国内においては前モデルが安すぎたのか高価格化して批判されているGoogle Pixel 8 Proですが以前よりターゲット層が分かりやすく、さらにGoogleの拘りも明確になっています。
詳細は「使ってみて分かった。Pixel 8とPixel 8 Pro。どちらを買うべきか」をご参照下さい。また先日には12月のFeature Dropが配信を開始しており、これでようやくPixel 8 Proがスタートラインに立てたという感じです。
詳細は「まさに神アプデ。Pixel 8 Proが12月のアプデでゲームにカメラを強化」をご参照下さい。さて今回は現時点で判明しているリーク情報を基にGoogle Pixel 8aのスペックやデザインについてざっくりとまとめたいと思います。
デザインを確認。
以前今後のGoogleのタイムスケジュールがリークした時はPixel 8aが出ない可能性があると予測されていましたが直近の情報を見る限り今年はスキップされる可能性は低いかなと思います。
まずデザインを確認していきたいと思いますがすでにCADを元に作成されたレンダリング画像が公開されており本体サイズは152.1×72.6×8.9mmと現行モデルとほぼ一緒のサイズ感です。
多くのAndroidメーカーでみるとフラッグシップの無印より廉価モデルの方がサイズがでかい。ただPixelの場合は近年で見ると廉価モデルの方が小さいという感じでしたがPixel 8aでは逆転。
ちなみにPixel 8の本体サイズは150.5×70.8×8.9mmなので一回りいかないくらい小さいです。これで他のメーカーと同じ流れになった感じでPixel 8aが小型化しなかったのは妥当な流れです。
また名称からもそうですがPixel 8aはPixel 8の廉価モデルなのでデザインも踏襲されます。Pixel 8シリーズでは四隅が丸みを帯びたデザインを採用されましたがPixel 8aも同様の流れ。
違いとしては搭載しているカメラセンサーが小さいためカメラバンプがあまり目立たないです。さらにおそらくですが採用しているディスプレイのコストが低いため特に下部のベゼルが太いです。
現時点でPixel 8aの重さは不明ですがPixel 7aとサイズ感が一緒なのでおそらく190g前後。おそらく取り回しのしやすさなどもPixel 7aからほとんど変わらないと思うのでちょい重めです。
バックパネルはコストカットのためにガラスではなく従来と同じくプラスチックが採用かも。そしてその表面をGorilla Glass 3でコーティングとある意味伝統的な流れを踏襲するかも。
またPixel 8aのものとされている壁紙もリークしており一つ目はタイトナイトでコードネームはエメラルドで2つ目はバライトでコードネームはスカイで3つ目はヘマタイトでコードネームはリコリスの3色でリコリスはPixel 8シリーズで採用されているブラック系のカラバリです。
そしてスカイはPixel 8 Proで採用されている青系の色で新色としてグリーンが追加に。なのでPixel 8aはグリーン/ブルー/ブラックの3色展開でおそらく光沢仕上げを採用する可能性。
壁紙から色の系統が分かっても本体の色味までは分かりませんがグリーンが個人的に気になる。またグリーンは一つの可能性としてPixel 9シリーズでも採用されてくる可能性があります。
何よりPixel 8aは現行モデル対比で全体的に丸みを帯びてカラバリの変更くらいのイメージです。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認していくとディスプレイサイズは6.1インチであることが判明しています。Pixel 8の方が本体サイズが小さいけどディスプレイサイズが6.2インチであることを考えるとPixel 8aはそれだけベゼルが太いと考えると非常に分かりやすく表示解像度はFHD+の可能性。
また現時点でリークはありませんがリフレッシュレートは90Hz表示を踏襲すると思います。Pixel 8でようやく120Hzに強化して差別化したことを考えるとPixel 8aは現状維持の可能性。
これで120Hzに強化してしまうとまたPixel 8との差別化が上手く機能しない流れになる可能性。またPixel 8aで採用されているディスプレイの詳細が不明ですがデザインを見ればコストは安い。
そのためPixel 8のようにActua Dsiplayを採用する可能性は低くディスプレイ輝度は改善されることはあってもでPixel 8のようにピーク輝度で最大2000nitsに対応しない可能性。
ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 7aは手動調節で500nits弱で自動調節で1070nitsです。同価格帯の機種でみると自動調節の場合はそこそこ明るい感じでGalaxy S23など各社の無印と比較するとちょい暗めという感じなので現時点でもそこまで劣っている感じではありません。
ただPixel 7 Proの時のようにHDR表示で1000nitsでピーク輝度で1500nitsになればユーザーの印象も変わると思いますが燃費が悪い安いディスプレイを使っていることを考えるとディスプレイ輝度を強化するのは電池持ちとのバランスを考えるとちょっと危険という感じです。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックを確認していくとアップデートサポート期間は最大で7年に対応する可能性。ちなみに7年はセキュリティだけではなくメジャーも一緒でPixel 8と揃える可能性が高いです。
おそらくですがセキュリティチップはTitan M2を継続採用で劇的に改善するとは思えないです。またアップデートサポート期間が拡張されれば修理用コンポーネントの提供も7年になる可能性。
次に今年の5月に正式発表されるのであればAndroid14を標準搭載している可能性が高いです。そして容量構成はおそらく現行モデルから変わらずでRAM8GBでROMは128/256GBになるかも。
ただストレージオプションは地域限定で国内では現行モデルと同じく128GBのみの可能性。またPixel 8シリーズが採用していないことを考えるとUFS3.1を継続で採用する可能性あり。
そして搭載SoCはPixel 8シリーズと同じくGoogle Tensor G3を搭載する可能性が高いです。Pixel 8シリーズをみる限りではGoogle Tensor G2よりきつめのスロットルダウンが採用。
そのため前モデル対比で発熱はしにくくも前モデルよりパフォーマンスは底上げされた印象です。12月のFeature DropでGPUドライバーが更新されたことでベンチマークは120万点弱に改善。
ただメインコアに同じCortex-X3を採用しているSnapdragon 8 Gen 2が150万点を超えてくることを考えるとベンチマークで見れば物足りなくPixel 8aもおそらく同じ流れです。
ミドルレンジとしてみれば120万点近くのスコアが出るのであれば見劣りはしないなと思う。2024年のミドルレンジはSnapdragon695からようやく抜け出してSnapdragon 6 Gen 1を¥採用する機種が増えそうなのでベンチマークで見れば2倍近くの差がまだあるという感じです。
ただ現行モデルの電池持ちがかなり悪いのでどこまで改善できるかが非常に重要になる。Pixel 6aの時はまだマシでパフォーマンスの持続性はPixel 6シリーズ対比で良かった。
ただPixel 7aでみるとPixel 7シリーズ対比で電池持ちが悪く発熱もしやすい印象です。その理由としてPixel 7aが搭載しているGoogle Tensor G2のみ廉価なパッケージングが採用。
そのデメリットがもろに出たとされていますがGoogle Tensor G3ではどうなるか現時点で不明。ターゲット層を考えると電池持ちがかなり厳しいので出来るだけ改善してくるとは思います。
そしてPixel 8シリーズでみるとバッテリー容量は前モデル対比で増加傾向なので期待。Pixel 7aは4385mAhなので4500mAh以上のバッテリーを搭載してしっかり底上げしてほしい。
バッテリー容量が増えれば充電速度も改善される可能性がありますが18Wのままでおかしくない。そしてワイヤレス充電に対応することに違いはないと思いますが7.5W以上に強化されるか不明です。
おそらくIP67でステレオスピーカーはPixel 8と同様にそれなりに改善される可能性もある。何より安定性の部分をしっかり改善できるかが重要である一方でハイパフォーマンスには期待できず。
カメラを確認。
最後にカメラですがPixel 7aで刷新されたばかりであることを考えると変更は期待できず。ただPixel 8でマクロ撮影に対応したことを考えるとPixel 8aもマクロ撮影に対応する可能性も。
メインカメラセンサー自体はおそらく変更がないと思うので現行モデルが対応していない。
シネマティックモードなどは非対応のままの可能性が高くAI関連に関して音声消しゴムマジックや編集マジックには対応する可能性がありますがPixel 8が対応していない消しゴムマジックの改善や50MPの高画素モードやマニュアル撮影などは差別化のために対応しないと思います。
そして動画ブーストに関しても最低条件としてGoogle Tensor G3が必要みたいですが現状ではPixel 8ですら対応していないことを考えるとPixel 8aが発売と同時に対応する可能性は低い。
ただ今後サーバーの問題が改善すればPixel 8と同様に対応する可能性がないわけではないです。あとはインカメラがより強化されて顔認証のセキュリティが強化されるのであればPixel 8と同様に支払い時の認証方法として使うことが可能になるかもしれませんが現時点で詳細は不明です。
カメラに関してハードの進化があるとすればマクロ撮影くらいであとはAI関連の強化くらいかも。最後に価格に関してアメリカでは$499とミドルレンジとしてはギリギリの価格設定です。
このことを考えると値上げをするべきではありませんがPixel 8が値上げされたことからもPixel 7aと価格差が開いたことからもPixel 8aで値上げの余地ができたと捉えることもできる。
国内では円安がひどいので最低でも6万7000円で7万円オーバーは覚悟しておいた方がいいです。となればキャリアモデルは8万円を超えてきてもおかしくない流れという感じです。
まとめ。
今回は現時点で判明しているPixel 8aの情報をざっくりとまとめてみましたがPixel 7aが一気に進化しすぎたこともあるのでPixel 8aはちょっとおとなしめになるかもしれません。
あとは価格が重要でPixel 8が10万円を超えたからこそ10万円以内に上手く抑えてほしいです。
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