デザインにAI良し。ただPixel 8aの電池持ちだけは本当に不安

GoogleはGoogle I/O 2024を日本時間の5月15日開催することを明らかにしておりおそらくですがAndroid15やGeminiなどソフト関連を中心に発表しつつ新製品としてGoogle Pixel 8aやNest関連を正式発表する可能性があると予測されています。

今回海外の有名なリーカーがGoogle Pixel 8aの一部スペックに言及しているので簡単にまとめたいと思います。

Google自らリーク?

昨年の10月にはデザインでお馴染みのリーカーがCADを元に作成したレンダリング画像を公開。さらに今年の1月頃だったと思いますがベトナム発の情報として化粧箱がリークしました。

ただ今回Google Fi Wirelessの広告においてGoogle自らPixel 8aのデザインをリーク。今回判明した広告からもPixel 8aと思われる2色の機種を確認することができPixel 8のように角が丸みを帯びたデザインを採用しておりデュアルレンズカメラ構成であることも確認できる。

少なくともPixel 7aとは異なるデザインでトリプルレンズを搭載したPixel 8 Proとも違う。なのでPixel 8の可能性も出てきますがPixel 8はLEDフラッシュとカメラ部分の間にマイクを搭載していますが今回の広告では確認出来ないためPixel 8aの可能性があります。

ちなみに以前リークした壁紙からもPixel 8aはグリーン/ブルー/ブラックの3色展開の可能性。先日リークした化粧箱ではブラックで今回の広告ではブルーを確認できますがもう一色は自分の目だとグリーンという感じではなく非常に淡い色合いでライムに近い印象を受けます。

少なくともこれで壁紙のリーク通りの3色がリークしたことになり個人的にはブルーが気になる。また広告をみる限りではPixel 8やPixel 7aと同じくサイドフレームにカメラフレーム部分はアルミ+マット仕上げを採用しているように見えバックパネルはおそらく光沢仕上げだと思う。

現時点でバックパネルはコストカットのためにプラスチック+Gorilla Galassなのか不明。ただ耐久性の部分に違いがあっても質感という面ではPixel 7aから大きく変わらずの可能性。

ぱっと見では分からないかもですがバックパネルにガラスを採用しているPixel 8の方が高級感があるかもしれませんが廉価版であるPixel 8aに個人的にはそこまで求めていないです。

またカメラバンプも搭載しているセンサーが小さいことも影響しているのかほぼ目立たずです。何より今回の広告のリークでよりデザインをイメージしやすくなった感じでブルーに関してはマット仕上げを採用しているPixel 8 Proと結構雰囲気が違う可能性があるので興味深いところ。

Pixel 8がちょっと地味目の色合いだったのでPixel 8aのカラバリの方が人気が出る可能性も。

一部スペックが判明?

そして今回海外のリーカーがPixel 8aの一部スペックに言及しているので確認したいと思います。ただ注意点として今回の情報源のリーカーはそこそこリークをはずすので鵜呑みにするのは危険。

その上で気になる部分を確認していくと初めてバッテリー容量に言及しており4500mAhとの予測。現行モデルは4385mAhなので微増という感じでPixel 8は4575mAhなので僅かに少ない。

ちなみに以前未発表のPixelが認証を通過しておりこの時は4900mAhのバッテリーを搭載。この未発表のPixelがPixel 8aなのか今回の情報が正しいのか不明ですが今回の情報通りならバッテリー容量はほとんど変わらずなので電池持ちの改善にはあまり期待出来ない状況です。

今回の情報でもGoogle Tensor G3を搭載すると予測していますが事前情報通りであればPixel 8aが搭載するGoogle Tensor G3は廉価なパッケージング技術を採用との予測。

これはPixel 7aの時と同じ流れで廉価なパッケージング技術を採用することでコストは下がる。ただSoC自体の厚みがますことで発熱しやすくなり電力効率も悪化するのがデメリットです。

現にPixel 7aはアップデートである程度落ち着いた印象ですが同価格帯の中で見れば発熱もしやすく電池持ちが悪いとなっておりPixel 8aもあまり期待出来ない状況になる。

またPixel 8は前モデル対比でディスプレイ輝度の大幅強化に加え120Hz表示に対応しました。

さらに電力効率が改善したGoogle Tensor G3に微増のバッテリーを搭載しましたが結果的に電池持ちが悪化しておりPixel 8aもディスプレイ輝度の改善に120Hz表示とPixel 8の時の進化点とほぼ同じでPixel 8と同様に前モデル対比で電池持ちが悪化する可能性。

またPixel 7aの電池持ちはかなり不安定なのでPixel 8aでこれ以上悪化したらやばいかも。

Google Tensor G3はSnapdragon 8 Gen 3などと比較すると大きく見劣りしますがミドルレンジモデル向けのSoCの中ではパフォーマンスも高めでAIなどにも対応しやすいです。

なのでパフォーマンスが高い分消費電力も増えやすいので電池持ちが悪くなるのも仕方ないかも。ただ残念なことにGoogle Tensorに移行してからのPixelの電池持ちはかなり不安定です。

その中でPixel 7aは特にひどかったのでPixel 8aはある程度頑張って貰わらないと困ります。少なくともライトユーザーをターゲットにしている機種だからこそ電池持ちはより重要になります。

一方で充電速度は有線の場合現行モデルは18Wですが今回の情報では27Wに強化との予測。むしろバッテリー容量を考えるとPixel 8より速い可能性があり1時間半くらいでフル充電可能かも。

ワイヤレス充電はおそらく継続だと思いますが現行モデルは7.5Wとちょっと遅すぎという感じ。Pixel Standを使った時限定でもいいのでせめて15W程度に強化してくれればありがたいところ。

その他ストレージは地域によると思いますが128/256GBの2択になる可能性があるとの予測です。

価格は意外と控えめに?

またカメラを確認すると直近の情報と一致しており64MPのメインカメラに13MPの超広角カメラ。現行モデルと同じでメインカメラは1/1.7インチのIMX787に超広角はIMX712の可能性あり。

現時点での情報ではPixel 8のように超広角を利用したマクロ撮影に対応するのか不明です。少なくともハード面で進化がないと予測されているのでAIを除いた何か新機能は欲しいところです。

ただ一方でGoogle Tensor G3を搭載していることからも音声消しゴムマジックやベストテイクとPixel 8シリーズが搭載しているAIの一部新機能に対応する可能性がありますが詳細は不明です。

結局AIは本体のスペックに依存する部分が多くSamsungもGalaxy AIはGalaxy Aシリーズに現時点で対応させておらず実質型落ちのハイエンド扱いのGalaxy S23 FEがギリギリ対応。

Pixel 8aはGoogle Tensor G3を搭載していることからもAIに対応させやすいのはメリット。ただライトユーザーがそこまでAIに興味を持つのか気になるところで正直何ともという感じ。

そして今回の情報では価格に言及しており$500から$550の間になる可能性があると指摘しています。基本Googleは語尾の数字に9を採用することが多いので$529や$549あたりが有力なのかも。

ちなみに現時点におけるGoogle StoreのPixel 7aの価格でレートを計算すると1ドル=139円。これで計算すると6万9500円から7万6450円の間に収まることになりますがPixel 8の為替は1ドル=161円なので8万500円から8万8550円の間に収まる可能性があるレート次第では高いです。

改めて確認するとPixel 6の国内発売時の為替レートが1ドル=125円という感じでPixel 7aで採用されましたが実際の為替と乖離しすぎた影響もあるのか1ドル=139円になりました。

これはPixel 7の発売当時の為替レートという感じでGoogleとしては前の世代の無印の為替をAシリーズに採用するという流れにしたかったのであればPixel 8aはPixel 7と同程度になる。

つまり1ドル=139円程度になり先ほどの話と重複しますが7万円前後くらいで買えるのかも。あとは実際に価格がどうなるか次第で事前情報通りアメリカでの価格が$549になるのであれば約7万6000円と今の円安を考えれば特段安くも高くもないという価格設定になるのかも。

ただGoogleは4月14日までPixel 7aを5万4800円に値下げしており価格だけでみれば先日より発売されたNothing Phone (2a)の価格を意識しているようにも見えてしまいます。

さすがにPixel 7aの6万9200円より安くすることはないかなとおもっていますが値上げもしにくい。となるとやはり7万円前後になりキャリアモデルはもうちょっと高いとイメージするのがいいと思う。

ただauやSoftBankに関しては最初から叩き売りに近い価格設定にして勝負してくると思います。何より廉価モデルであることを考えるとこれ以上の高価格は厳しいので頑張ってほしいところです。

まとめ

今回はGoogle自らデザインをリークしたことに加えリーカーが一部スペックに言及していたのでまとめてみましたが本当に価格次第でPixel 8aまで高くなるとかなりの逆風になる可能性も。

高価格化してもハードの品質やソフトの安定性も改善しているならユーザーの文句も減る。ただ現状だとそうとは言えないので価格はまだ頑張ってほしい段階にあるかなと思っています。

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