海外サイトが指摘。Pixel Fold 2は値下げもないけど値上げもない

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方でGoogle CloudにGemini Proを使って強化されたGalaxy AIを搭載したGalaxy S24 Ultraを購入したのでPixel 8 Proと比較してみました。

詳細「AIにほぼ差がない。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Pro 徹底比較」をご参照下さい。さて今回Android Policeが今年の後半に登場する可能性があるPixel Fold 2の価格に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

値下げされる可能性は低い。

GoogleはPixel 3シリーズの頃は他社と比較して同程度の価格でしたがPixel 4で値下げ。それ以降は価格をほぼ据え置きにしている感じでPixel 6に関してはむしろ値下げされた感じ。

日本で注目度が上がってきたのはPixel 6シリーズ頃でコスパがいい機種と評価されがちですが他社が世代を重ねるごとに値上げしている中Googleはほとんど値上げしなかっただけです。

ただ廉価モデルであるaシリーズは5Gへの対応など節目でしっかりと値上げされている印象です。一方で世界的なインフレの影響も出たのかPixel 8シリーズでは久しぶりの値上げが実施。

とはいえアメリカで見ると各社のフラグシップの標準モデルが$799前後で最上位が$1099前後。この中でPixel 8は$699でPixel 8 Proは$999なので価格のアドバンテージは継続しています。

日本ではPixel 8シリーズで一気に値上げされた印象を受けますがおそらくPixxel 7が発売当時の為替に対してかなり安めに設定していた可能性があることに加え一年で円安が進行。

現地価格が上がっているので値上げは避けられませんが円安がそれだけ深刻な状態になっている。一方で今回海外サイトによるとPixel Fold 2では価格が安くなることはないことに言及。

まず一つ目の理由として先ほどの話とも重複しますがPixel 8が値上げ傾向にあることです。現時点で今年の5月に正式発表される可能性があるPixel 8aの価格のリークはありません。

廉価モデルで$500を超えてくるとパッとしない感じになるのでおそらくは据え置きの可能性。何より仮にPixel 8aが値上げされることがあればPixel Fold 2の値上げの可能性は高いです。

少なくともGoogleが価格をいじっている段階で逆に安くなる要因がないことを指摘しています。

ちなみにアメリカで見るとライバル機種であるGalaxy Z Fold 5は$1799と同じ価格です。そして昨年の10月に発売されたOnePlus Openがちょい安く$1699の価格設定になっています。

折畳式機種の中でみるとPixelの価格のアドバンテージがないためGoogleとしても価格を頑張りたいと思っている可能性がありますがむしろ初代をよくこの価格に抑えた感じです。

むしろ販売地域やマーケティングを考えるとほぼ赤字のプロダクトなのではと思っちゃうくらい。何より同サイトによると現行モデルより価格が安くなることに期待するべきではないとの話。

ちなみに国内では仮に現地価格で据え置きになっても為替の影響で高くなる可能性はあります。Pixel 7aですら途中で値上げを行われたことを考えると為替の影響をかなり受ける可能性。

値上げ要因は強め。

そして2つ目の理由として先日にリークしたデザインからもPixel Fold 2が刷新されていること。初代と比較してアスペクト比が大きく異なることに加え大型化している可能性が高いです。

サイドフレームやカメラフレーム部分に同じアルミを採用したとしても本体が大型化すればより多くの材料が必要になるのでコストは増加する可能性がありバックパネルに関してもPixel 8 ProのようにGorilla Glass Victus 2を採用するのであればコストが上がります。

折畳式機種の中でコストが嵩みやすい部分として一つ目はフレキシブルディスプレイです。

少なくとも現行モデルよりディスプレイが大きいことに加え現行モデルがSamsungのどのディスプレイを採用しているのか不明ですが同じ世代のものを採用するとは考えにくい。

Samsungも世代を重ねるごとにディスプレイの電力効率を改善した上でUTGの耐久性を改善。やはり折畳式機種はメインディスプレイが良くも悪くもデメリットになりがちなので一番コストカットしてはいけない部分に違いはなくGoogleもおそらくケチらないはずです。

そして2つ目としてヒンジで現在どのようなヒンジを構造を採用しているのか不明です。一方で現行モデルは本体を薄型化するためディスプレイ下にヒンジのコンポーネントを配置せずディスプレイの上下部分に配置した結果上下のベゼル部分がかなり太くなったと言われています。

Pixel Fold 2のデザインをみる限りパンチホールデザインを採用していることもありますがベゼル自体がしっかりとスリム化されていることからもヒンジ構造が大きく変わった可能性。

ちなみに現行モデルは本体を開いた時でもヒンジ部分が見えますがPixel Fold 2では見えず。おそらくヒンジをしっかりブラッシュアップした上で薄型化をより強化している可能性があります。

なのでヒンジも一から見直した可能性がありディスプレイの強化にデザインの刷新とある。またリークしたプロトタイプにおいてRAMは16GBに強化されている可能性があるとの予測。

近年AIが進化しておりAIをオフラインで処理するには大容量のRAMが必要となってきます。そのためRAMのコストが増加していると言われておりSamsungはGalaxy S24シリーズでRAMの強化を見送ったと言われている中GoogleとしてはAI機能をより強化するためなのか。

マルチタスク機能を強化するためなのか不明ですがRAMの容量が増えればコストは嵩みます。またベースモデルは256GBと同じですがストレージ規格が最新となるUFS4.0に強化された可能性。

おそらくSamsung製を採用すると思うので少なくとも現行モデルよりコストは高くなります。またアップデートサポート期間が最大7年に拡張される可能性がありアップデートもタダではない。

つまり製品のコストに含まれている可能性があるので本体価格に反映されれば高くなります。多くのメーカーは出来るだけコストを抑えるためデザインの変更は最小限に留める流れに。

近年のGalaxyやiPhoneを見ると分かりやすいですがその中でPixel Fold 2はデザインを刷新。さらにスペックをしっかり底上げするとなれば値下げどころか値上げ要因がかなり多めです。

価格は据え置きになる可能性。

ただ一方で海外サイトによるとPixel Fold 2は価格を据え置きにする可能性があるとの指摘。その理由としては販路を拡大することで初代より生産コストを抑えられる可能性があることに。

現行モデルはGoogleとして初の折畳式機種ということもあり販路は日本/ドイツ/イギリスに加えアメリカの4カ国限定で他のPixelが20カ国以上で発売されていることを考えると限定的です。

もちろん生産の問題があった可能性もありますが販路が限定的となれば生産台数も少なくなる。つまり規模の経済が使いにくくなるのでコストを落とすこと自体が難しくなる可能大です。

だかこそ初代は生産台数が全く違うGalaxy Z Fold 5とよく同程度に抑えられたという感じです。少なくともアメリカでは予約開始後から好評で納期は一時期2ヶ月待ちとそれなりの反響があった。

日本はアメリカほどの売れ行きはなさそうですがキャリアで一時期欠品するなど初期在庫分はしっかり売れた可能性がありGoogleの目標台数は達成している可能性はあるのかなという印象。

ちなみに以前リークしたGoogleの2025年までのロードマップにおいて折畳式機種には特段言及しておらずPixel Foldが全然売れなかったら初代で終了していた可能性があることに。

何より2世代目を開発していることを考えるとそれなりに売れている可能性があり次は販路の拡大をする可能性があり生産台数が増えればコストが下がるというプラスの要素になる。

なので同サイトは値下げされることはなくても値上げされる可能性も低いのではないと指摘。仮に同サイトの指摘通りであればアメリカの現地価格で$1799になる可能性があることに。

ただ繰り返しになりますがアメリカで据え置き=日本でも据え置き価格になるとは限らずです。

ちなみにPixel Foldの直販版の価格は25万3000円なので税込で1ドル=140円という感じです。一方で値上げが行われたPixel 8 Proの直販版の価格は15万9900円なので1ドル=160円です。

仮にPixel 8 Proと同じ為替でPixel Foldから価格が据え置きでも約28万8000円です。あくまでも単純な計算ですが為替の影響で現行モデルより3万円近く値上げされる可能性もある。

なので個人的にはアメリカでの価格は現行モデル対比で据え置きになるように頑張って欲しい。SamsungはGalaxy Z Fold 6で上位モデルを追加する可能性があると予測されています。

そのためGalaxy Z Fold 6は現行モデルから最低限の進化にして価格を据え置きにする。その上で上位モデルでやりたいことをやるけど価格に関しては高くするという流れに。

ただ既存モデルの値上げより高い上位モデルが追加されるとではユーザーからのイメージが違う。少なくともGoogleはPixel Fold 2で上位モデルを追加することはないと思います。

また初代を導入したばかりであることを考えると値上げに踏み切るタイミングでもないと思います。何より価格を据え置きにしてシェアを少しでも拡大できるように尽力してほしいように感じる。

まとめ。

今回は海外サイトがPixel Fold 2の価格に言及していたので簡単にまとめてみました。個人的にはいくらであっても購入したところでGalaxy Z Fold 6より後に発表されると思うので価格に関してはより仕掛けていける可能性があるのはGoogleにとってプラスになるのかも。

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