価格は21万円前後に?Xperia 1Ⅵはデザイン刷新でも値下げに期待できず

先日にはようやくOnLeaks氏がXperia 1Ⅵのほぼ確定的なレンダリング画像を公開しました。少なくとも事前情報通り約5年ぶりのデザイン刷新になることはほぼ確定したことになります。

今回はXperia 1Ⅵの気になる部分と値下げはそう簡単に期待できない理由について主観的にまとめたいと思います。

Samsungは異常。

少なくとも現行シリーズの特徴の一つであるアスペクト比21:9が廃止になることで今まで嫌悪していたユーザーにとっては朗報ですでに絶対に購入するとのコメントも頂いています。

またアスペクト比21:9が廃止になったら買うとのコメントは今まででもかなりの数を頂いている。なのでXperia 1Ⅵでは直近のXperiaの中でも割と注目度が高くなる可能性がありますが一方で正式発表される前の時点でほぼ間違いなく批判される可能性が高いのが価格の高さです。

現時点で有力な情報はありませんが一部噂によると香港市場における価格は据え置きになるとの話。とはいえSonyは為替の影響などを考慮して市場ごとに価格を設定しているので香港では価格が据え置きになったとしても他の市場でも同様に据え置きになるとは正直考えにくいです。

ちなみに価格の高さからも批判されたXperia 5Ⅴですが国内で見れば前モデル対比で値上げです。ただヨーロッパの一部市場ではXperia 5Ⅳが高かったこともありXperia 5Ⅴは値下げに。

一方でざっくりと推測することはでき近年のdocomoの夏モデルのラインナップの中で最上だけで比較してみるとGalaxyが最も安いことが多くXperiaとAQUOSは1万円から2万円程度高い可能性。

ちなみにGalaxy S24 Ultraの一括価格は21万8460円となっているので単純に考えればXperia 1Ⅵは22万円を超えてくる可能性が下手したら24万円近くになる可能性も十分にあり得る。

またGalaxy S24シリーズはキャリアモデルより直販版が圧倒的に安いという感じです。

その上でGalaxy S24 Ultraの1TBモデルはau版が25万9800円に対して直販版は23万3000円となっており価格差は約2万7000円という感じで256GBモデルで見るとau版は22万4800円に対して直販版は18万9700円なので約3万5000円程度直販版の方が安いことになる。

実際のところキャリアが仕入れ価格に対してかなり上乗せしているのかSamsungが直販版を相当頑張っているのか不明ですがGalaxy S24シリーズだけでみれば直販版の方が3万円近く安い。

そしてau版で確認するとXperia 1Ⅴは21万240円だったのに対して直版版は19万4700円なので価格差は1万5000円という感じなので仮にXperia 1Ⅵで値上げになったとしても直販版はSamsungまでいかなくても1万円から2万円程度は安い可能性があるのかなという感じです。

その上でdocomo版のキャリア版は22万円から24万円程度になる可能性があると仮定すれば直販版は良くても20万円から22万円程度に収まる可能性があるかなという感じになると思います。

ちなみに従来通りであればXperia 1Ⅵの直販版はキャリア版と異なり512GBモデルになると思う。Galaxy S24 Ultraの512GBモデルは20万4100円であることを考えるSonyがSamsung以上の価格設定をできると考えにくいので直販版は21万円前後でキャリア版は23万円前後程度になるかも。

コストカット=値下げではない。

少なくとも事前情報通りであればXperia 1Ⅵのデザインが変更される理由の一つはコストカット。今まではアスペクト比21:9に表示解像度が4Kに対応したある意味特注のディスプレイだった。

ただこれを普遍的な2K+にアスペクト比19.5:9に変更することで特注ではなくなる可能性。ディスプレイサイズに違いはあれどGalaxy S24+やGalaxy S24 Ultraでは2K+に対応かつアスペクト比19.5:9なので他の機種と条件を近づけることでコストカットを出来るのかも。

ただ一方でサプライヤーに関してはおそらくSamsungを継続している可能性があるかなと思います。実際にXperia 1シリーズのディスプレイにどれだけのコストが嵩んでいたのかも不明で今回のデザイン変更に合わせてディスプレイを変更したことでどの程度安くなるのか不明です。

一方でXperia 1ⅥはSonyにとってフラッグシップモデルであることに違いはなくいくらコストカットのためとはいえPixel 7aなど廉価モデルが採用するような低品質かつベゼルが太めのディスプレイを採用する可能性は低いと思うのでコストもそれなりにかかるかも。

つまりディスプレイをコストカットのために変更=本体価格の値下げになるとは思えないです。Xperia 5Ⅴの時によく批判されたことですが望遠センサーがカットされたのに値上げはありえない。

仮にXperia 5Ⅳが搭載していたセンサーが数万円のコストになっていたのであれば分かります。ただ実質ポートレート専用でペリスコープにも非対応だった上にセンサーサイズも大きくないです。

このことを考えれば3000円もいかない可能性があり下手したら1000円もしないようなセンサーかも。だとすれば望遠センサーをカットしたことで値下げになる可能性はほぼないという感じです。

結局のところ望遠センサー以外の部分のコストが全く一緒なら望遠のカットで値下げになるかも。

ただ実際にそんなことはなく人件費や原材料自体が高騰していることに加えSoCは毎年のように値上げされており何よりメインカメラセンサーが数年前のIMX557と最新のIMX888で同じはずがないので結局一部スペックを削ったところでそう簡単に値下げにならということに。

先ほどの話とも重複しますがGalaxy S24 Ultraの直販版の価格は18万9700円です。ただアメリカで見ると$1299なので現地価格でみれば前モデル対比で値上げになっており現時点での為替で見れば税抜で約20万円なので国内の直販版の価格がちょっと異常という感じ。

なので値下げされるとすればメーカーが利益率を削るなど部品の変更程度では安くなりにくい。ちなみにSnapdragon 8 Gen 3のコストは$180前後と言われており約2万7000円です。

なのでSoCを単純になくしたとしても最大で3万円程度しか安く出来ないので早々安くならない。けどディスプレイの表示解像度が4Kから2Kに変更してスペックダウンになったのに本体価格が高くなるなんてありえないという声は正式発表されればめちゃくちゃ増えると思う。

ディスプレイ変更によるとメリット。

直近でみるとLeitz Phone 3がSnapdragon 8 Gen 2を搭載していることで話題に。今までは最新のAQUOS Rシリーズをベースにしていたこともあると思いますが最新のSoCを搭載していましたがLeitz Phone 3では型落ちしながらも本体価格は約19万6000円です。

単純にSnapdragon 8 Gen 3を搭載していれば20万円を超えていた可能性があると思います。少なくともSonyのような販売台数が限定されているメーカーの機種がSamsungやAppleのように規模の経済を支えるわけではなく全く同じ機種を作ったとしてもSonyの方が高くなると思う。

ただSonyとしては少しでも値上げ幅を抑えるためにアスペクト比の変更に踏み切ったのかも。この感じだとSnapdragon 7+ Gen 3を搭載しているといわれているAQUOS R9 proも型番的にはミドルレンジ向けのSoCとはいえど規模の経済を考えれば20万円を超えるのかも。

残念なことに仮にスペックダウンしたとしても簡単に値下げされる可能性は低いと思います。

一方でデザイン刷新の変更に合わせて発生する可能性があるメリットの一つが電池持ちの改善。少なくとも4Kの表示解像度が2K+になることで消費電力は抑制できる可能性があります。

またXperia 1Ⅴで見ると表示できるコンテンツは4Kとある意味可変式の表示解像度だった。だからこそ可変式のリフレッシュレートとの相性が悪かった可能性があり非対応だったのかも。

一方で2K+に変更されれば他社のように可変式120Hz表示に対応することのハードルは下がる。そうなれば現行モデルよりディスプレイ周りのチューニングはしやすくなると思うので結果消費電力を抑制することができ電池持ちの改善に加え発熱も抑制できる可能性があります。

特にXperia 1シリーズは120Hzのオプションをオフにすると他社と比較して発熱しやすく電池持ちが悪化しやすいのでハード的にもソフト的にもチューニングがイマイチだったかも。

なのでディスプレイのチューニングが改善されれば現行モデルより大幅に改善する可能性もある。一部噂によるとXperia 5シリーズはカットされると予測されておりだとすればXperia 5の良さをXperia 1シリーズに吸収させる可能性がありその一つは圧倒的な電池持ちの良さです。

そしてもう一つは持ちやすさでSonyは他社の最上位のように6.7インチや6.8インチなどディスプレイを大型化させるのではなく6.5インチと他社よりちょい小さいサイズを選んだのかも。

あくまでも楽観的に考えればXperia 1シリーズとXperia 5シリーズが融合すれば角がまるくなるという感じで結果一般的向け寄りになり安定性の部分が改善するながれになる。

まとめ。

今回はXperia 1Ⅵはそう簡単に安くなると思えないので主観的にまとめてみました。残念なことに円安がひどいのでグローバル企業の製品は為替の影響でどんどん高くなっています。

あとはメーカーが日本市場にどれだけ力を入れているかと余力があるかだと思います。少なくともSonyに余力がそこまであるにように思えないので20万円は覚悟しておいた方がいい。

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