先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。今回未発表のXperiaが認証を通過したので今年のXperiaのラインナップと合わせてまとめてみたいと思います。
FCCの認証を通過。
2021年はSonyにとっても冒険だったのか半導体不足の中でXperia PROにXperia PRO-Iを発売。そしてXperia 1ⅢにXperia 5ⅢにXperia 10Ⅲに日本限定のXperia Ace IIと合計6機種。
一方で2023年で見るとXperia 1Ⅴ/Xperia 5Ⅴ/Xperia 10Ⅴの3機種とかなり限定的に。そして今回の情報によると未発表のXperiaが2024年3月1日付でFCCの認証を通過したことが判明。
登録名称に型番が採用されていないですがカテゴリーがPhoneであることからXperiaは確定。また無線LAN規格において最新のaxに対応していないことやワイヤレス充電の記載がない。
このことからも認証を通過したXperiaは少なくともハイエンドモデルではない可能性が高い。さらにFCCで認証を通過させる場合基本アメリカ国内で使える周波数でしか認証をしないです。
一方で情報源によると今回の認証情報から対応周波数があまりにも限定されていることからおそらくグローバルで発表されるモデルではなく日本向けのモデルの可能性が高いと指摘。
Xperia 10シリーズはアメリカなどで発売されていませんがアジアやヨーロッパの一部地域で発売されていることからも対応バンドがもっと広くてもおかしくない感じになります。
なのであくまでも推測になりますが今回認証を通過したのはXperia Ace Ⅳの可能性がある。Sonyはキャリアの要望に応えることができなかったのがSony自ら拒否したのか不明ですが2022年に発売したXperia Ace Ⅲを最後にエントリーモデルを出すのをやめています。
一時期Xperia AceⅣはグローバル市場で展開されるとかアスペクト比21:9を採用することで他のXperiaとデザインが共通化されると噂されていましたが実際に発表されていないです。
また今回の認証情報を見るみと国内向けのエントリーモデルの可能性がありますが必ずしもXperia Aceシリーズの最新機種として登場するかも不明で現時点では有力な情報がありません。
ただ一つ言えることとしてようやくSonyが今年のXperiaの正式発表に向けて準備を進めている。いまだにXperia Ace Ⅲが売れているみたいなので低価格の機種かつSony製となれば高齢者の方に人気があるのかもしれませんがメーカーとしては薄利多売の可能性があり旨みなし。
初代Xperia AceからXperia Ace IIの間も地味に空いたことからも出さないとは言い切れず。何より今年は安いXperiaが欲しい人にとっては待望の年になる可能性が出てきたことになります。
まずは上半期に注目。
過去にBluetooth関連かワイヤレス関連の認証情報からDimensityを搭載したXperiaが認証を通過していたことが判明していましたが今だ正式発表されておらずどうなったか不明です。
少なくともこの時認証を通過したXperiaはDimensity8000シリーズもしくはDimensity9000シリーズを搭載している可能性があったのでミドルレンジ以上のモデルに。
なので今回FCCの認証を通過したXperiaはDimensity搭載Xperiaとは違う機種になります。現時点でFCCの認証情報から未発表のXperiaに関する存在がほとんど明らかになっていません。
一方でこの記事を公開する時にどうなっているのか不明ですがいつもXperiaのデザインを¥リークするリーカーがXperia 1Ⅵのデザインに興味があるかとアンケートをとっていました。
Good Morning #FutureSquad! I’m wondering how many of you would like me to leak the Sony Xperia 1 VI…
— Steve H.McFly (@OnLeaks) March 2, 2024
なので単純に考えればリーカーはXperia 1ⅥのCADをすでに入手している可能性があります。そうなるとほぼ例年通りの動きという感じで5月もしくは6月頃の正式発表になるのかも。
以前今年の新型Xperiaは全て下半期に発表されるとの噂がありましたがリーカーがデザインをリークするための準備を進めていることを考えると上半期の可能性が高いと思います。
そうなってきた時に今回FCCの認証を通過したXperiaも上半期に発表される可能性があります。
ちなみにリーカーは過去にXperia ACEシリーズのデザインもリークしたことがあります。そのため存在が明らかになったXperiaのデザインも今後合わせてリークしてくれる可能性がある。
例年通りであればSonyはプレミアムモデルとなるXperia 1Ⅵとミドルレンジモデルである。Xperia 10Ⅵを正式発表する可能性があり上半期は日本市場で見ると合計で3機種展開に。
そして下半期にXperia 5Ⅵを正式発表して年間で4機種展開とイメージするのがいいのかも。現時点で情報がないため何ともですがXperia PROシリーズは2021年以降動きがないです。
今年新型を出すことがなければXperia PROシリーズは終了したと考えた方がいいのかも。結局岸田体制の元で始まったXperia PROシリーズですが思っていたより開発が難航に。
そのせいもあるのか肝心の岸田さんがやめたこともあり現行体制に移行して中止になった可能性も。少なくとも先日にSonyはAndroidを搭載したトランスミッションを正式発表したことからもXperia PROの後継機種が出てくる可能性は低くXperia PRO-Iの可能性があるかどうかです。
個人的にはLYT-900を搭載した後継機種が出て欲しいように感じますが価格が30万円を超えそう。価格を考えるとXperia PROシリーズはコンセプトに一致していますがニーズが限定されすぎ。
発熱対策が重要。
またXperia 1Ⅵに関しても噂があれど確度が高い情報は全然出てきていない状況です。一つだけ言えるとすれば搭載SoCは間違いなくSnapdragon 8 Gen 3を搭載している可能性。
一方で気になる部分としては発熱対策で今年もある程度安定させることができるのか。
あくまでも海外サイトが指摘しているだけですがGalaxy S24 Ultraでベイパーチャンバーが一気に大型化した理由はパフォーマンスの持続性を改善されるためではなくSnapdragon 8 Gen 3の発熱を上手く排熱させるためだとしており保守的な強化ともいえます。
少なくともSnapdragon 8 Gen 2よりSoC自体が発熱しやすくなっている可能性があります。このことを考えるとXperia 1Ⅵも発熱対策をより強化する必要が出てくると思います。
ちなみにネットではベイパーチャンバーを搭載していれば絶対大丈夫みたいな意見が多い。ただこの声に対してSonyは否定的でベイパーチャンバーの排熱効率は本体の内部デザインによる。
少なくともXperia 1Ⅴでは中途半端にベイパーチャンバーを搭載するよりも従来のグラファイトシートを強化する方が放熱性能が優れるとベイパーチャンバーはスキップされた。
ただXperia 1Ⅴの分解画像からもペイパーチャンバーの搭載を計画していたことを確認できる。何より現状のデザインでは内部スペースに余裕があるように見えず発熱対策をどうするのか。
またSoC自体が発熱しやすいとなれば消費電力も増えやすくなるので電池持ちとのバランスも重要。中華メーカーでみるとXiaomi 14 Ultraやvivo X100 Proなどは最新技術を採用したバッテリーを搭載することで従来と同サイズでありながらもバッテリー容量が増加しています。
なので今までは5000mAhがある意味アッパーみたくなっていたのが今や5000mAHは普通な感じ。もちろんチューニング次第ですがバッテリー容量を増加させなかったOppo Find X7 Ultraの電池持ちは他社の機種と比較するとイマイチという印象でSonyが増量してくるのか気になる。
少なくとも昨年のXperiaを見る限りXperia 10ⅤにしろXperia 5Ⅴにしろ電池持ちを意識。両機種とも電池持ちは化け物クラスとなっておりXperia 1Ⅴも前モデル対比では改善。
最近の流れをみる限りXperia 1Ⅵでも改善をしてくるのではないかなと思っています。その時に発熱処理と電池持ちは非常に密接していると思うのでSonyがどう対処するのか。
またどのメーカーもAIを意識しておりGoogleが先行している中でGalaxyが一気に強化。今後AIが主軸になる可能性がある中でSonyはXperiaにどのような機能を追加するのか。
少なくともXperiaだけのためにAI機能を強化するのは厳しいと思うのでGoogleのクラウドサービスやGemini Proを使ってオンラインがメインのAI機能を追加すると可能性。
とはいえそれでもコストが嵩むことに違いはないですが強化しないわけにもいかない感じです。カメラに関しては現状有力な情報がないですがXperia 1Ⅴでは全画角でのバースト撮影やカメラソフトの底上げにメインカメラの刷新などソフトもハードもようやく揃った印象。
なので今年はどのような進化をさせてくるのか非常に楽しみですが予測するのは難しいです。
まとめ
今回は未発表のXperiaが認証を通過したことが判明したので簡単にまとめてみました。コンセプト的に今のXperiaはめちゃくちゃ好きなので今年も継続してほしいように感じます。
少なくともユーザーに媚びて価格を変に意識して中途半端にならないことに期待です。
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