昨年の10月にHUAWEIが独自SoCを搭載したHUAWEI Mate60シリーズを正式発表。何より2020年に発売されたHUAWEI Mate40シリーズ以来の5G復活になっており、中国政府の後押しもあってシェアが急激に拡大。
一方でこの影響を大きく受けたのがiPhoneだとされており、2024年第1四半期において大幅に売上を減少させていることが判明しています。今回Phone ArenaによるとAppleは中国市場で売上を回復させていることが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
売上が徐々に回復。
今回の情報によるとAppleは中国国内においてiPhone 15シリーズの値下げを行うことが判明したとしています。その理由としては中国市場において3月の出荷台数が12%増加した上で、4月には出荷台数が52%も増加するなど売上が徐々に回復してきているとの話。
今回の市場動向に対してIDCのアナリストは以下のようにコメントしています。
成長は2つのことを反映しています。Appleは最近の価格割引から見ることができる618オンラインショッピングフェスティバルの準備をしていました。回復力のあるハイエンドユーザーは、より長い時間使用するためにより良いモバイルデバイスを購入する兆候を示し、その結果、交換サイクルが長くなります。
またブルームバーグが中国で行った市場調査結果によると、既存のiPhoneユーザーが新しいiPhoneへ買い換えるだけではなく、一度HUAWEIに離れたユーザーもiPhoneへ戻ってきていることが判明したとしています。
また中国ではプレミアム化傾向にあるとしており、より高い機種を買ってより長く使うという考えるユーザーがどんどん増えていることからも今まで以上にハイエンドが売れる可能性があります。
一方で以前と比較してユーザーの機種変更サイクルが鈍化するためメーカーも販売台数を伸ばすのに苦労するようになるのかもしれません。
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