Pixel 8aは4色展開でデザインは十分。あとは価格だけが本当に重要

直近の情報からもGoogleは日本時間の5月14日に開催予定のGoogle I/OでPixel 8aを正式発表すると予測されており発表日が近づいていることも影響しているのかリークも増え気味です。

何より国内においては価格がどうなるのか気になるところで出来るだけ値上げは避けてほしいところで廉価版であることを考えるとこれ以上の値上げは厳しいとも言えます。

今回Android HeadlinesがGoogle Pixel 8aの公式プレス画像とカラバリについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

公式プレス画像が判明。

昨年の10月には有名なリーカーがCADを基に作成したレンダリング画像を公開しており先日にはフェイクの可能性があるとはいえPixel 8aの実機とされている画像がリークしました。

少なくとも事前情報だけでも全体的なデザインを確認できる状態にありましたがプレスもリーク。

少なくともリークしていた壁紙からも3色展開になると予測されていましたが今回の情報だと4色展開になると予測されており一色目として正式名称は不明ですがグリーン系であるミントです。

そして2色目としてはPixel 8 Proで採用されているカラバリに似ていますが青系のベイです。

さらに3色目としてお馴染みのカラバリとなっている黒系のオブシディアンとされており最後に4色目としてPixel Foldなどでも採用されている白系のポーセリンになるとの予測。

現時点で今回判明したカラバリは4色ですが全てがレギュラー色なのかまでは不明です。ただ個人的な推測ではPixel 7aの時に最初にリークしたのは3色でオンライン限定となるコーラルは別途リークしたことを考えると今回は4色同時にリークしたので全部レギュラー色に。

ただ壁紙のリークだけでみれば事前情報ではポーセリンはなかったのでオンライン限定かも。

とはいえオンライン限定色でホワイトはちょっとインパクトに欠けるので可能性が低いかも。基本歴代Pixelで採用されてきたカラバリで新鮮味があるカラバリがないのはちょい寂しいです。

ただ廉価版の開発にそこまでコストをかけると思えないので焼き回しは妥当いう感じです。一方でPixel 8aで新色がないのでPixel 9シリーズのカラバリは見当もつかない感じです。

改めてデザインを確認すると本体右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載といつも通りです。

さらに本体左側面にはSIMトレイを搭載しているためeSIM専用モデルは存在していないかも。サイドフレームはアンテナスリットが入っていることを考えると現行モデルと同じくアルミかも。

また側面から見ると分かりやすいですがフラットディスプレイを継続採用している可能性が高い。本体背面を確認するとサイドフレームと一体化するようなカメラフレームデザインを採用。

またカメラフレームはおそらくアルミでLEDフラッシュが搭載されていることも確認できる。さらにデュアルレンズカメラ構成でカメラバンプ自体はPixel 7aと同じく控えめの可能性大。

フロント部分を確認するとパンチホールデザインに太めのベゼルも踏襲されていることを確認。やはりコストが安いディスプレイを採用しているせいか下部のベゼルが僅かに太めです。

残念なことに今回のプレス画像ではバックパネルがマット仕上げかどうかまでは判断出来ません。先日の実機画像ではマット仕上げに見えましたが今回のプレスでは従来通り光沢仕上げに見える。

何よりカラバリは多くのユーザーが選びやすい感じで個人的にはベイかミントが気になります。手持ちのPixel 8シリーズはブラックを選んだので次はちょっと明るめの色が欲しいという感じ。

一部スペックを確認。

また今回の情報では一部スペックに言及しておりGoogle Tensor G3を搭載する可能性大。これはGoogle Tensorに移行して最初のaシリーズであったPixel 6aの時と同じ流れでベースとなっているフラッグシップと同じSoCを搭載するのでGoogle Tensor G3の可能性。

また直近の情報によると4500mAhのバッテリーを搭載すると予測されおり現行モデルから微増。何よりGoogleがPixel 8aでどのようなチューニングをしてくるかが一番重要になる。

少なくともPixel 8シリーズの時点でトップパフォーマンスを制限することで可能な限り発熱を抑制しつつ電池持ちの改善を優先しているチューニングを採用している印象を受けます。

ただそれでも海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 8シリーズのスコアは12時間以下となっており近年フラッグシップモデルの電池持ちの改善が急激に進んでいる。

だからこそ大きく見劣りする感じで3〜4年前の電池持ちが良かったハイエンドと同程度です。

廉価版を求めるユーザーはパフォーマンスの高さよりも発熱のしにくさや電池持ちの良さなど安定性を重視しているのでPixel 8aではもっときつめの制限をしないと厳しい可能性がある。

なおさら事前情報ではディスプレイサイズこそ一緒ですが120Hzにディスプレイ輝度の強化とディスプレイにおける燃費が悪化することに違いはないので懸念材料しかないという感じです。

またカメラに関しては現行モデルと同じとされておりメインカメラセンサーはIMX787の可能性。そして超広角とインカメラに関してはIMX712を搭載している可能性が高いとの予測です。

フラッグシップに関してはSamsung製のカメラセンサーを採用してコストカットしていますが廉価版やPixel FoldはSony製のセンサーの採用比率が多めなのもちょっと面白いところ。

ハードは変わらなくてもカメラソフトの改善に加えGoogle Tensor G3で画像処理が向上。もちろんハードの壁を越えることは出来ないと思いますがスペックの割にはいい写真が撮れ同価格帯の機種の中でカメラ性能は優秀になる可能性が高くライトユーザーには丁度いいです。

ちなみに海外の有名なYouTuberが行ったアンケートにおいてPixel 7aやPixel 6aなど廉価モデルがGalaxyやiPhoneのフラッグシップモデルを押さえて一位を獲得しています。

少なくとも機種名が分からない状態でどの写真がいいかで選ぶ場合にPixel 7aなどGoogleのチューニングは多くのユーザーにとって綺麗だと思う写真が撮れることが判明に。

なのでPixel 8aのカメラに関してもオタクからすれば寂しいですが必要十分だと思います。何より電池持ちなど安定性をどの程度しっかり仕上げることができるのか気になるところです。

価格が重要。

繰り替えしになりますがPixel 8aはGoogle I/Oで正式発表される可能性が高いですが今年のタイムスケジュールはどんな感じになるのか個人的に昨年と同じは嫌なところ。

Pixel 7aの時は正式発表日と発売日が一緒なのでGoogle Storeなどオンライン組は発売日当日に入手が出来ないとレビューする人間からすればあまり良くない流れでした。

またアクセサリーも合わせて揃えたいとなった時に発表日と発売日が一緒なのは良くないです。ただ鉄は熱いうちに打てといわれますがGoogleはPixel 7aで最大限やってきた感じです。

従来で見れば正式発表から約1週間後に発売されることが多いのでPixel 8aで見れば5月22日の可能性。Pixel 6aの時は中国のロックダウンの影響からも発表から発売まで2ヶ月近くあきましたが現状そんなこともないので遅くても5月中に発売される可能性が高いのかなと思います。

また今回の情報源によるとPixel 8aの価格は$500以下に抑える可能性があると指摘しています。Googleは近年aシリーズでも毎年$50ずつ値上げをしてきた感じですが今年はPixel 9が3モデル構成になることからもラインナップでのバランスをとるために$500以下に抑える可能性。

ちなみに事前情報では$549になると予測されていますが現時点でアメリカ発の価格情報なし。個人的にはPixel 9シリーズで小型のProモデルを追加する可能性が高いことからも全体的に値上げしやすい環境が作られると思っていましたが同サイトによると3モデル構成に。

強化されるからこそPixel 8aは値上げしにくい環境になるとしており逆の発想で面白いです。やはりこれ以上高くなってしまうとアメリカでも廉価モデルと言える価格設定ではないことに。

また国内においても7万円を超えてくると相対的に安いとはいえミドルレンジとは言い難い。10万円以下であれば御の字と考えるべきなんだと思いますが価値観のアップデートが追いつかず。

少しでも価格を頑張ってもらってPixel 8aではさらにシェアを拡大してほしいところです。

まとめ。

今回はPixel 8の公式プレス画像がようやくリークしたので簡単にまとめてみました。デザイン自体はPixel 8がベースとなっており特段新鮮味があるわけではありません。

また廉価版だからこそスペックにあまり期待するべきではないからこそ価格は頑張って欲しい。Pixel 8aの価格をどれだけ頑張れるかでPixel 9シリーズにも影響してくる可能性がある

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