Google Storeの魅力の一つとしては季節に合わせて大型セールを開催することです。今年はゴールデンウィークセールが開催されなかったので3月以降特段大型セールはありませんでした。
ただ今回Google Storeにおいてサマーセールが開催されたのでPixel 8やPixel Watchなど気になる製品をまとめたいと思います。
セール対象製品。
今回Google Storeにおいて7月10日までの期間限定としてサマーセールがいよいよ開始しました。まずPixel 8に関しては2万5000円の値引きなので8万7900円で購入できるのは地味に安いです。
国内のGoogle Storeにおいてはユーザーの囲い込みの狙いが強いのかストアクレジットでの実質値引きの方が多いですが今回のサマーセールにおいてPixel 8は単純に値引きなので縛りがないです。
単純に10万円を超えていると高いと思いますが8万円程度で購入できるのであれば話が変わってきます。
次にPixel 8 Proを確認すると3万5100円の値引きで12万4800円で購入できるのも魅力です。
価格だけで見れば高いと思うかもしれませんがライバル機種であるGalaxy S24 UltraやXperia 1ⅥにiPhone 15 Pro Maxなど各社の最上位は20万円前後なのでPixel 8 Proは単純に安く見え他社のフラッグシップシリーズの無印と同程度の価格で購入できるという感じです。
そして次にPixel Foldを確認すると3万5000円の値引きで21万8000円になりますが微妙です。海外のGoogle Storeと比較するべきではないのかもしれませんが$500の値引きなどを見ると今回のセール価格はしょぼく見え何より値引き後の価格も20万円オーバーなのでまだまだ高いです。
セール | 値引き | 下取り(最大) | 実質価格(最大) |
Pixel Tablet | 1万6000円 | – | 5万7800円 |
Pixel Buds Pro | 7050円 | – | 2万1150円 |
Pixel Buds A series | 3425円 | – | 1万275円 |
Pixel Watch 2 | 1万4000円 | – | 3万7800円 |
Pixel Watch | 1万4000円 | – | 2万5800円 |
その他Pixel Tabletが1万6000円の値引きで5万7800円で購入可能ですがこれらも微妙です。一方で個人的にありだと思うのがPixel Watchシリーズで共通して1万4000円の値引きで購入可能であることです。
なのでPixel Watchは2万5800円からでPixel Watch 2に関しては3万7800円から購入可能。国内で発売されているスマートウォッチの中でSuica/iD/QUICPayの全てに対応しているのはAndroidとの連携を考えるとPixel WatchシリーズからGalaxy Watch 6シリーズくらいです。
ただGalaxy Watch 6シリーズはGoogle WalletのUIが十分に最適化されていないです。
このことを考えるとPixel Watchシリーズがよく電池持ち優先ならPixel Watch 2がおすすめです。自分はスマートウォッチに求めることとして最低限のヘルスケア関連のデータ計測に通知の確認。
そして電子マネーという感じで睡眠計測もしないのでPixel Watch 2で十分という感じです。むしろドーム型を採用していることからも手首に干渉にくくつけていてもストレスになりくいです。
今年の10月にはPixel Watch 3シリーズが正式発表されると思うので悩みどこだと思いますがとりあえずPixel Watchがどんなものか試してみたい人に今回のセールはおすすめです。
あとは今後国内のGoogle StoreにおいてもPixel Watchの下取りをしてくれれば文句なしです。
下取りの強化と注意点。
そして今回のセールにおいてPixel 8/Pixel 8 Pro/Pixel Foldは下取りも強化されています。
個別の機種の下取り額はご自身で確認してほしいところですがGoogleとしてはiPhoneからの買い替えを促進させる狙いがあると思うので例えばPixel 8に買い替えする際にiPhone 15を下取りに出すことで最大7万5130円になる可能性があり値引きと合わせて実質1万2770円になります。
次にPixel 8 Proに買い替える際にiPhone 15 Pro Maxを下取りに出す場合最大で11万6400円なので実質8400円で購入可能でPixel Foldに関してはiPhone 15 Pro Maxを下取りに出すと最大で12万6100円なので値引きと合わせて実質9万1900円とそれなりの価格に抑えることが可能です。
ちなみにPixel 8に関してiPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxを下取りに出すことで実質0円にすることでむしろストアクレジットでお釣りの還元があるという感じになります。
少なくともiPhoneの下取り額はかなり強化していますが正直iPhoneなら別の場所で売った方がもっと高く売れる可能性がありiPhone 15 Pro Maxを12万ちょいで渡すのは勿体無かもです。
iPhoneはリセールがいいので特に最新世代であれば別途自分で売って現金化した方がいいです。ただ自分で売却するのが面倒だと思うユーザーは下取りを利用した方が分かりやすいかなと思います。
一方で注意点として表示されている下取り額はあくまでも最大であって端末の状態によっては満額査定にならない可能性があり最大下取り額になることが保証されているわけではありません。
また機種によりますが下取り額の下限も決まっており査定の結果下限以下になる場合は返却なりバッテリーが膨張しているなど返却が不可能な場合は査定額0円で処分される流れです。
そして視聴者の方に頂いた情報を合わせて確認しておきたいと思いますが下取りの最大額がセール期間中でも勝手に変更されることがありセール最終日の22時以降はかなり危険です。
Googleのシステムエラーなのか不明ですが例えば下取り額が最大5万円とアピールしていたのにセール終了間際で確認すると通常の下取り額2万円に変更されている報告があります。
またタチが悪い事例として購入する際に下取りの最大額はキャンペーンと同じく例えば5万円なのに購入後の明細メールを確認すると下取りの最大額が2万円に変更されていた報告もあります。
繰り返しになりますが表示されている下取り額はあくまでも最大であって満額査定のみ恩恵があります。ただこの最大下取り額がセール期間中で変更されることや購入中と購入後で違うなどちょっと訳が分からない事態が発生しているので下取りを利用したい人はセール最終日を避けるべきです。
もしくは購入中の最大下取り額をスクショして購入後の明細で相違がないか確認するべきです。少なくともGoogle Storeにおける注意書きをみると下取り最大額はセール期間中は担保されるように見えます。
ただこれがセール中に変更される可能性があるので自分が下取りに出した機種の下取り額はしっかり確認する上でメモとかしておいた方がよく購入前と購入後にもそれぞれ確認すべきです。
分かりにくいと思いますが下取り最大価格が変更されるということは状態のいい端末を下取りに出したいと思っているユーザーほど実質還元額が少なくなるので損する可能性が高いです。
Pixel 8aの売り方。
そしてアメリカのGoogle Storeにおいて個人的に気になっていたのがPixel 8aの販売方法です。Pixel 8/Pixel 8 Pro/Pixel Foldがそれぞれセール価格となった上でPixel 8aを合わせて購入することでPixel 8aが実質半額になるバンドル販売をしていたことが判明しています。
ざっくり言えばPixel 8の定価+$100でPixel 8aがついてくる感じでPixel 8 Proに関しては定価の$999でPixel 8aが無料でもらえる感じでPixel Foldは$250値引き+Pixel 8aが無料でついてくる感じになります。
従来Pixel Buds A seriesなどがバンドル販売で安くなることはありましたが発売してまもないPixel 8aがバンドル販売になっていることを考えると単体では売れないとGoogle自ら判断している可能性がありだからこそPixel 8a単体の値引きはしていない感じです。
ちなみに国内のGoogle StoreにおいてPixel 8aは2万円のストアクレジットが貰えます。おそらくセール内容に違いがある理由の一つはPixel 8とPixel 8aとの価格差だと思います。
国内においてはキャリアは別としても直販版で見ればPixel 8aとPixel 8の価格差は逆転せず。つまりPixel 8aの方が安いことに違いはなく安いPixelを求める人はPixel 8aを買う流れになると思います。
一方でアメリカにおいて発売以降Pixel 8シリーズは割と高頻度でセール対象になっていました。その結果市場価値が崩壊してきている可能性がありAmazonやWootにおいてはPixel 8がセール価格で$499以下になるなどPixel 8aより安いという逆転現象が発生しています。
そのためアメリカのサイトをみるとPixel 8aを購入するより安くなったPixel 8を購入した方がいいとの評価が多くアメリカではPixel 8a自体の動きがかなり悪いのかもしれません。
だからこそGoogleとしても少しでも在庫を消化するためにバンドル販売にした可能性があります。
現に国内でPixel 8aはどの程度売れているのか不明で好調だったPixel 7aと比較してどの程度売れているのか不明ですがアメリカのように極端なセールをやらなかったことを考えると日本の方がまだ動きはいい可能性がありやはりセールを高頻度でやるのは諸刃の剣という感じです。
例年通りであればサマーセールの次は創立記念セールになると思うので9月頃になると思います。そして10月頃には新製品発表で11月下旬頃からブラックフライデーセールやホリデーセールなど年末に入っていく流れで今回のサマーセールは上半期最後の大型セールになると思います。
ちなみにGoogle Storeはキャリアと異なり分割支払いは最大12回で有料の保証プランもないです。そのため購入方法や保証にサポートはキャリアモデルと比較するとかなり制限されています。
まとめ
今回はGoogle Storeにおいてサマーセールが開始したので気になる部分をまとめてみました。Pixel 9シリーズの登場が近づいてきていることからもスペックが気になる人は待った方がいいと思います。
一方で最新機種よりも価格優先の人にとっては今回のセールは魅力的なのかなと思います。
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