vivo X Fold 3 Pro 開封レビュー。これが折畳式機種頂点の実力

一時期は折畳式機種市場から撤退すると予測されていたvivoですが先日にはvivo X Fold 3シリーズを正式発表。従来と異なりフリップ型を廃止した上でブック型を2モデル展開と他社とは違う動きを見せています。

また標準モデルであるvivo X Fold 3は折畳式機種を使ったことがある人間からすれば薄さに軽さと衝撃的な存在です。そして今回は上位モデルであるvivo X Fold 3 Proの中国版を購入したので開封しつつGalaxy Z Fold 5と比較したいと思います。

開封。

先日にvivo X Fold 3の開封をしたばかりということもあり新鮮味はあまり感じませんが黒を基調とした化粧箱です。

付属品を確認するとUSB-Cケーブル。

次にSIMピンに説明書とお馴染みです。

一方でvivo X Fold 3と違う部分としては最大120Wに対応した電源アダプターが同梱されている。ただ注意点としてvivo X Fold 3 Proは最大100Wの有線充電にしか対応していないです。

そしてありがたいのはケースが同梱されていることで背面とヒンジ部分を保護してくれるタイプ。

ケース自体フレーム部分はクリアケースとなっており比較的軽い上でフィット感もしっかり。

さらに背面部分はレザー基調を採用していることからも付属のケースにしては質感が高めです。また本体のカラバリに合わせてケースの色も合わせてくれているのは個人的に嬉しいところです。

メインディスプレイにしろサブディスプレイにしろスクリーンプロテクターは標準装着されている。ただフィルムを貼り替える場合は指紋センサーとの相性がありメインディスプレイに関してはディスプレイの一部と考えた方がいいので自分で貼り替える場合は補償対象外になる可能性がある。

何よりいいなと思うケースが全然なくて純正ケースも入手出来なかったので同梱のケースを久しぶりに使っていますが個人的には下手なケースを買うよりは満足度が高いかなと思います。

デザインを確認。

次にデザインを確認していきたいと思いますがvivo X Fold 3 Proはホワイトとブラックの2色展開でプレス画像をみる限りブラックがかっこよさそうだったのでブラックを購入しました。

なのでvivo X Fold 3は区別しやすくするためにホワイトを購入した感じで正直どっちもいい。背面にサークル型デザインを採用したカメラを搭載しておりカメラリング部分の光沢感が良い。

少なくともvivo X Fold 2の時と比較すると全体的に高級感が増した感じで所有欲を満たす。

そして本体上部を確認するとマイクにスピーカーグリルにIRブラスターという感じです。

次に本体側面を確認すると開いた場合で見れば左側面部分にミュートボタンを搭載しています。そして開いた時の右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載しておりvivo X Fold 3と異なる部分としては電源ボタンに指紋認証が統合されていないため余計にスッキリ見えます。

最後に本体下部を確認するとUSB-CにSIMトレイにスピーカーグリルにマイクという感です。ボタンの搭載位置などはvivo X Fold 2やvivo X Fold 3と大きな違いはないという感じです。

またサイドフレームはおそらくアルミを採用していますがフラット形状に加えマット仕上げを採用。ホワイトはサイドフレーム部分がシルバーになりますがブラックモデルはブラックなのでより引き締まって見えるの個人的にはめちゃくちゃカッコよく見えて所有欲がハンパないです。

一方でvivo X Fold 3のホワイトの時は気になりませんでしたがブラックだと角度によっては指紋が目立つ感じでこれは暗い色を採用しているから仕方ないのかもしれません。

何より背面の質感やデザインはvivo X100 Proのブラックと非常に似ているという感じです。ただvivo X100 Proほどキラキラしている感じではなく全体的にもっと落ち着いている感じです。

Galaxy Z Fold 5と比較。

そして以前アンケートをとらさせて頂いた結果Galaxy Z Fold 5との比較を見たいとの声が圧倒的に多かったので今回Galaxy Z Fold 5と全体的に気になる部分を比較したいと思います。

まず本体を開いた状態で本体の厚みに大きな違いがありスペックで見れば僅か0.9mmですが実際に比較してみるとスペック以上に厚みの違いを感じてしまうのが正直なところです。

少なくともスペックで見ればvivo X Fold 3 Proの本体サイズは世界トップとは言えないです。

なのでGalaxy Z Fold 5はやはり薄さという部分では大きく他社より遅れている印象です。ちなみにGalaxy Z Fold 6では5.2mmになると予測されているので同じ厚みになるのかも。

そして本体を閉じた状態でみるとスペック上では約2mmですがこちらも大きな差に感じます。Galaxy Z Fold 5は前モデル対比で折りたたんだ時ヒンジ周辺に隙間が出来にくくなった。

ただvivo X Fold 3 Proと比較してみると隙間は目立つという感じでやぼったく見えます。サイドフレームは同じくアルミでマット仕上げを採用していますが本体の厚みが違うだけでも正直デザインの印象はかなりが違ってくる感じでGalaxy Z Fold 6でどこまで改善できるか。

また取り回しに関してGalaxy Z Fold 5は横幅が67mmで片手で持ちやすいですが253gと重いからこそずっしり感がある感じでvivo X Fold 3 Proは横幅が72.55mmと控えめです。

iPhone 15やGalaxy S24など標準モデルの多くは横幅が72mm前後のことが多いため正直vivo X Fold 3 Pro程度の横幅があってもそこまで不便に感じる人はいない可能性も。

世代が違うためやはり重要なのはGalaxy Z Fold 6でどこまで改善しているかになると思う。何よりvivo X Fold 3の方がインパクトが強すぎてvivo X Fold 3 Proは重くて厚いと感じることがありますが他社と比較すると僅か1年で遅れを十分に取り戻したという印象です。

あとサブディスプレイに関してはパンチホールデザインに右側部分のEdgeデザインを採用。メインディスプレイに関してはパンチホール部分が本体右端に移動したくらいで大きな変更なし。

何よりスペックを重視した上位モデルでこのサイズ感にまとめたのはすごいと思います。

メインディスプレイを確認。

次にメインディスプレイから確認していきたいと思いますがディスプレイサイズやアスペクト比は前モデルから大きな変更はなく表示解像度が僅かに改善されましたが正直大きな違いではない。

何より中華系の折畳式機種は8インチ前後の大きさであることが多く正方形に近いアスペクト比を採用。

そしてGalaxy Z Fold 5と比較していくと縦幅がほぼ一緒で横幅に違いあることからも単純にGalaxy Z Fold 5の方がディスプレイサイズが小さく全体的に縦長という印象を受けます。

コンテンツ表示の違い。

まず少年ジャンプアプリで推しの子を表示してみるとvivo X Fold 3 Proの方が横幅が大きいこともあり見開き表示は共通とはいえコンテンツが大きく表示され見やすいです。

めちゃくちゃ差があるわけではありませんが折畳式機種の最大のメリットだからこそ重要です。

そして本体を横向きに表示した上で同様に漫画を表示してみるとほとんど一緒に見えます。結局は本体の縦幅がほとんど一緒のため本体を横向きにした時の大きさはほぼ一緒になります。

ただGalaxy Z Fold 5の方が横幅がスリムであることからも余白部分がより少ないという印象。

次にYouTubeを本体縦向きの状態で表示してみましたがvivo X Fold 3 Proの方が横幅があるので結果コンテンツをはより多く表示されていることを確認でき関連動画に関してもGalaxy Z Fold 5は左右2つずつに対してvivo X Fold 3 Proは3つと検索性にも差がある。

また本体を縦向きにした状態で全画面表示にしてもvivo X Fold 3 Proの方が大きく表示。

そして本体を横向きにした状態だと先ほどと同じく本体の縦幅が一緒のため大きさはほぼ同じ。

ただ本体の横幅はvivo X Fold 3 Proの方があるため関連動画を完全に3つ表示可能です。ディスプレイサイズや本体サイズが違うため仕方ないですがGalaxy Z Fold 5は大画面でよりコンテンツを大きく表示したいのであれば本体を横向きにして使うことがメインになる。

一方でvivo X Fold 3 Proは本体縦向きのままで十分な大きさで楽しめるという感じです。

その他の違い。

そしてリフレッシュレートは同じく可変式120Hz表示に対応しており実際に比較してみると両機種とも十分に滑らかな表示でvivo X Fold 3 Proの8T LTPOの恩恵をあまり感じず。

正直このレベルまでくるとユーザーは体感しにくくあとは電力効率の方が大切になるのかも。そしてディスプレイ輝度に関してvivo X Fold 3 Proはピーク輝度が最大4500nitsでGalaxy Z Fold 5は1750nitsとなっていますが正直そこまでの違いをあまり感じないです。

ちなみに海外サイトのテスト結果を参考にするとGalaxy Z Fold 5は手動調節で789nitsで自動調節の場合は1101nitsとしていることからもvivo X Fold 3 Proもおそらく同程度かも。

前モデルと比較してvivo X Fold 3 Proは底上げされた印象がありますがディスプレイ輝度がもともと明るいというGalaxyと比較すると同程度かちょっと及ばないという印象で少なくともピーク輝度4500nitsに対応しているからめちゃくちゃ明るいということはないです。

サブディスプレイを比較。

次にサブディスプレイを確認していきたいと思いますが個人的には折畳式機種の中でもサブディスプレイがいかに快適に使えるか全体的なユーザビリティに直結すると思っています。

メインディスプレイ以上にスペックが差があると思っておりGalaxy Z Fold 5はかなり縦長。

ちなみにGalaxy Z Fold 5の方が縦長のため一度に表示できる情報量が多いと思いましたが実際に比較してみるとvivo X Fold 3 Proの方が一度に表示出来ている情報量が多いです。

さらに本体の横幅の差があるため結果的にvivo X Fold 3 Proの方が大きく表示されます。

コンテンツ表示の違い。

また先ほどと同じく少年ジャンプアプリで推しの子を表示してみましたがディスプレイサイズやアスペクト比の差からもvivo X Fold 3 Proの方が大きく表示されていることを確認できる。

むしろGalaxy Z Fold 5に関しては一般的なスマホと比較してもちょっと小さく表示される。

また本体を縦向きの状態でYouTubeを再生してみましたがvivo X Fold 3 Proの方が僅かにコンテンツが大きく表示されており関連動画もより確認しやすくなっている印象を受ける。

また全画面表示にした場合もvivo X Fold 3 Proの方が圧倒的に大きく表示されます。少なくともサブディスプレイにおいてメインディスプレイ以上に差がある印象で操作性にしろ視認性にしろvivo X Fold 3 Proの方がより多くのユーザーが満足できる仕様だと思う。

ただvivo X Fold 3 Proのスペックは他社と比較して特段優れているわけではありません。なのでこれはコンセプトの違いもありますがGalaxy Z Fold 5のデメリットという感じです。

その他の違い。

また合わせてリフレッシュレートに関しては同じく可変式の120Hz表示に対応しています。先ほどのメインディスプレイと同様で残像の感じ方や滑らかさにほぼ差がないように感じます。

そしてディスプレイ輝度に関してvivo X Fold 3 Proは最大4500nitsに対応しておりGalaxy Z Fold 5は1750nitsですが屋外でビデオのサンプルを撮影している時だけは明らかにGalaxy Z Fold 5の方が明るく感じましたが写真を撮っている時はほぼ差を感じず。

なので高輝度モード+HDR表示の時はGalaxy Z Fold 5の方が明るいという感じなのかも。ちなみに海外サイトによるとGalaxy Z Fold 5は手動調節で最大735nitsで自動調節は1143nitsとなっていることからもスペックの割にはやはり明るく感じるディスプレイなのかも。

何よりvivo X Fold 3 Proの方がディスプレイ全体で見た時に視認性に優れている印象。Galaxy Z Fold 5は小さいけど薄くて軽いならまだしもという感じですが実際には厚くて重い。

やはり繰り返しになりますがGalaxy Z Foldシリーズはデザインの刷新が急務に感じます。

折畳式機種特有機能を確認。

次に折畳式機種特有の部分を確認していきたいと思いますが一つ目としてはディスプレイの折目です。世代までは不明ですが両機種とも同じくSamsung製ディスプレイ+UTGを採用しています。

購入したばかりの折目が劣化していない製品と比較するのは正直何ともという感じもしますが現時点では明らかにGalaxy Z Fold 5の方が目立つという感じでこれは使っている時に正面から見ても同様という感じで結局はSamsungとvivoでヒンジの技術に大きな差があることに。

また折目部分ですがGalaxy Z Fold 5は完全に凹んでいるのも大きな差だと思う。

そして2つ目としてヒンジですがvivo X Fold 3 Proは炭素を採用したことで耐久性の改善。さらにヒンジの部品自体も減らしたことで軽量化にも大きく貢献しているという感じです。

前モデルの時はフレックスモードを使う時にヒンジがちょっと緩いなという印象を受けました。ただvivo X Fold 3 Proではしっかりと改善されており止めたい角度でしっかり止まる。

Galaxy Z Fold 5はvivo X Fold 3 Proと比較するとしっかり止まる感はかなりありますがその分硬いという感じで個人的にはvivo X Fold 3 Proくらいが丁度よく感じます。

SamsungはGalaxy Z Fold 5でようやく水滴型ヒンジを採用したばかりということもあるのか中華メーカーと比較するとノウハウ不足の印象で結果フレックスモードやディスプレイの折目に差。

次にアプリのアスペクト比ですが両機種とも共通でメインディスプレイは全画面/16:9/4:3のオプションから選択することができ初期設定では基本全画面表示になっている感じです。

そして4つ目としてメインディスプレイからサブディスプレイの連携性でvivo X Fold 3 Proは継続するか継続しないの2択に対してGalaxy Z Fold 5に関しても一括での切り替えが可能に。

さらにアプリごとに設定もすることができるのでより細かいニーズに対応することができます。

最後に5つ目としてフレックスモードですがvivo X Fol 3 Proでは前モデルと大きく異なり多くのアプリが対応したことでユーザビリティが大きく改善しておりGalaxyに迫った感じです。

個人的に見ればAmazon Primeなどに対応してほしかったところですが現状は対応せずの状態。

なのでまだOneUIには及びませんが中華メーカーの中でかなり先行した印象を受けます。

その他タスクバーに関しては共通対応しておりタスクバーの常時表示や一時表示の選択も可能。ただGalaxy Z Fold 5は直近で見たアプリを4つまで表示できますがvivo X Fold 3 Proは最大3つまでと僅かとはいえやはりOneUIの方がしっかり作りこまれている印象を受けます。

何より手持ちのvivo X Fol 3 Proは大陸版のためGMSが標準搭載されていません。なので今後グローバル展開するとなった時にFuntuchOSでどこまで安定させることができるのか。

またAIにも対応していますがGalaxy AIほど分かりやすいというイメージが個人的にはありません。何よりハード部分ではvivo X Fold 3 Proの方が優れていますがソフト面はGalaxyです。

特にOneUIが好きなユーザーにとっていくら進化したとはいえvivoの大陸版は論外だと思う。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますが両機種ともAndroidをベースにした独自UIを採用。ソフト部分に関してはvivo X Fold 3 Proのグローバルモデルが出ればまた確認したいと思う。

アップデートサポート期間に関してvivoの公式ホームページにおいては見つけることが出来ず。ただvivo X100シリーズがメジャーアップデート4回にセキュリティ5年とされているので最新のフラッグシップモデルがそれ以下になるとは考えにくいので最低でも同じかなと思います。

そして仮にそうだとすればGalaxy Z Fold 5と同様の期間を対応していることになります。ただ折畳式機種はメンテナンスが必要なのでメインディスプレイのフィルムなどは使い方次第で1年程度で交換しなければいけない可能性があるのでサポート期間内も余分なコストが発生かも。

容量構成を確認。

そして容量構成を確認するとvivo X Fold 3 Proは上位モデルなので容量構成が限定的です。共通してRAM16GBで最大1TBに対応とストレージオプションという面ではちょっと寂しいかも。

ちなみにvivo X Fold 3 Proは空いたストレージを利用した仮想RAMにも対応しています。今後次第ですがvivoがAIを強化していくとなった時にはRAMに余裕が少しでもあった方が快適。

そして搭載SoCに関してはGalaxy Z Fold 2はSnapdragon 8 Gen 2のオーバークロック版です。一方でvivo X Fold 3 Proは世界で初めてSnapdragon 8 Gen 3を搭載した折畳式機種となっています。

とりあえず発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。

パフォーマンスと発熱。

スコア的に見れば搭載している世代が違うためvivo X Fold 3 Proの方が優秀なのは当たり前。一方で気になる部分としては内部温度で今回のベンチマークを見る限りではGalaxy Z Fold 5は内部温度が上がりやすく3回目には43度とvivo X Fold 3 Proより全体的に高めという感じ。

また計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがvivo X Fold 3 Proは32.1/33.6/36.5度。一方でGalaxy Z Fold 5は35.4/42.1/43.2度と外部温度にも大きな差があります。

おそらくですが本体サイズの違いもありGalaxy Z Fold 5の方が排熱が苦手な可能性がある。実際に持ってみてもそれなり熱いという感じに対してvivo X Fold 3 Proは全然熱くないです。

長時間負荷をかけた作業をしたいとなった時にvivo X Fold 3 Proの方が快適だと思います。ちなみに計測終了後に本体の温度が正常に戻るまでもGalaxy Z Fold 5の方が圧倒的に遅いです。

そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testを実施。安定率で見るとGalaxy Z Fold 5の51.6%はハイエンドモデルの中ではそんなに悪くないです。

ただvivo X Fold 3 ProはSnapdragon 8 Gen 3を搭載していることを考えれば優秀。なんだかんだSnapdragon 8 Gen 2より発熱しやすいと言われている中上手く制御しているかも。

少なくともパフォーマンスの持続性と発熱対策はベンチマークをみる限り大きな差がある印象です。

バッテリー関連を確認。

そしてバッテリー関連ですがvivo X Fold 3 Proは新技術の採用でバッテリー容量が大幅増加。折畳式機種で5700mAhのバッテリーを搭載するのは正直今までなら考えられなかったです。

一方で気になる電池持ちに関してまだゆっくりと触れていないため今後検証が必要ですが現時点で見るとベンチマークやカメラなど負荷をかけた時の電池の減りはかなり速く感じます。

少なくとも最初の印象としては電池持ちがいいというイメージはなく今後様子見をしたいと思う。

ちなみにGalaxy Z Fold 5は折畳式機種の中で電池持ちはそこまで悪くないという感じです。そして充電速度に関しても大きな差があり海外サイトを参考にすると充電開始30分で50%の充電が可能。

そしてフル充電に要した時間は1時間24分とvivo X Fold 3 Proの方が圧倒的だと思います。今後最適化も終了して電池持ちがどの程度に落ち着くのかそこそこ期待しているという感じです。

その他のスペックを確認。

その他イヤホンジャックはなしで防水防塵はIPX8に両機種とも対応しているのでちょっと安心。生体認証に関してはインカメラを利用した2D顔認証に加えGalaxy Z Fold 5は電源ボタンに統合された指紋認証に対してvivo X Fold 3 Proは超音波式画面内指紋センサーを搭載している。

やはり超音波式を採用しているvivo X Fold 3 Proの方がより快適という印象です。次に音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが音量に関してはvivo X Fold 3 Proの方が上ですが音質は相変わらずという印象を受けます。

やはりスピーカーのバランスに関してはGalaxyの方がかなり先を進んでいる印象を受けます。

カメラを確認。

そして最後にカメラですがハード的に見れば大きな差がありvivo X Fold 3 Proは折畳式機種の中でも最大クラスとなる1/1.3インチのセンサーをメインカメラに採用しています。

また望遠に関してはペリスコープ仕様で光学3倍にデジタル100倍ズームに対応した上でテレマクロ。

一方でGalaxy Z Fold 5は光学3倍のデジタル30倍ズームとスペック的に見劣りします。さらにvivo X Fold 3 ProはV3チップを搭載しているので画像処理自体も底上げされています。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはGalaxy Z Fold 5/vivo X Fold 3 Proの順番になっているので予めご了承下さい。

まず気になる部分として同じ条件下だとGalaxy Z Fold 5の方がフレアが発生しやすいことです。

広角で撮影。

最初に接写してみましたがGalaxy Z Fold 5の方がセンサーサイズが小さいこともあり最短撮影距離が短く寄って撮影しやすいです。

何方かと言えばvivo X Fold 3 Proの方が色味が派手に見えます。

桜を接写してみましたがvivo X Fold 3 Proの方がセンサーサイズが大きいこともありボケ感は強めです。

ポートレートで撮影。

ただ面白いのはポートレートになると逆でvivo X Fold 3 Proの方が被写体に寄って撮影しやすくなります。

またフォーカス精度に関してもvivo X Fold 3 Proの方が優秀なことが多いです。

次に2倍で撮影してみましたがvivo X Fold 3 Proの方がより正確に処理していることを確認できます。

2倍だとメインカメラセンサーのクロップと同じですがvivo X Fold 3 Proの方が安定している印象です。

次にvivo X Fold 3 Proで出来るだけ同じ画角になるようにポートレートで撮影してみました。まず最初は24mmで撮影。

次に35mmで撮影してみました。

そして50mmで撮影してみました。

次に85mmで撮影。

最後に100mmで撮影してみましたがどの画角でもそれなりに撮れます。ただ100mmになるとフォーカス精度がちょっと甘くなりがちです。

マクロで撮影。

次に最近vivoが力をいれているテレマクロで撮影してしてみました。超広角を利用したマクロ撮影と比較するとめちゃくちゃ寄れるわけではないですが、ボケ感がしっかり出るので雰囲気がある写真が撮れるのがポイント。

ちなみにマクロ撮影用のアイコンをタップすると「スーパーマクロ」に切り替わり画角も3倍に自動で変わる感じです。

望遠で撮影。

次にズーム撮影を比較していきたいと思いますが最初に1倍で撮影。

次に実質光学となる2倍で撮影。

そして5倍で撮影してみました。

10倍になるとGalaxy Z Fold 5はノイズがかなり多めになった印象です。

次に20倍で撮影してみましたがvivo X Fold 3 Proもちょい怪しめですがGalaxy Z Fold 5はかなり厳し目です。

そしてGalaxy Z Fold 5では最大となる30倍で撮影してみました。

次にvivo X Fold 3 Proで50倍で撮影しましたが限界を超えている感じ。

最後に100倍で撮影してみましたがズームが強い機種と比較すると20倍程度あたりかちょい厳し目という感じでした。ただGalaxy Z Fold 5と比較すれば安定したズーム画像が撮れる感じです。

超広角(低照度)で撮影。

次に手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してみました。

色味はvivo X Fold 3 Proの方が安定している印象です。

広角(低照度)で撮影。

描写力が全然違くGalaxy Z Fold 5は照明の色味に引っ張られこともあります。

Galaxyのカメラは白飛びしにくいですがvivo X Fold 3 Proの方がより抑制されています。その上で全体的に明るく補正されているという印象です。

強い光源があるシーンでもvivo X Fold 3 Proの方が明らかに抑制されていることを確認できます。

望遠(低照度)で撮影。

次に1倍で撮影してみました。

次に2倍で撮影してみました。

最後に3倍で撮影してみましたがvivo X Fold 3 Proの方がノイズが抑制されている印象です。何よりvivo X Fold 3 Proの方がナイトモードでは圧倒的に優れている印象を受けます。

まとめ。

今回はvivo X Fold 3 Proを購入したので開封レビューをしつつGalaxy Z Fold 5と比較レビューをしてみましたがハード重視かソフト重視で大きく評価が分かれるところだと思う。

何よりソフト重視の人にとって大陸版なんて使ったら発狂するだけかなと思っちゃいます。

今回もまめこさんのところで購入しており自分が購入した時は約28万円と初期ロットはお高めです。ただ現状世界最強クラスの折畳式機種を使えるのがすごく嬉しくこれからじっくり使いたいと思う。

また後日vivo X Fold 3と結局どちらがいいのか別記事にまとめてみたいと思います。あとは噂されている通りグローバルモデルが出るのであれば迷わず購入すると思います。

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