいディスプレイになるかも。ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 8 Proは自動調節で1600nitsの明るさが出る。
Googleのチューニング方法であればHDR表示でも2000nitsオーバーとトップクラスかも。中華メーカーでよくあるパターンとしてはピーク輝度が5000nitsと4500nitsとかぶっ飛んでる。
ただHDR表示になると1200nits前後しか出ないなど実用面ではスペックほどではない。一方でPixel 9 Proシリーズはピーク輝度が中華メーカーほどインパクトがなくてもHDR表示なら世界トップクラスと実用性の面ではかなり優秀な可能性がありiPhoneを超える可能性がある。
少なくとも事前情報通りのスペックであればディスプレイはスペック的にも品質的にも最高クラス。
電池持ちは不安。
一方でディスプレイがここまで強化されるのは非常に嬉しいところですが気になるのは電池持ち。当たり前の話ですがスマホにおいて最も電力を消費する一つとしてディスプレイで燃費が重要。
ただここ数年のPixelを見るとディスプレイ輝度を強化したタイミングは非常に危険です。Pixe 7対比でPixel 8は120Hz表示への対応とディスプレイ輝度の強化が大きな特徴です。
比較 | Pixel 7 | Pixel 8 | Pixel 7 Pro | Pixel 8 Pro |
サイズ | 6.3インチ | 6.2インチ | 6.7インチ | |
表示解像度 | 2400×1080 | 3120×1440 | 2992×1344 | |
画素密度 | 416ppi | 428ppi | 512ppi | 489ppi |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz(1Hz~) |
輝度(HDR) | 1000nits | 1400nits | 1000nits | 1600nits |
輝度(ピーク) | 1400nits | 2000nits | 1500nits | 2400nits |
SoC | Google Tensor G2 | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 | Google Tensor G3 |
バッテリー容量 | 4355mAh | 4575mAh | 5000mAh | 5050mAh |
バッテリーテスト | 96 | 83 | 84 | 90 |
またアーキテクチャやプロセスノードからも電力効率が大幅に改善してもおかしくない。Google Tensor G3を搭載した上でバッテリーも200mAh程度増えていますが電池持ちが悪化。
旧スコアになりますが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると96から83にダウン。ちなみにPixel 8 Proは前モデル対比でほぼ一緒で分かりやすい違いとしては輝度くらいです。
またSoCは刷新されたとはいえバッテリー容量は一緒の中でスコアは僅かに改善しています。一部情報によるとPixel 7 Proは特に高輝度モードにおける燃費がめちゃくちゃ悪かった。
そのためPixel 8 Proではチューニングで改善しておりiPhoneやGalaxyよりも同じ条件なら燃費がいいという感じになっておりディスプレイ輝度の強化がマイナスにならなかったのかも。
現時点でPixel 9シリーズでGoogleがどのようなチューニングを採用しているのか不明です。
スペック | Pixel 8 | Pixel 9 | Pixel 8 Pro | Pixel 9 Pro XL |
サイズ | 6.2インチ | 6.24インチ | 6.7インチ | 6.73インチ |
表示解像度 | 2400×1080 | 2424×1080 | 2992×1344 | 2992×1344 |
画素密度 | 428ppi | ? | 489ppi | ? |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 120Hz(1Hz~) | 120Hz |
輝度(HDR) | 1400nits | 1800nits | 1600nits | 2050nits |
輝度(ピーク) | 2400nits | ? | 2400nits | ? |
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G4 | Google Tensor G3 | Google Tensor G4 |
少なくとも電力効率を意識したチューニングを徹底的に行うのであれば改善する可能性も。ただ今回の情報通りであればディスプレイ周りの燃費はかなり悪化しそうなのでちょい危険です。
Google Tensor G3の時点で他社と比較してプロセスノードやアーキテクチャが極端に劣っているわけではないからこそGoogle Tensor G4でもあまり期待出来ない状況にあります。
事前情報通りであればGoogle Tensor G4はExynos5400を統合すると予測されています。Pixelの電池持ちの悪さや発熱のしやすさは5Gモデムが原因と言われているならPixel 9で刷新されて改善するのであれば全体的な安定性はマシになるかもしれませんが過度に期待は出来ず。
なによりよほどのことがない限りディスプレイ周りで増えた消費電力をカバー出来ないかも。特にPixel 9 Pro Foldはディスプレイスペックだけで見ればディスプレイ輝度の強化に加えディスプレイサイズが大型化する上でバッテリー容量が減少するといわれているので厳し目。
何よりPixel Foldより電池持ちが悪くなることがあればかなり厳しいのではと思っちゃいます。
まとめ。
今回はPixel 9シリーズのディスプレイに関するリーク情報が出てきたのでまとめてみました。少なくともリークだけで見ればディスプレイは世界でトップクラスになるので楽しみです。
一方でスペックを強化した分安定性が犠牲になるのであればユーザーの不満は増える可能性も。
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