無印は例外。Pixel 9シリーズは待つべき価値が絶対にあると思う理由

すでにほぼ確定的なレンダリング画像に加え実機画像までリークしているPixel 9シリーズは従来通りであれば今年の10月に正式発表される可能性があり生産もそろそろ開始してもおかしくない時期だと思います。

今回はGoogle Pixel 9シリーズは待つべき価値があると思う理由について主観的にまとめたいと思います。

Pixel 9はちょっと例外。

あくまでも現時点のリークを考慮するとPixel 9だけは待つ価値がそこまでないと思います。サイズ感的にも価格的にも動作性的にもPixel 8aは多くのユーザーのニーズを満たしています。

もちろんPixel 9は世代が違う上に無印とはいえフラッグシップなのでスペックがPixel 8aより優秀なのは当たり前ですが価格とのバランスを考えた時に微妙な立ち位置になると思います。

このことを考えるとPixel 9を考えている人はまずPixel 8aが自分の用途に合っているのかその上で用途に合っていると判断した場合は安くなるタイミングを狙った方が効率的です。

Pixel 8aは良くも悪くもaシリーズでありながらPixel 8に非常に近い存在になっています。

そのためPixel 8aでも多くのユーザーにとって十分な存在であり直販版で見ると約7万円とPixel 9がこの価格より安くなることはないからこそPixel 8aを真剣に考えた方がいいです。

今年のPixel 9シリーズは新たに小型のProモデルが追加されることで現行のラインナップよりスペックに拘りがある人はフラッグシップを選ぶべきで快適さ優先ならPixel 8aで十分でPixel 9でSoCが刷新されても使い勝手の部分で劇的に変わることはないと思います。

だからこそスペックにあまり拘りがないならPixel 8aを狙った方がいいと思います。

Qi 2への対応。

一方で主にPixel 9 Proシリーズは待つ価値があると思う理由の一つ目はQi 2への対応です。現行モデルで見るとPixel Stand 2を使うことでPixel 8 Proは最大23Wに対応しておりPixel 8は21Wに対応していますがQi対応のワイヤレス充電器であれば12Wに制限されます。

個人的にはストアクレジットを利用してPixel Standを3台購入しましたが一年ちょいで2台は壊れ3台目に関しても1年半くらいで壊れたのでちょっと嫌気がさしています。

なのでPixel Stand 2以外の充電器を使っておりこれだったらQi 2に対応して底上げをしてほしいと思っちゃうくらいで何よりQi 2対応のメリットとしてはマグネット充電が可能になります。

Amazonとかで充電スタンドを検索するとQi 2対応のものが増えており逆にQi対応の充電器はほとんど選択肢が変わらず正直欲しいと思える充電器がなくなってきています。

またリークしている実機画像をみる限りは大丈夫だと思いますがXiaomi 14 Ultraやvivo X100 Ultraなどカメラ部分がデカすぎる機種は充電スタンドとの相性が出ています。

Qi 2に対応してくれれば選択肢がそれなりにあるので当面困ることはないかなとと思います。何より現時点でAndroidかつQi 2に対応している機種がないのでPixel 9に期待しています。

通信関連の不具合改善。

次に2つ目の理由としてGoogle Tensorを搭載しているPixelで共通のネックとなっている通信関連の不具合がPixel 9シリーズではある程度安定する可能性が出てきています。

今年の3月頃から通信の自動調節機能に不具合が発生したことが原因で通信が出来ない個体が多発した感じでWi-Fiも不具合が発生した個体もいて全く通信が出来ない状態になりました。

そもそもGoogle Tensorに搭載されているSamsung製の5GモデムはQualcomm製と比較すると消費電力が多いため発熱しやすく電池持ちにも悪影響を及ぼす上に電波感度が悪いとの話です。

Googleはおそらく開発費のコストカットのためにSamsung製を採用していると思いますが結局のところはSamsung製を採用しているGoogleの判断が悪いことに違いはありません。

ただその被害を被っているのはユーザーでありPixel 9が搭載するGoogle Tensor G4は5Gモデムが刷新されExynos5400を搭載する可能性があると予測されています。

結局のところSamsung製であることに違いはありませんが事前情報通りであれば電力効率は現行モデルが採用しているExynos5300より50%程度は改善していると予測されています。

少なくとも消費電力が改善されれば発熱は抑制された上で電池持ちも改善する可能性があります。Pixelは他社と比較すると不具合やバグが多い印象で特に深刻なのは通信関連だと思います。

通信関連の不具合が発生してしまうと結局のところスマホとしてまともに使えないので致命的です。また通信関連の不具合がソフトが原因であればアップデートによって改善することができますが深刻だったPixel 6シリーズでは結局完全に問題を改善しきれなかったという印象です。

つまりハードにも何かしらの問題があるのであればハードが刷新されないと根本的に改善しません。Exynos5400自体は衛生通信をサポートすると予測されていますが多くのユーザーは興味がない可能性が高くそれよりも日常使う上でしっかり電波を掴んで欲しいと思います。

本格的な5Gモデムの刷新はTSMC製に切り替わるGoogle Tensor G5のタイミングだと思います。なので待てるユーザーはPixel 10シリーズを待つのが合理的だと思いますが直近で機種変更を考えている人にとってはPixel 9シリーズの存在はある意味待望かもしれません。

電池持ちの改善。

そして3つ目としてはやはりGoogle Tensor G4を搭載していることで電池持ちの改善に期待です。先日にはベンチマークがリークしておりスコアだけで見れば現行モデルとほとんど一緒です。

一方でメインコアにCortex-X4を採用していることからもポテンシャルで見ればExynos2400やSnapdragon 8 Gen 3と同じになるのでGoogle Tensor G4は本来のポテンシャルに対してだいぶ余裕を持たせている可能性があり発熱抑制や電池持ちの改善に期待することができます。

当たり前の話ですがフルスロットルでハイパフォーマンスを出すよりもパフォーマンス自体を抑えていた方が全体的に動作性が安定する可能性が高く既存ユーザーにとってはスコアよりも安定性を改善して欲しいと思っている人が多いと思うので嬉しい進化になる可能性もあります。

少なくともリーク情報でみる限りExynos5400に刷新+Google Tensor G4のチューニングを見ると現行モデルから電池持ちは地味に改善してくる可能性があるのかなと思います。

もちろん現行モデルと比較して想定以上に電池持ちが改善することはない可能性もあります。現にPixel 8シリーズはスペックからの推測通りに電池持ちが改善することはありませんでした。

これはもうSamsung製のSoCを採用している以上ある意味限界となっているのかもしれません。ただ事前情報通りであればGoogle Tensor G4は最後のSamsung製になる可能性があります。

なので今までの集大成の可能性があり今まで一番動作性が改善している可能性もあります。

こればかりは蓋を開けてみないと分からない部分ですがベンチマークスコアで見れば150万点以上は出てもおかしくないポテンシャルなのに120万点も出ていないことを考えるとGoogleはAIのオフライン処理の強化に加え電池持ちなど安定性の強化を主軸にしているかもしれません。

まとめ。

今回はPixel 9シリーズは待つ価値があると思う理由について主観的にまとめてみました。現時点ではスペックのほとんどが分からない状態ですが長年の課題だった安定性の部分がPixel 9シリーズではそれなりに改善してくることになればそれだけでも十分な価値があります。

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