XperiaやPixel。2024年上半期おすすめスマホ4選

2024年の上半期も早いもので終わろうとしており7月に入れば中華メーカーを中心に新製品ラッシュになる可能性がありiPhoneの発表が終わって10月以降には実質2025年モデルが登場するなど年をとったせいもあるのか1年の流れが非常に早く感じてしまいます。

今回は2024年上半期に国内で発売された機種の中からおすすめのスマホについて主観的にまとめたいと思います。

Google Pixel 8a

まず一つ目の機種はGoogle Pixel 8aでライトユーザーであれば十分な動作性を実現しています。コスパ厨には批判されがちですが直販版で見ても7万円ちょいに踏みとどまったことに加え多くのユーザーがキャリアで機種を購入することを考えると大手キャリアが扱っているのは強いです。

今年登場した機種の中でもコスパがいいと言われているNothing Phone (2a)やPOCO F6 Proなどは直販版しか選択肢がなくRedmi Note 13 Pro+はキャリアの扱いがあるとはいえ大手3キャリアからの扱いがないためユーザーによって販路が限定されます。

その中でPixel 8aは直販版含めてユーザーが買いやすい環境が構築されているのは強いです。またライトユーザーの方が買い替え頻度は少なく同じ機種を少しでも長く使いたいと思う。

Pixel 8aは中価格帯のAndroidの中では最長となる7年のアップデートサポート期間に対応しています。

国内市場の調査結果からも機種変更サイクルは4.5年となっていることからライトユーザー向けの機種こそ最低でも5年は対応していて欲しい中でPixel 8aは7年に対応しているのは余裕があります。

またキャリアで販売されているからこそ本体に何かあっても保障面で心配する必要もないです。同価格帯の機種の中で比較するとやはり強みとなるのはカメラで手ブレが発生しにくいこと。

また最短撮影距離も短いのでカメラアプリを開いてサクッと撮ってもそれなりの写真が撮れます。ちなみにMKBHDが昨年末に20機種を選んだ上でブラインドテストの調査結果を公開しています。

機種名を隠した状態でどの写真が一番よく見えるかとシンプルなテスト内容となっており2023年はPixel 7aが一位で2022年に関してはPixel 6aが1位を獲得していることが判明しています。

フラッグシップのPixelを抑えてaシリーズが一位を獲得していることを考えると色味はもちろん多くのユーザーにとって分かりやすい写真かつ好みの写真が撮れやすい機種だと証明されていると思います。

細かい部分で見れば上位モデルには敵いませんがライトユーザーはそこまで求めていないと思います。そしてデメリット部分として見れば重さでやはり190g近くになってくると重いと思います。

ただサイズ感もユーザーごとの拘りの側面が強く自分の妻を見ていると折畳式機種を片手でなんなく使っているので軽さよりも手にフィットする方が重要なのかなと認識を改めました。

また電池持ちは前モデルから改善したとはいえ待機状態における消費電力は少ないことからもライトユーザーであればそこまで気になる電池持ちの悪さではないのかなと思います。

少なくともターゲット層と合わせて考慮すると上手くバランスが撮れた機種という感じで一部コスパ厨やベンチマーク厨にただただ批判されているだけなのかなと思います。

Xiaomi 14 Ultra

次に2つ目の機種とXiaomi 14 Ultraでカメラに拘りが強い人ほどおすすめという印象です。正直国内で発売されている機種の中で見るとそれぞれに特色はあれどスペックが強くてコンセプトも面白い機種がなかなか出てこないという状況の中でXiaomi 14 Ultraが正式発表されました。

中華系で見れば1インチの大型センサーを搭載しているのは当たり前ですが国内でみるとAQUOS Rシリーズくらいでシンプルで分かりやすいけどカメラが強いという印象はなかったです。

Xiaomi 14 Ultraは1インチの大型センサーに加え大型センサー特有の撮りにくさを改善するためにか可変絞りに対応しており超広角に2つの望遠は共通してIMX858を採用しています。

Xiaomiによると画角を変えた時に色味が変わることを防ぐためにSony製センサーで統一しています。また2つの望遠はそれぞれテレマクロにも対応するなどハード面で見ると今までになかった楽しさがあります。

さらにライカ監修のカメラソフトを搭載しているため好みやシーンに合わせて2つのモードで撮影することができ国内で発売されていた機種では撮れないような写真が簡単に撮れます。

若い世代では古いiPhoneを使うことでエモい写真が撮れると流行っているみたいですがXiaomi 14 Ultraで撮れる写真こそが個人的には本当のエモい写真だと思っています。

また購入特典としてカメラキットが貰えるのも嬉しいところでしっかり撮りたい人にとってマニュアル撮影がしやすくなる上でレンズフィルターの利用など表現により幅がでます。

スマホとしてみた場合はSnapdragon 8 Gen 3を搭載しておりRAM16GBに仮想RAMにも対応しているのでRAM不足になりにくくパフォーマンスも十分で筐体サイズも大型モデルの中では横幅がかなりあるわけでもなく特に重いわけではないと上手くまとまっていると思います。

ただスマホとしてみた場合のデメリットは電池持ちの悪さでユーザーによっては対策が必要です。

カメラキットに1500mAhのバッテリーが内蔵されているとはいえ電池持ちが良いとの評価は少なめです。またXiaomiとしても試しに出してみた可能性が強いことからもローカライズは不十分だと思います。

そのためFelicaに非対応ですが個人的には本体が非対応でも今や他でカバーできると思っておりFelica搭載にすることで発売時期が遅くなったり本体価格が高くなるのであれば少しでも安い方が個人的には嬉しいところで自分の周りだとFelica非搭載はマイナスではないとの評価です。

国内では中華メーカーの最上位モデルがほぼ発売されていないからこそXiaomi 14 Ultraの存在はかなり目立っている感じで何よりカメラに拘りたい人におすすめの機種になります。

Sony Xperia 1Ⅵ

そして3つ目の機種としてはXperia 1Ⅵでフラッグシップでありながらシンプルな機種です。以前のような拘りはほぼなくなってしまいましたがユーザビリティの改善に全振りした印象で見やすいディスプレイを実現するためかアスペクト比を変更した上でディスプレイ輝度の改善。

また多くのユーザーにとって意味のないベンチマークに拘るのではなくSnapdragon 8 Gen 3に余裕を持たせたチューニングを採用することで発熱を抑制しつつ電池持ちを大幅改善しています。

よくディスプレイのスペックを落としたから電池持ちが改善すると言われますがスペックを削っただけで電池持ちがミドルレンジ含めて世界でトップクラスになることはないです。

それだけでSonyはXperia 1Ⅵでは電池持ちを意識したチューニングを採用したんだと思います。

また個人的におすすめの理由としてはオーディオ部分でワイヤレスでも有線イヤホンでもスピーカーでも3方面で強く多くのユーザーのニーズをしっかり満たすことが出来ると思います。

スマホとして気になる部分としてはアップデートサポート期間で前モデルから改善したとはいえ最大4年と国内の平均機種変更サイクルは満たしていないのであと1年くらいはほしかったところです。

また2023年モデルではだいぶ改善したとはいえ不具合やバグは多いメーカーなので今後どのような不具合がバグが出てくるか不明で対応も決して早いとは言えないかなと思います。

そしてカメラですが使い手を最も選ぶメーカーかなと思っており自分のような素人が撮るとイマイチな写真が撮れることが多い一方で上手い人が撮ればαシリーズに近い色味からも本当に綺麗な写真が撮れるなどPixelやXiaomiと比較するとシーンや技術は問われるかもしれません。

Xperia 1Ⅵでは従来3つあったカメラアプリが一つのなりUI自体も他社と同様にシンプルです。ただ言ってしまえば分かりにくい部分をプロモードに押し込んだもしくはカットした感じです。

一方でカメラのハード自体は前モデルのように癖があるままなので整合性がとれていない部分もあるという感じで何より他社と比較して補正が控えめだからこそユーザーを選ぶ感じです。

現実により忠実な色味は他社にはない絶対的な魅力である一方で補正力が弱めだからこそユーザーとシーンを選ぶ印象で個人的にはカメラの部分をどう評価するだと思います。

逆にそれ以外の部分では非常に分かりやすい特徴になったのでおすすめしやすくなった印象です。

Galaxy S24 Ultra

最後に4つ目の機種としてGalaxy S24 Ultraで機種選びで失敗したくない人向けです。最初にデメリットを言ってしまえばフラットディスプレイを採用したことが影響したのかサイドフレームにチタンを採用したことが影響したのかディスプレイサイズは変わらずとも横幅が増して79mmもあるので大型モデルの中でもトップクラスの持ちにくさという感じです。

ディスプレイ部分のベゼルは割とスリムなのでそう見えませんがサイドフレーム部分まで合わせるとかなり太めで本体の重さも230g以上とユーザーを選ぶ機種だと思います。

またカメラも色味が独特で今や下手な中華スマホよりも派手に加工されるので好みが分かれると思います。

個人的に気になる部分はこの2つくらいであとは全方位で80点前後のバランス型という感じです。アップデートサポート期間はAndroidの中でもトップクラスとなる7年でキャリアモデルも対応。

PixelのFeature Dropほどではないですがたまに大型のアップデートがあるのは面白いです。

電池持ちに関してはフラッグシップの中ではトップクラスでしたが今年はXperia 1Ⅵに抜かれミドルレンジでもNothing Phone (2a)など電池持ちがいい機種の選択肢が増えたからこそ今までの圧倒的な感じはなくなりましたがハイエンドモデルの中では間違いなく安定しています。

またSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており発熱抑制のためかライバル機種よりはちょい控えめです。ただベイパーチャンバーを大型化したことでパフォーマンスの持続性は前モデルから据え置きです。

カメラに関しては以前のようにズーム性能が強い機種ではなくなりましたが実用性が高い20倍程度までしっかり底上げしてきた印象で目立った部分はないですがオールシーンで活躍します。

何よりの特徴はカスタマイズ性で国内でもGood Lockが解禁されたので汎用性が改善しました。さらにGalaxy AIに対応したことで得意なソフト面を底上げしており特に翻訳が強い。

また国内で見ると直販版が一気に充実したことからSoftBankユーザーに大きな恩恵があります。Galaxy S24シリーズは関係ありませんでしたが直近でみるとOneUI6.1のアップデートで不具合を起こしまくるなど不安定な時もありますが基本はAndroidの中で安定しています。

せっかく高いお金を出すなら快適かつ少しでも長く使いたい人向けにおすすめの機種です。

まとめ。

今回は今年の上半期に購入した機種かつ国内で発売されている機種の中からおすすめを主観的にまとめてみましたがハイエンドだけではなくミドルレンジも面白かったように感じます。

一方で下半期には国内市場において本命とも言えるiPhone 16シリーズやシェアを拡大しているPixel 9シリーズが登場と多くのユーザーにとってもっと魅力的な機種が出ると思います。

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