完全分岐。刷新のPixel 9 Pro Foldと保守的なGalaxy Z Fold 6

直近の情報からSamsungは7月10日もしくは7月24日に新製品発表会を開催してGalaxy RingやGalaxy Watch 7シリーズを正式発表すると予測されていますが本命なのはGalaxy Zシリーズだと思います。

今回Galaxy Z Fold 6は待つべき存在なのかPixel 9 Pro Foldと比較しつつ主観的にまとめたいと思います。

デザインの先進性。

今年の下半期に正式発表される可能性がある上で国内で発売される可能性が高い機種はGalaxy Z Fold 6とPixel 9 Pro Foldという感じで悩んでいる人もいると思います。

今回は先に発表されるGalaxy Z Fold 6について気になる部分についてまとめいたと思います。まずデザインに関して確認するとサブディスプレイのアスペクト比が23:9から22:9に変更。

また合わせてメインディスプレイのアスペクト比も変更され現行モデル対比で僅かに横長になる。すでにほぼ確定的なレンダリング画像がリークしていますがリークしている本体サイズと有名なリーカーがリークした本体サイズで食い違っておりおそらく後からの情報が正しいです。

そうなると全体の本体サイズは不明ですが開いた時の厚みは5.2mmなので現行モデルより薄型化。さらに折り畳んだ時も12mm前後になると予測されているので現行モデルより全体的に薄型化。

また薄型化する恩恵も大きいのか240g以下になると予測されており地味にブラッシュアップされています。

ただ有名なリーカーによるとデザインはより四角になるだけで大きな違いはないと指摘しています。ちなみにGalaxy S24 Ultraのように四隅は角張ったデザインに変更されサイドフレームはチタンを採用している可能性があることからもGalaxy S24 Ultraを踏襲する可能性。

またカメラリング部分のデザインが変更される可能性が高いですが大きな違いがないと言えばまさにその通りでサブディスプレイの使い勝手がどこまで改善しているかが重要だと思います。

個人的にはサブディスプレイのアスペクト比の変更はかなり大きな進化ポイントだと思いますがPixel 9 Pro Foldに関しては現行モデル対比で横幅がスリム化した上で縦幅がかなり増します。

開いた状態 Galaxy Z Fold 6 Pixel 9 Pro Fold
本体サイズ 153.5×132.5×5.2mm 155.2 x 150.2 x 5.27 mm
重さ 239g ?
メインディスプレイ 7.6インチ 7.9インチ

現行モデルは横長のデザインですがPixel 9 Pro Foldはより正方形に近いデザインを採用に。

閉じた状態 Galaxy Z Fold 6 Pixel 9 Pro Fold
本体サイズ 153.5×?×12.1mm 155.2 x 77.1 x 10.54 mm
サブディスプレイ 6.2インチ 6.4インチ

また折り畳んだ時も現行モデル対比で横幅が僅かとはいえスリム化した上で10mm程度と薄型化。現時点で重さは不明ですがPixel 9 Pro Foldはデザインの刷新がふさわしい感じに対してGalaxy Z Fold 6に関しては結局のところ最小限のデザイン変更に留まっている感じです。

Pixel 9 Pro Foldの重さ次第ですが単純にGalaxy Z Fold 6よりデカくて薄い感じです。デザインは好みが出る部分ですが折畳式機種として見た場合Pixel 9 Pro Foldの方がより最先端のデザインに進化している感じでGalaxy Z Fold 6は時代遅れに見えるのかも。

折畳式機種としてどちらが使いやすいか。

そして重要なディスプレイに関してですがGalaxy Z Fold 6は現行モデルとサイズは変わらず。インチ表示で見ればメインディスプレイは7.6インチでサブディスプレイは6.2インチですがアスペクト比が変更されているためディスプレイ面積で見れば違いが出てくる可能性がある。

一方でPixel 9 Pro Foldに関しては現行モデルの7.6インチに対して7.9インチと大型化。やはり折畳式機種はメインディスプレイの視認性がどれだけ優秀であるかが重要だと思います。

単純に見ればメインディスプレイが大きければ大きいほど視認性は改善していく感じです。これは実際に比較してみる必要がありますがPixel 9 Pro Foldの方が見やすいと思う。

Samsungはハードの物足りなさをソフトのカスタマイズ性で上手くカバーしている感じです。そのためマルチタクスク機能などはGalaxy Z Fold 6の方が優秀な可能性が高いと思います。

とはいえ大画面で楽しみたいとなった時にPixel 9 Pro Foldの方が優秀な可能性が高い。

またメインディスプレイが大きいといってもPixel 9 Pro Foldの方が薄くてでかいかも。そうなった時にでかいことのデメリット部分をデザインをしっかり進化させたことでカバーかも。

おそらくディスプレイ輝度やリフレッシュレートはフラッグシップが参考になると思うのでGalaxy Z Fold 6にPixel 9 Pro Foldの両方は最大2600nits前後で可変式120Hzに対応。

おそらく実使用の面で見れば屋外においてはGalaxy Z Fold 6の方が明るく見えるかも。

またデザインだけでは判断しきれませんがGalaxy Z Fold 6はUTGの厚みをますことで折目が目立たないようにしている可能性がある一方でPixel 9 Pro Foldはヒンジ自体が刷新されている可能性があり現行モデルからそれぞれ進化すると考えればPixel 9 Pro Foldはより目立ちにくくなっている可能性があり現行モデルのように盛り上がる感じではないかも。

何よりSamsungは他社にUTGを供給しているのに折目に関しては圧倒的に遅れている印象です。モバイル部門のヒンジの開発が下手なのか変な拘りがあるのか不明ですが見本にはなれないです。

サブディスプレイにおいてPixel 9 Pro Foldはアスペクト比20:9前後で6.4インチとの予測です。このことを考えると閉じた状態でも開いた状態でもPixel 9 Pro Foldの方が視認性が優秀かも。

あまり進化がない。

そして基礎スペックに関しておそらく共通して最大7年のアップデートサポートに対応かも。また修理環境をより閉鎖的にしているSamsungに対してGoogleは内部構造を見直すことでより多くのユーザーが修理しやすい環境を提供していることを考えると後々の差になるかも。

またAIに力を入れてくる可能性がありSamsungはGalaxy AIを小規模アップデートにするかも。一方でPixel 9 Pro FoldはSoCの刷新に合わせてGoogle AI自体をより底上げした上で第二世代のGemini Nanoの統合などオフライン処理をより強化してくる可能性があります。

現時点でGoogle AIの新機能が不明なため何ともですがGalaxy AIは翻訳系が強い感じでGoogle AIは写真や動画の編集に強いという感じからも好みが分かれる部分だと思います。

容量構成に関してGalaxy Z Fold 6はRAM12GG/ROM256GBがベースで最大1TBの可能性。一方でPixel 9 Pro FoldはRAM16GB/ROM256GBがベースで最大1TBに対応する可能性も。

ストレージ規格も共通してUFS4.0に対応する可能性があることからAIという部分で見ればRAM16GBに対応しているPixel 9 Pro Foldの方がより余裕があると思います。

SoCに関してはSnapdragon 8 Gen 3を搭載するGalaxy Z Fold 6の方がパフォーマンスは高め。少なくともゲームをやるならGalaxy Z Fold 6ですが消費電力が多い中で発熱は大丈夫なのか。

Galaxy S24 Ultraのように大型のベイパーチャンバーを搭載する余裕があるのか気になる。一方でPixel 9 Pro FoldはGoogle Tensor G4のためベンチマークは高くない可能性大です。

ただAIをより快適に動作させるためのチューニングに加え発熱抑制に電池持ちの改善を主軸にしている可能性があるためSoCに対するチューニングの方向性が全く違う可能性があります。

自分のようにゲームよりもカメラ性能を求める人なら編集能力が高いPixel 9 Pro Foldでゲームをより快適にとなる人はGalaxy Z Fold 6を選んだ方が幸せになるのかもしれません。

そしてバッテリー関連でGalaxy Z Fold 6は4400mAhで充電速度も変更ないとの予測です。Pixel 9 Pro Foldに関しては現時点で不明ですが本体が大型化していることを考えると5000mAh以上のバッテリーを搭載しているかもしれませんが電池持ちはGalaxy Z Fold 6かも。

その他IPX8は共通の可能性があり生体認証も側面に搭載された指紋認証はおそらく共通。ただPixel 9 Pro Foldの顔認証はクラス3に対応することでセキュリティはより高いかも。

スピーカーに関してはGalaxy Z Fold 6の方がおそらく優秀なのかなと思います。あとはPixel 9 Pro FoldはQi 2に対応している可能性があり汎用性が改善するかも。

カメラは不明な部分が多い。

そしてカメラに関してPixel 9 Pro Foldはレンダリング画像からもトリプルレンズカメラ。またペリスコープを搭載していますがセンサーや画素数などの詳細は不明という感じです。

一方でGalaxy Z Fold 6は現行モデルから全くハード面では変更がないと予測されています。そのためSoCの画像処理向上とアルゴリズムの強化でどの程度改善できるがキーだと思います。

Pixel 9 Pro FoldのメインカメラセンサーにIMX787あたりを搭載してくれればカメラソフトの技術力の差からもPixel 9 Pro Foldの方が優秀という流れになるのかも。

何よりカメラに関しては分からないことが多くPixel 9 Pro Foldが底上げされれば逆転かも。

価格に関してアメリカで見るとGalaxy Z Fold 6はスペックの進化幅がかなり少ないこと。さらにGalaxy AIで新機能が追加されるとしてもGalaxy Z Fold 5でほとんどカバーできる。

このことを考えると$1799から値上げするのは難しく値上げされたら評価は低いと思います。ただ他の市場では為替の影響からも普通に値上げされてもおかしくない状況だと思います。

一方でPixel 9 Pro Foldに関しても2世代目であることを考えると値上げのタイミングではなく最低でも価格の据え置きですが進化幅がかなり大きいと思うのでどうなるのか不明です。

あくまでもリークでみる限りPixel 9 Pro Foldは全体的に刷新されている感じです。一方でGalaxy Z Fold 6はコストカット優先の最小限の進化にとどめている印象を受けます。

まとめ。

通常のスマホであれば飽和期のため進化よりも完成度の高さを優先するのはありだと思う。

一方で折畳式機種は成長期であることからもしっかり進化させていかないとダメなのにGalaxy Z Fold 6は進化が止まった印象でAppleという真似すべき存在がいないからこそSamsungには未来が見えていないと有名なリーカーによって痛烈に批判されています。

何よりPixel 9 Pro Foldのソフト次第では十分に化ける可能性があるかなと思います。

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